田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

寒い~!

2009-03-28 02:41:29 | Weblog
先週の私やらチバ君やらのライブの日は、やたら暑くて、衣装も夏物、ぺしゃんこにたたんで持って行ったのに、27日のライブは寒いこと寒いこと!
それならとばかり、厚手の衣装を持って行ったら重いこと重いこと!(笑)
リハ前のスタジオ練習の時に見た桜は、一分咲きといったところか…


河内伴理とのデュオは、2年の歳月をかけて4回目。
そういえば最初は楽しいだけだったけど、2回目は私が納得がいかず、3回目は伴ちゃんが納得いかず。
今回新曲の準備不足などがあり、ライブ前は今までで一番ヤバい感じだったが、本番は二人とも満足、上々の出来であった。
マスターにも、アンサンブルが良くなってるよとお褒めの言葉を頂いたし。
続けるって、素晴らしいね!
今回二人とも納得が得られたので、次回はもっと難易度の高い目標、ハードルを設定して、自らを向上させて行きましょう、と約束した。

デュオを始めた時より、二人とも音楽に対する執着心が強くなっているように思う。
伴ちゃんは就職して厳しい仕事を任され、だからこそ音楽の中に身をゆだねる喜びをに満ちあふれており、私は残り少ない(笑)音楽人生を昇華させる圧倒的な意欲に満ち満ちている。
状況は刻々と変化していくだろう。
けれど、我々の奏でる誇り高き交響曲は鳴り響き続けると確信する。
世代を越えてのステージ上でのこの信頼感は、もう揺るがない。
揺るがさない為にも、高見を目指すのである。
ゆっくりと時間をかけて練り上げる私達の`次’。
好ご期待!


その帰り道。
寒い夜気の中、見上げた桜は、なぜか昼間よりモコモコ咲いているではないか!
今夜のライブを祝福するかのようだ。
親しい人達が、たくさん集まってくれた。
良い夜だった。

ありがとう!


プレッシャー  そしてライブ告知

2009-03-27 02:33:35 | Weblog
イチローほどの選手でも、プレッシャーに押し潰される事があるんだね。
あの最後のヒットの美しい弾道は、プレッシャーを乗り越えんとする彼の`気’と、まるで彼のプレッシャーを共に乗り越えんとするかのような日本国民の`気’を描いて、感動的なカメラアングルまでも奇跡的に生み出したのであった。

紀香ほどの女性でも浮気されるんだね。
陣内のあれこれを、プレッシャーからの逃避と感じるのは私だけ?
紀香は可哀想(かわいそう)だけど、これで更にタレントとしての好感度はアップするね。
陣内はもっと可哀想(あわれ)だね。誰もがイチローのように強くはなれない。

まぁ、プレッシャーの意味合いがまるで違うのはわかってるんだけど、あまりに同時期のこの二つの出来事は、プレッシャーについて深く考えさせられちゃう訳で…
今、『あたふた』に載せる原稿を送信して、一つプレッシャーから解放できたところです。
今夜は伴ちゃんと共にプレッシャーを乗り越えて、素晴らしい交響曲を奏でるのです。



3月27日(金)渋谷アピア

 昨日の子供たちspecial 歌と詩の二重螺旋が織りなす反ー神話絵巻

    開 演  PM18:50
    料 金  前売1500円/当日1700円+ドリンク代
    出 演  竹内ゆえ
          なかおちさと
          河内伴理with田中眞紀子
          青木研治
          田邊慶祐


素晴らしいライブになること、うけあい!
お待ち申し上げております。

  

パンクは心意気!

