田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

お詫びの仕事

2007-06-14 18:39:20 | Weblog
年金年金年金。
最近はこればっかり。
何百台の電話の前に座ってるのは、結局は臨時雇いの派遣とかバイトとかなんだろう。

場所だって社会保険庁内とは限らない。どこかのコールセンターとか。
何時間かの研修を受けただけで、さも社会保険庁の職員であるかのごとく、対処しなければならないんだろうな。電話をかける人達は、本来責任のない相手に向かって怒りや不満や不安をぶつけ、電話を受ける方は、仕事として謝り続けてるんだろう。
正しく年金がコンピューターに入力されている人はまだいいだろうが、そうでない場合、かける方も受ける方も気の毒な話だ。
電話は顔が見えないから、そりゃあもう、かける方の遠慮のなさったらないから、悪態の限りをつくしたり、電話仕事を経験した身としては、ぞっとするような事態が展開しているだろうことが容易に想像がつく。
しかもかかりにくい電話が、やっとかかった直後… かかりにくい事に怒りをぶつけられ、ズサンな管理に文句を言われ、、
うわぁ~、嫌!

それもこれも、全部税金が使われてんのよ。

私も調べたいんだけどね、色々あやしいから。
どんなに面倒で時間がかかっても、社会保険庁に出向こうと思う。
何事も‘足’とか‘身体’を使った方が確実だと思うんだ。家で楽してやろうとしない方が、、
まぁ、24回とか28回に1回しかかからない電話ってのは、楽とは言えないでしょうが。


逆と50

2007-06-12 02:47:09 | Weblog
久々に聴いたカワカミアラタ。

なかなか会えないので、こっちから会いに行きましたが、イケてる新曲に出会えてとっても満足。
短くて物足りない。やっぱりトリで聴きたいや。

遠藤ミチロウとタイバンした時、ミチロウさんのバキュームボイスを聴いて`逆’という発想が浮かんだとか。熱唱!
またパソコン上のお友達(?笑)がアピアのオーディションに受かったんだそうだが、その方、50才でらっしゃるんだそうです。その方に捧げる曲。

今回もやっていたけど、有名詩人の詩に曲を付けるのもいいんだけどね。
私としてはオリジナルの詩で聴きたいと思っていたから、行った甲斐がありました。

やっぱりアラちゃん、かっこいいや!
外国の方にも`cool!’って褒められるそうです。
だから頼むから、ぎっくり腰とかやらないでちょうだいよ。

最初に出た女の子もハジけていたようだ。見れずに残念。
浅井永久さんはギター、島田篤さんはピアノで、自分の音を多重にして演奏していた。
なんて言うんだ、あれ?ろみさんんもやってるヤツ…
浅井さんは映像とのコラボレーションをやっていて、これはこれでとても面白いライブだった。途中からしかみれなかったけど。
島田さんは前回聴いた時よりリラックスしていたのか、声も良く伸びて聴き心地が良かった。自分の声の多重コーラスが羨ましいのなんのって!


ただね。
面白かったことは本当なんだけど。
なんていうのか、ライブにおける精神性が伝わらないというのか、感動が感じられないと言うのか。
難しいことを考えずに楽しめばいいのかもしれないが、ちょっとそんな余計な思いがよぎったな。
そういった意味でも、自力で汗をかいていたアラちゃんに、この日は軍配を揚げてしまうのであった。

来月は私のライブが12日なのだが、アラちゃんは13日、しかも金曜日、なおかつ、松浦キノコとのタイバン。
灼熱地獄間違い無しの自分のライブの翌日に過酷であるが、こんな面白そうなライブは這ってでも参戦せねばならないわ!



しぃ~しぃ~

2007-06-11 12:15:11 | Weblog
tatsuちゃんのライブに行った。
川上龍一 with 市川James洋二というユニット。
今度3人でユニットを組みたいから、聴きに来ない?との巧妙なお誘い(ご本人いわく)に、まんまと乗って国分寺まで出掛けた。

多摩には長く住んでいるが、国分寺に降り立ったのは始めて。なかなか美味しそうな店が並んでいた。
話は一気に飛んで、打ち上げらしきもので始めて入った‘サイゼリア’というファミレスがあまりに安いので、大感動!
話を元に戻して、市川洋二さんという方は、ストリートスライダーズというバンドの、大変立派なベーシストであるそうだ。洋二さんのHPをのぞいたら、鈴木穣さんとライブをやったこともあるらしい。
ふーん、これまた始めて知った。
私、音楽知らないのよねぇ。

