田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

将来未定

2011-10-25 01:49:01 | Weblog
10月22日(土) 阿佐ヶ谷ネクストサンデー

 <詳細未定 vol.1>

   田中眞紀子ライブ

1.夜の時代
2.平和の国のneeds(朗読)
3.原子力讃歌(朗読)
4.ロッキングチェア
5.揺れる栄光(朗読)
6.ダイヤモンド



今まで、これほどのアウェイ感の中で歌った事ってあっただろうか。
一番親しい仲といえば、よしひで朗になるんだけど、ひで朗もマツケンさんもそれぞれのステージパートナーがいるし、件(kudan)のお二人は初競演。ソロ演奏は私だけ。
いや、今までだってアウェイ状態はあったが、案外お客さんが少なくて(笑)、まぁ、何とか‘御せる’状況だったんだな。
この日は、結構な入りの客席。しかも、どうやら皆さんお知り合い同士らしき。。
私の知り合いは一人!(笑)でも心強かったなぁ、aoiちゃん♪

御せる。
生意気だけど、大事なのだ、精神的に。
謙虚であると同時に、状況を御する事が出来なければ。

しかしながら今回、アウェイ状態に真っ向から勝負を挑む事をやった。
挑むという心境に自然になった。
好かれても嫌われてもいい。
私は、こういうヤツだ! というステージ。
そういう状況を嬉しく思い、楽しむ事もできた。
希有な経験が持てた事は幸福だった。

そして、ネクストサンデーのピアノは、スタインウェイのグランド。
恐ろしく個体の音色を主張してくる。
残音が、その鍵盤をタッチした指の力具合、感触までとどろかす。
くぇ~、下手くそなのがバレバレである。
というか長年サボってきたのが、こういう時に‘あからさま’になるのである。
楽器がわかっていたので、それなりの選曲と準備はしたが、付け焼刃。
まぁ、しょうがないね。

何というか、久しぶりにピアノに向き合うという事をやったな。
結果は惨敗だが(笑)、準備は何だか楽しかった。
こういう楽しみを忘れていた。
むしろ、自分の開拓余地を感じたな。


誘ってくれた、よしひで朗に感謝!息の合った良いデュオだった。良い音楽仲間がいっぱいいるなぁ、全国に!(笑)
件(kudan)は実力派で主張があって、シニカルで大好きになったデュオバンド。ケロッピさんのピアノは嫉妬もの!
マツケンさんがサポートしたANNちゃんは、若いくせに拍手なしトータルステージを見事にやってのけて、物凄く気になる大阪の子。
沢田さんにお会い出来なかったのが残念だが、ピアノ修行して、また出させて頂きます、ネクストサンデーさん!


この日のたくさんの出会いが、一期一会なのか、これから何らかの発展をしていくのか、それは分からない。
それでも何か、新しい世界に一歩踏み込んだような、清々しいステージに出来た。
それもさほど‘自信が無い、弱気な状態’ではない私で。
良くも悪くも、今の私の‘ほど’を、自分で確認した一夜であった。

ありがとう。




詳細未定

2011-10-15 02:21:22 | Weblog
ライブのお知らせです。


10月22日(土) 阿佐ヶ谷ネクストサンデー

『詳細未定vol.1』

     とろりと濃い夜をお届けします。
     この四組が集まった時、
     あなたに何が起こるのか、
     詳細はその夜が終わった後で。

   開 演   PM19:00
   料 金   前売2000円/当日2300円 Drink別
   出 演   件(KUDAN)
          田中眞紀子
          高田よしひで朗+山崎保(大阪)
          ANN+マツケン(大阪)


今回の大阪ツアーの話が出たのは4月下旬。
よしひで朗から10月に東京に行くから一緒にやらない? という電話をもらった。
いや実は10月にまた大阪に行きたいんだ、と話すと、今、隣にマツケンさんがいるから、と、クラブウォーター出演が決定。
で、東京の話も決まり。

ところが10月に入っても、ネクストサンデーのスケジュールには、22日は詳細未定となっている。
どうなってるのじゃ?と、大阪でマツケンさんに訊ね、ちゃんとスケジュールにアップしてもらったが、ついてはイベントタイトルを決めなくちゃと言うので、「詳細未定にすれば? ずっとそうなってたんだから!(笑)」と進言。
そうなった次第です。

件(KUDAN)さんの企画、よしひで朗の柔らかさと強さの同居した豊かな歌、十三クラブウォーター店長のマツケンの凄腕ギター、東京で堪能できるチャンスです。
是非足をお運び下さい!