2009-03-22 02:06:38 | Weblog
実は、感動していたのだ。
「アピアママ」を弾きながら。


この曲、確かママが亡くなった年の暮れくらいに初めて聴いたと思うんだけど。
当時は「体重ファック」というタイトルでね。
「アピアママ」の方が綺麗な言い方だけど、多分、実際のママとの関わりを持った出演者には、「体重ファック」の方が実感の持てる表現だろうと思う。
このタイトルを聞いた時に、よくぞ言った!と思ったものだ。
それを言ってのけた、チバ大三の心意気に感動したのだ。
ママとの位置関係が近い私には、ママを歌った友川さんの歌より、ミチロウさんの歌より、チバ大三のこの歌は胸を締め付け、耳が痛い。
ママを知らない人が「体重ファック」なる言葉を聞いて受ける感覚があるでしょ?そしてそれに歌の内容ににじむ`愛’のある眼差しを加えてみて。
それがママなんだよ。


`アピアママ’を追っかけてコーラスしてくれと言われて、困ったんだ。
そりゃできないな。
チバ君の叫ぶ`アピアママ’のニュアンスを私が出すのは無理だ。
だから、私は私の感覚で`ママ’を叫ぶから、と話し合った。
チバ君が某所で、私の理解が早いと言ってくれているけど、良くも悪くも同じ`門下生’なので`相互理解’が早いのだ。
この手の話し合いがスムーズにいくのも、何が大切かを話し合わなくても理解し合っている門下生同士だからだよ。
良くも悪くもね!(笑)


真っ赤っかな照明の中、うるっさいエレキの音に負けじとピアノをブッ叩きながら何度も`ママ’って叫んでいるうちに、感傷的ではない感動の中に私はいたよ。
きっと、この前見た、友川&トシさんにだって、アタシ達の心意気は負けちゃいないわよ。
絶対あの時、ステージはスパークしてたはずよ。
絶対あの時、じっとりねっとり、アタシ達はステージに居続けてたはずよ。
絶対あの時、アタシ達のステージは、体重が乗っかってたはずよ。
二人とも、そこまで行ってたはずよ。
パンクは心意気だけよ!!!
心意気がお客さんに伝わってたら、もう後はどうでもいいさっ♪


「なんか、滅茶苦茶だったでしょ?」
と、きいたんに聞いたら、
「パンクは心意気だけでしょ!」
と言われたの。
それが超気に入って、乱用してます。(笑)


ファズのバランスがどうした以前に、エレキはうるさいわぁ。
私の負けず嫌い魂をMAXにして闘わざるを得ないぢゃないか!
コーラスは、リハでコーラスを小さめにせよとチバ君が言ったので、ライン取りが小さいんだと思います。客席には生声が届いてたんでしょー。
ふん!


あ~、それにしても、くたびれたわ。。。
2日間、ぼ~っとして、やっと人間らしくなってきました。
でも今夜辺りから、私は伴理のものにならなきゃ~。
頑張ろ~。。。


暑い~!

2009-03-20 00:26:37 | Weblog
まさか夏仕様のライブになるとは思わなんだ。リハ前練習は汗かいてしまったわ。


3月19日(木) 渋谷アピア

田中眞紀子ライブ

〈セットリスト〉
1,夜の時代
2,ハルノジダイ
3,Tシャツ
4,踏み絵
5,エレベーター
6,愛の船



チバ大三セッション

1,殺人餃子
2,ここにただの一人がいる
3,アピアママ


「ここにただの~」はやるだろうと思っておりましたが、「アピアママ」かよ~!
確かにチバ大三と田中眞紀子なら、それをやるにふさわしいだろうと精神面では思うが…
楽曲としてはピアノを合わせられるのか…

なんとかなるもんですね。

もう一曲って持ってきたのが「殺人餃子」
え~っ!「殺人餃子」かよぉっ!
と思いきや、これもなんとかなるもんですな。

チバ君の所でぶっ飛ばしピアノを弾くので、自分のライブでは綺麗めなのを弾きたいなと思っての選曲。
お陰様で、声は9割がた治りました、残念ながら(笑)!
小一年振りに歌う「ハルノジダイ」と「Tシャツ」は緊張しちゃったわん♪

思いがけず大勢の方々に来て頂き、打ち上げで、`ハッピーバースデー´のサプライズ!
セッションも好評で、楽しい一夜となりました。

皆さん、ありがとう!
幸せな私です。



さて、ご報告!