で、ライブはどうだったかというと。
5組出てtatsuちゃん達がトップだったんだけど、なぁ~に?年の順?て感じで出演者が若くなっていった。さすがにラストはベテランぽかったが…
で、終わってみればtatsuちゃん達が一番爽やかだったのだ。なにしろ後4組は全部どんぱちロックバンドで、耳が変になった。秋の夜更けに耳を済ますと、虫の声が‘しぃ~、しぃ~’て聞こえるでしょ?あんな感じ… ってウチの方だけか?
4組目に出た男の子達が良かったな。年の頃は伴理くらいで、伴理によく似たドラムの子がすごくはじけてた。Vo.の子は、その日子供を連れてtatsuちゃんを見に来ていた田村クンの若い頃みたいでさ。
田村クンの1才半になる息子は、赤ちゃんのくせにいやに足が長く、BGMに乗せてリズム良く踊っていた。
教育してるね!(笑)

で、年内くらいにtatsuちゃんのプロデュースで、なにやらやるらしい。
前向きな事は何でもやりますとも!

6月6日アピア

2007-06-08 12:19:50 | Weblog
れいや

何だかリハから元気ないなぁと思っていたが、三日前に友達を亡くしたんだそうだ。
そういうこともあってか、歌を抱き締めるように歌っていて、染み入るようだった。
私が終わった時、「ねーさんの聴いて元気でました」と言ってくれた。
よかった。
遺された者は生きるのみ。



和美

職場で嫌な思いをしたらしく、それを全力でぶつけてきていて、そりゃあハジケまくっていた。
今まで見た和美ちゃんの中で一番よかったかも。
打ち上げでもマスターに「本気だった」と褒められていた。
本番の和美ちゃんを見て、職場で難有りの私は、負けるもんかと気合いが入ったのだった。
打ち上げで、皆が帰った後も二人で話した。
話の内容的には全くかみ合わないにもかかわらず、お互いに深く理解しあう私達なのであった。



てらし優一郎

この人のリハを見て、あぁ私の居場所はここ!と思ったのだ。
何というのか、この風景というのか、マイクに対する向かい方というのか。
そして彼から流れる馴染みの歌。
「何十年も夢の中」
そうだな。ステージは見る方もやる方も夢みたいなもんだから。
物凄いエネルギーを傾けた現実逃避を、これから自分に強いるのだ。
同じ歌から、今自分が置かれている状態によって、全然違うものが沸き上がるんだなと、面白かった。



田中眞紀子

<セットリスト>
1.夜の時代
2.ハルノジダイ
3.踏み絵
4.平和の国のNEEDS
5.Tシャツ
6.素通り
7.朱になれ!

アンコール
死んじまいたい


先月のワンマンよりはマシではあったが、何となく最後まで落ち着かなかったな。一番落ち着いてたのがアンコールというのは、チト情けない感じだ(笑)。
やはり「平和の国~」で立ち上がったのが、緊張のもとだったか。
随分と立ってやってないので、組曲「未明」以外でも立ってみようと決行。
ライブ後、首が着いて行ってないとマスターからワンポイントアドバイス。歩き方も下手くそで、次回も頑張るか。
リハで、この後の「Tシャツ」が真っ白になっちゃったので、本番では異常に緊張して、ちっとも楽しく歌えなかったわい。
語りと歌は、自分の中のモードが髄分変わるので、その辺をもっと身体に馴染ませておかないと駄目らしい。
ラスト2曲、まりえちゃんに気に入ってもらえて嬉し。
「朱になれ!」は、不思議と安心して歌える曲になった。他の曲は心配しながら歌ってるんだが。(笑)
8年越しくらいで、やっと完成をみたようだ。我ながら執念深い。ママにもらった言葉だから、途中で頓挫するわけにいかなかった。
この形で歌い込んでみようと思う。


ライブ終了

2007-06-07 01:03:15 | Weblog
怒りのパワーが昇華されたかどうかは全くわからないが、今、気分は爽快!
競演者が皆、おなじみさんだったから、リハから‘あ~、私の居場所だぁ’って思えたのが、何よりよかった。

今、職場は、本来やるべきことが二の次になってしまっていて、何だか物凄くくだらないことに振り回されているような気がするのだ。
だから、本当にやるべき事をやるべき場所でやるという、その清々しさが、この爽快感の源にあるんだろう。
私は今日、‘パーソナル’であった。その事が確認できた。
人のライブを見る事も活力になるが、やはり自分のライブの方が断然効果的だ。(笑)

競演者のれいや君、和美ちゃん、てらし君、ありがとう!
みっちゃん、さとみちゃん、タケちゃん、まいだすさん、ちょんまげご夫妻、ありがとう!
マスター、まりえちゃん、しいこちゃん、ありがとう!
電話くれたアンちゃんもありがとう!