なお、私はネクストサンデーのスタインウェイのグランドピアノと格闘します。
ピアノさんに拒否されないような選曲に頭を悩ませているのさ。

コメント欄からネクストサンデーのHPに行けます。
お待ちしています♪
 

熱い!

2011-10-13 02:09:06 | Weblog
10月9日 十三クラブウォーター

田中眞紀子セットリスト

 1.神隠し
 2.平和の国のneeds(朗読)
 3.原子力讃歌(朗読)
 4.ロッキングチェア
 5.揺れる栄光(朗読)
 6.リアルドール


8日に大阪に入った。
本当はパルチザンでライブをしたかったのに、じょにいが8日はクラブ・ウォーターに出るから、と活動停止とは思えない事を言うので、ならばライブを見てやろうとお店に行ったら、よしひで朗がマツケンさんをバックに歌うバンドも一緒。出演者の内、2人は私を見た事があるという。
ムンムンに大阪臭い(笑)ライブを楽しんだ。

こういうの、いいな。
遠征地に行ってライブだけ見る、っていうの。凄い贅沢!
純粋に客の立場で贅沢に地方色を堪能できた。こういう世界が日々展開してるんだろう。



翌日は我々関東勢が3人、大阪陣が2名。
しかも私がトップバッターだったので、この日のライブも充分堪能。
この2daysのコントラストが非常にはっきり見れた。
前日は、大阪という地に足をしっかり着けた連中が、それぞれの個を放ち、個を放ちながらも連帯感があった。
この日は、土着感が全くなくイメージ的にクールなのだが、結局みんな音楽バカ(笑)という圧倒的共通項が根底に熱く渦巻いていて、大阪で行われるライブとしては結構異質で面白かったんじゃないか。

前に大阪に来た時、ブッキングのタイゾウさんと、全員東京から呼んでライブやるってのはどうか、などと話した事があるが、この日を見て、やっぱり現地の人がいた方が面白いと思った。
これもどうやら‘企画’であったらしく(笑)、実は出順をアミダで決めたらトップが私になり、つまりはこの企画のスタートをアミダの神様がお導き下さったようなのだ。
私以外の出演者が全員MCで私の名を出すので、ラストに1曲歌ったりした方が‘イベント’としては締まったかしら、などと思いつつ、次の構想が浮かんでくる。
楽しい夢を、また見る事が出来そうだ。



2番手桜川春子ちゃんは、実は東京で会っていた。独パンオムニバスの発売記念イベントで、アンダーソンと一緒に出ていたのだ。しかしながら、よしひで朗が‘今が旬、桜川春子!’と力説していて、今回が‘出会い’なんだろうと思う。パワフルでいい歌い手で、いい女だ。

3番手アンダーソン、こんなにノビノビと歌ってるのは初めて見たかも!(笑) だみ声ロングトーンが、それぞれ、いつもより5秒は長かったね。普段よりMCも饒舌で、被災地に行った彼の気持ちなんかも聞けてしまった。大阪の何が、あんなに彼をハジケさせたのかしらん?

4番手ah-weは、クラブ・ウォーターのブッキングスタッフ兼料理人。アカペラのステージなんだが、こいつはやられた!この世界観、嫉妬ものである。近々東京にも来るようなので、色々盗んでやろう!(笑)このスタイルを‘発想’したところが、彼女の勝利だ。

5番手トリは山崎怠雅。こちらはいつもより緊張していたようだ。よっていつものエロ感が少なく(笑)、東京的クールなイメージを色濃く出してくれた。彼らが帰った後、大阪の面々と3時近くまで飲んだが、あのタイプは大阪にはいない、と非常に好評であった。


前日、よしひで朗から、とある企画の出演を持ちかけられ、出ることにしてしまった。
というか、ひで朗はいつも、すごいタイミングで私に吹っかけてくるのだ。
もう、あれこれ考えずに乗ってしまえと思った。金も時間も何とかする。何とかすればいいのだ。
今後の人生においての失敗は‘タイミング’を逃す事、と、思おう。


関わって下さった全ての皆様に感謝!
また会いましょう♪

暑いっ!