その1。
今日のセッションの曲をアピアでレコーディングすることに!
`渋谷´アピアで録音することに、二人とも思いがあるからね。

その2。
田中眞紀子のアピアでのワンマンライブが5月16日(土)に決定!
ライブ22ではなく、夜の部で約2時間のライブです。
ワンマンではありますが、強力なオープニングアクトがつきます。
多分本人はまだ知らないので、それが誰かは、また後日。

さぁ、物凄く大変で、超楽しい日程がつまってる。

これからの3連休で鋭気を養わねば!

やるべき事をやる。ライブ告知。

2009-03-18 07:17:28 | Weblog
それしかできないんだからさ。
やるよ!


3月19日(木)渋谷アピア

 PUNK-春の祭典-凝視-創造と破壊へのアンビヴァレント

    開 演  PM18:50
    料 金  前売1500円/当日1700円+ドリンク代
    出 演  チバ大三・田中眞紀子・日向-hyuga-・てらし優一郎


え~っ!
それやるのぉ~!
絶対無理よ、駄目よ、嫌よっ!!

と、初め言ってたんですが…

やってみたら、あっさり弾けちゃうチバ大三の曲のあれこれ。
終いには「こういうの大好き!」とか言っちゃって、「そうでしょ~♪」とチバ氏に言われる始末。
やっぱりアタシはパンクなのかしらん?

このイベント、ムサい野郎陣の中に組み込まれて、案外不満であったのだが。
まぁ、負ける気もあんまりしないけど…

せめて、おべべくらい綺麗なの着よ。


お待ち申し上げております。



知らなかった事を知る

2009-03-17 03:25:04 | Weblog
深夜に見たドキュメント、東京大空襲で甚大な被害を受けた菊川とは、私が今、通っている職場のある場所だ。
わずか2時間で100万人が焼け出され、推定死者は10万人。
菊川橋に焼死体の山。

知らなかった。
そんな歴史の土地だったなんて。

知らない事が多過ぎる。
知りたい事を知りたい。
知らない事を知らなければならない。


さっき、どこに向かってるんだろう、とチバ君と話した。
わからないけど。
一歩踏み出せば知るであろう事が、導いてくれる事を信じよう。

人間にはダメになる自由がある。

2009-03-13 23:47:34 | Weblog
ママの思い出、ママの影響、ママの威力を誰より知っている一人、友川さんの言葉。

「忘れて行けばいいんですよ。
早く学芸大学に行って歌いたい。
楽しみましょう。
人間にはダメになる自由がある。」

そして一言、
「学芸大学って、どこ?」

伴ちゃんとたっぷり練習した後、一緒に友川さんのライブを久しぶりに観戦。
今日はトシさんとのデュオ。
新しいCDを出すとの事で、ライブの3分の2は知らない曲だった。
一番凄かったのはアンコールの最後の曲。
この為にこの日はあったのか。

伴ちゃんは、途中から入ってきたトシさんが放った最初の一発が凄かったと。
うん、私もしびれた!

こういう音、こういうエネルギーの存在に巡り会えたのは、アピアだからこそ、と改めて思う。
こういう価値観を失うことは決してない。
もう私の中に染み付いて離れない。

伴ちゃんとも、チバ君とも、`こういう事´をするんだ。

そう思った。

まきこの`中の上’冒険

2009-03-12 02:50:37 | Weblog
今夜、アコースティックセッションなるものに出てみた。
誰も私を知らない所で、歌ってみたのである。
ちょっと、ドキドキしちゃった。
歌う前、というより、そこに行く前。