今日は楽しかった♪

明日アピアライブです。

2007-06-05 11:17:29 | Weblog
最悪である。

ライブの前日は世俗から離れて、翌日のステージへの心構えを整える神聖な一日であるべきなのに、これから世俗にまみれに行かなければならない。
神聖とは大袈裟であるが、私は案外本気なのである。ステージに世俗を持ち込んではならないのだ。少なくとも私はそうだ。
今日そうしなければ、ライブ後、世俗に戻った時に自分の首を絞めそうであるからそうするのだが、そんな事をしなければならない羽目になったのが忌ま忌ましい。

しかし、この、どこに向けていいのかわからない怒りは、パワーにもなる。
数週間前、気持ちがだいぶダウンしている時に‘あるもの’を聴いて、身体に奮えが起こるほどの怒りを覚え、一気に気分がアップした。
ただし、若い時と違い、いつまでも怒り続ける気力がないので、そんなパワーは瞬間的なものだが、明日のライブに向けてのことだから瞬間的で充分である。

必ずやこのパワーを美しく昇華させるとも!


田中眞紀子ライブ(渋谷アピア)
開演 PM6:50 料金 前売1300円/当日1500円+ドリンク代
競演 てらし優一郎・和美・れいや

捨てる・拾う

2007-06-04 12:20:00 | Weblog
この二つの漢字、いまだに迷う。どっちが‘すてる’だっけ?


先週の土曜日、洋服をどっさり捨てた。
5月中に冬物と夏物の入れ替えをした時に‘着ない’と選別した物。主にシャツの類。
まだ着れるのも、いいかげん袖口や裾回りが擦り切れてるのも。
まだ着れる物はもったいなく、擦り切れてるのはそれだけ愛着がある訳で、それぞれ捨てられないできたが、今度ばかりは思い切って‘贅沢’をしてしまった。‘バチ当たり’というべきか。
しかしやらないと!
私は生来、いわゆる‘捨てられない女’の癖があるのだ。
「だから一人暮らしができない」と、しいちゃんにコクって笑われたことがある。
本当の事だからしょーがないわ。


さて先週の土曜日、出勤の際、家からだと駅と反対方向にある‘衣類ゴミ収拾場所’にドサリとゴミを置き、家の一本駅寄りの道を駅に向かった。
わかりづらい説明だ。
要するにいつも通らない道を通って駅に向かって小走りしていたのだが、その道の端に何やら赤いものが落ちているのが目に入った。折りたたみの傘のカバーらしき物だ。
あれ~、ウチにあるのと柄が似てるなぁと遠目ながら思いつつ、電車の時間が迫っていたし、素通りしたのである。
それっきり忘れていたが、日付け変わっての夜中、寝る前にふっと傘置場をみると、その柄の傘のカバーがないのだ。
ありゃあと思ったが、母はもう寝ていたので、テーブルの上に傘を置き「昨日の朝、一本前の道で似たような柄のカバーを見たから、出掛けに見てこい」とメモして寝た。床につきながら、そういや昨日は風が結構強かったなぁと思いつつ。
日曜日、出先から帰ってきた母に「なぜ拾わなかったのか」と責められた。無かったらしい。

その傘はもう20年近く前、母と二人でドイツに行った時だったか、その後母が東欧へ行った時だったかに買って来た物で、色、柄共に実に我々親子好みで二人で兼用しようとしたのだが、その傘は傘のくせに雨漏りするのである。まともな雨でさすと手がびっしょり濡れてしまうのだ。
使えないものだから私は使わないまま年月は経ち、その傘の存在すら忘れていたほどのものなのだ。だから道で見掛けても、まさかと思ったわけで。
母は日傘に使っていたんだそうだ。
日傘になるような物とも思えないが…


‘捨てる’と‘拾う’が妙に交錯した日であった。
今年は傘に関して良いことが無い。

しばらく

2007-06-02 02:42:49 | Weblog
自分のことだけ考えるようにする。
ライブも近い事だし…




田中眞紀子ライブ

6月6日(水)渋谷アピア
  開演 PM6:50
  料金 前売1300円/当日1500円+ドリンク代
  競演 てらし優一郎・和美・れいや

7人目

2007-06-01 00:43:54 | Weblog
31日、5月における7人目の退職者は、さとみちゃんなのでした。
送別会に出ました。
なんであんなに飲むんだね、君達?
見ているだけでめまいがしてきたので(笑)、早々に引き揚げました。
お別れの挨拶で泣き出すとは思いませんでしたが、さとみちゃん、お疲れ様!
これからもよろしくね♪