2011-10-07 21:15:15 | Weblog
〈セットリスト〉

1.夜の時代
2.ハルノジダイ
3.死んじまいたい
4.水を抜かねばならない
5.素通り
6.1分の魔法
7.朱になれ

アンコール
  愛の歌が聞こえる(佐渡山豊)


大阪は27度と聞き、コートは却下。
`秋の装い´は暑いが、今更どうしようもない。
昔、夏休みに京都に`帰って´いたのだが、新幹線を降りると`むあぁっ´としていたもので、つい懐かしくそれを思い出したくらい`むあぁっ´としていた。

随分と地下鉄が整備されていて、ウチの実家の方まで繋がっている。
私が京都に行かなくなってから地下鉄工事が始まったが、さすが京都、ちょっと掘ると何やかんやが出てきて、その度にいちいち調査しなくちゃならず、遅々として進まなかったように聞いている。
観光客が増え、道路が混んで進まないから、地下鉄や電車を使った方が良いと家人に聞いた。

なるほど、この宿なら取れた訳で、四条烏丸からバス一駅分歩くから、四条河原町までかなりある。
京都滞在中、無駄なバス代が随分かかった。(笑)


競演者の砂布均さんは、`スナフキン´と読むんだと思っていたら、`すなふひとし´さんだそうだ。
結構、独パン界隈の人を知っていて、楽しく過ごせた。
わからん屋さんが何故私とブッキングしてくれたのかが、良~くわかる内容の(笑)ミュージシャン。
出演は二人だったが、良い時間を作れたと思う。

大阪在住のルリヲ君と狩俣さんが来てくれて、京都の四条河原町の駅前で延々しゃべり続けるという、妙な体験をした。(笑)
随分ふっくらして、関西弁が交じっちゃってるルリヲ君は、明日の朝の新幹線で東京に行くと言っていた。
お二人とも、ちゃんと帰れたかしら?

わからん屋さん、砂布均さん、ご来場の皆さん、感謝です!
べそをかいたのは、皆さんの優しさのせいかも… です。

悩み

2011-10-05 19:38:18 | Weblog
胸一杯に金木犀の香りを吸い込んで、短いらしい秋を堪能。
今日は冷たい雨だったが、明日から各地、25度近いらしい。
着るもの、何を持って行けばいいのやら。
コートを用意してたのにさ。。。

京都の詳細がわかりましたので、お知らせします。


10月6日(木) 京都 わからん屋

  田中眞紀子 ソロ (出順2番目、PM8:20頃から)

    開 演  PM19:00
    料 金  前売1200円/当日1500円+オーダー
    会 場  京都市中京区西木屋町六角北西角シャイン会館3F
          ℡ 075-213-1137
    競 演  砂布均

お待ちしております!


ツアーのお知らせ

2011-10-01 01:23:26 | Weblog
この予定を決めたのは、暑さでへロヘロになっていた7月。
昨日は今年の夏を象徴するような30度近い最後の残暑だったが、明後日あたり、最低気温11度とかになるらしい。
そりゃ、冬じゃないか!



10月6日(木) 京都 わからん屋

  田中眞紀子 ソロ (出順未定)

    開 演  PM19:00
    料 金  前売1200円/当日1500円+オーダー
    会 場  京都市中京区西木屋町六角北西角シャイン会館3F
          ℡ 075-213-1137

初めて‘生まれ故郷’京都に、単独で足を踏み入れる。
一番ベーシックな‘田中眞紀子’な歌を歌おうと思っている。



10月9日(日) 大阪十三 CLUB WATER

  田中眞紀子 ソロ (出順未定)

    開 演  PM18:30
    料 金  前売2000円/当日2300円+ドリンク代(500円)
    競 演  アンダーソン(群馬)・山崎怠雅(千葉)
          ah-we(大阪)・桜川春子(大阪)
    会 場  大阪市淀川区十三本町1-23-22
          ℡ 06-6305-8989

東京・大阪共におなじみのメンツに、噂の桜川春子さんが加わって、どんな一夜になることかしら?
一番新しい‘田中眞紀子’で挑みます。


下手っぴな旅程になったので、気持ちを切り替えて、ゆっくり京都を歩いてみようと思っています。
銀閣寺の辺り。
生まれ故郷というのは、親の実家があるってことで、子供の頃は毎年‘帰って’いたのだが、実は行った事がないのだ、銀閣寺。
お天気が良くて、人が少ない事を祈る(笑)。
まだ紅葉には早いし。
先にも書いたが、このツアーが決定したのは7月だったんだけど、その時期で宿が取れなくてびっくりしたんだ。

いつでも行けると思ってたら無くなっちゃうっていう事が身に沁みるし、いつか行こうの‘いつか’が、そもそも無くなりつつある(笑)。
この年になって初めて感じられることが、たくさんあればいいな。