やってみたら、面白かった。


しかし。
誰も知らないはずの場所なのに、私を知ってる人がいた。

`お名前だけは…’と言われた。

そりゃ`お名前’はよく知られているがね。
そうぢゃなく`私’を知っていた。


狭いわ、この世界。


ハルノトウライ

2009-03-11 11:09:56 | Weblog
今日から春だ。

昨日の出掛けに、そう思った。
玄関わきの窓から射し込む日の光に、思わず、わあっと声が洩れたりして。

楽しい事を決める。
初めての事をする。
新しい事に挑む。
確かな事に触れる。
知らない事を知る。

春の空気は、もわりとやわらかく重い。
そんな濃密な日々が、今、私のまわりにある。

そろそろ、着るものが困りだすな。
声が少し治ってきた。
治ってくると、色んな歌が歌いたくなる。
「ハルノジダイ」の`やぁあぁあぁって来る´ができるようになるのも、もうすぐだ。

PUNKー破壊と創造へのアンビヴァレントって何かしらね。
普通にやってもいいかしら。
「Tシャツ」とか歌いたいんですけど、「Tシャツ」は破壊と創造へのアンビヴァレントかしらん?

ちばっちとの初練習は、楽しかったよ。
創造と破壊は、こちらはばっちりよん(笑)♪

案の定、音楽バカは語るものだから、帰りが遅くなって家の最寄り駅に着いたらば、わぁ寒い!と声が洩れた。


今朝は昨日の朝が嘘のように空気が冷たい。
けれど出勤時、駅に着く前の信号待ちで一瞬雲間から差し込んだ日の光は、確かな春のぬくもりがあった。

少しずつ、ハルノジダイがやって来る。

出るよ!良いライブ

2009-03-07 02:12:38 | Weblog
ちょっと、タイトル、無理がある?(笑)



3月19日(木) 渋谷アピア  →日付訂正しました。ごめんちゃい。。

  PUNKー春の祭典ー凝視ー創造と破壊へのアンビヴァレント

    開 演  PM18:50
    料 金  前売1500円/当日1700円+ドリンク代
    出 演  チバ大三・田中眞紀子・日向-hyuga-・てらし優一郎

さあ、いよいよチバっちとの`共演’である。
今まで`競演’しか、したことなかったからね。
そもそも、チバサウンドに田中眞紀子のピアノがマッチングするのか?
本日の段階でまだ不明であるが、多分お互いに、今までにない感覚を味わえるのではないかと期待している。
`思い’だけは重なると確信しているけれど。
この時期に、この絶妙なブッキング、感謝しています。
この`渋谷’アピアで、このライブができることを!
前にも書いたけど、`独唱’パンクじゃ競演できても、共演はできないんですもの(笑)。
必聴、必見です!!!




3月27日(金) 渋谷アピア

  昨日の子供たちspecial 歌と詩の二重螺旋が織りなす反ー神話絵巻

    開 演  PM18:50
    料 金  前売1500円/当日1700円+ドリンク代
    出 演  竹内ゆえ・なかおちさと・河内伴理with田中眞紀子・青木研治・田邊慶祐

これで3回目の伴ちゃんとの共演だが、今度は彼の新しいパートナー、ギルド君と田中眞紀子のピアノとの絡み合いに期待と不安に満ち満ちたライブなのだ。
なにしろ、あの音は、きっとアピアのステージでしか体験できないであろうから。
ギルド君はアピアのPAの力によって化け物のように変身するであろうから。
事前にどんなにアンサンブルを練習していても、その感覚は掴めないであろう事に疑いの余地はないのである。
その音に、その瞬間、伴ちゃんと私はどう対処するのだろう?
これまた新しい感覚に二人とも遭遇するに違いない。
そして、このミュージシャン達の組み合わせ。
アオケンはミュージシャンだから!!
これまた必聴、必見のライブである。




残り少ない`渋谷’でのライブ、この2本を含めて、これからの田中眞紀子のライブは、半端ではありません。
この場所で、最高に面白いライブを、これでもかと打ち出して行きます。
どうぞ目撃にいらして下さい!