田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

テケタ!!

2007-04-28 02:08:37 | Weblog
4月27日アピア


なーんかどうも、私なりに非常に疲れていたらしく、先日までのアピア観戦の日付を、ことごとく‘3月’と記していました。
訂正致しました。
失礼致しました。
てか、誰か指摘してよぉ!


で、タケちゃんのワンマンは盛況で楽しかったよぉ。
彼の、彼なりの歴史を綴る構成で、衣裳も懲りまくっていて。(アピアで赤いインディアンのかぶり物を見つけたら、それは彼の衣裳です。)
でも、ジャケットを脱いでTシャツになってからが、すご~~く良かったなぁ。
「7月20日」
何度も聴いてるのに、泣きそうになっちゃったなぁ。
私、タケちゃんが‘ともだち’って言うの、好きなんだなぁ。
結局1時間半もやっていた。
体力もあるじゃん!?(笑)

ほんと、これからも宜しくね♪

楽しいGW

2007-04-27 10:13:39 | Weblog
今日、タケちゃんのワンマンライブ。

明日tatsuちゃんのライブに乱入。

その後は自分のワンマンに向けて、お稽古三昧な日々。

楽しいじゃん!


4月27日(金)渋谷アピア
  ライブ22:テケタ
開演 PM10:00
料金 2000円+ドリンク代


4月28日(土)渋谷アピア
川上龍一ライブ(with田中眞紀子)
開演 PM6:50
料金 前売1500円/当日1700円+ドリンク代


祝デビュー

2007-04-25 11:20:08 | Weblog
4月23日アピア


日々の殺伐感を払拭し、明日の私の為に、またもやアピアに足を運ぶのだ。
怠雅君に「今月何回アピアに来てるんですか」と言われてしまった。
なんの!
後2回来るんだもん♪

初見のクリコさん。
新宿駅で色んな人に間違えられるそうだが、私はエブリィ・リトル・シングの彼女(名前何てったか?)に似てると思った。顔も声や歌い方も。
一音一音を丁寧に紡ぎ出すように歌って、聴き心地が良い。
好感の持てるシンガーだ。


ラストステージのキタザワハナヲ・ボーイさんはMCで、来月でやめるような事を言うからびっくりしたが、しばらく休んで秋からまた始めるそうで。
そりゃ‘やめる’とは言わん!(笑)
この日は都会っぽいポップス系の選曲。
この人は色々シリーズがあるのだ。2月は演歌系だったし、バンドでやるとワールドミュージック系だし。
三味線も弾くそうだ。
いいなぁ、才能豊かで…


この日の私のお目あては、恋川春町アピアデビューであった。
裸足に真っ赤な衣裳。
その意気込みが感じられた。
アピアのオーディションでやったという、カンペ無しのポエトリーリーディング。
ほらね、紙を見ながらよりずっといいじゃん!
どんな視点で見るかだが、「ずっといいじゃん」と言えばずっといいが、当たり前と言えば当たり前で、当たり前という視点からはあれこれアラが見える。
しかし、正にここが出発点と言えるんだろう。
まずはビデオを撮る事をお勧めする。彼女がこれまでに、観るべきものを観ていれば気付く事がたくさんあるはずだ。
後半の2編を語る彼女に、今後の大いなる飛躍の可能性を見た。

余計なこと、その1。
紙を見ないで詩を語るのを「読む」と言うのは違和感があった。
「読む」に何かこだわりがあるのでなければ、他の言い方を探したら?

余計なこと、その2。
山崎怠雅のサポートは完璧であった。
しかしあれは‘サポート’であって‘セッション’とは言えないかな。

まぁしかし、セッションというのは多分一番難しいよね。
交じり合っていながら戦っている様。
これぞセッションというべき友川VSトシVSマサを、つい先日観てしまった。
自分は金沢栄東に対し、佐渡山豊に対し、高橋よしあき・河内伴理に対し、はたしてセッションになっているのか?サポートにもセッションにもなってないんじゃないかという自戒の念を込めて、間もなく迎える川上龍一とのセッションを‘予定’している私は思うのである。

機嫌

2007-04-23 10:15:58 | Weblog
疲れると機嫌が悪くなる。

先週、アピア3daysのかたわら、入社以来初めてくらいのお仕事量であった為(そう、仕事が二の次な私)、さすがに疲れて、帰宅時にはかなり機嫌が悪かったのである。

しかし、真夜中過ぎでいかんとは思いつつ、なにぶん空腹なので、しっかり食事をしてしまう。
すると、あら不思議、機嫌が直るのだ。

年齢のせいか、食べ物の作用が露骨に感じられる。
仕事中に疲れてぼんやりしてきた時、チョコレートを食べると、俄然脳みそが回り出す。
肉の脂身を適度に食べると活力が沸く。ピアノを弾いたりする時、はっきりわかる。

若い時にはあんまり感じなかったことだ。


アピア3days(達成!) その3

2007-04-21 20:02:46 | Weblog
4月20日


やはり、手を怪我してツアーに出たチバ大三の凱旋ライブであり、この前のTV放映の裏話が聞けそうな友川さんとくれば、頑張るしかないのである。
本来休みのところを出勤したら、またもや実りのない仕事に振り回された感じで、この上残業なんかするもんか!と、とっとと退散。

とっとと退散した判断は大正解。TV放映の影響か、場内は超満員であった。
主に友川ファンと思われる方々が前方の座席を占める中、チバ大三の登場である。客席の真ん中から見ていて、妙に姿勢の正しい人々の中から、にょっきりそびえ立つチバ大三の姿は、これまた妙な感じではあった。
痛々しい包帯姿で出てくるのかと思ったが、手に包帯は無し。ただギターネックの後ろからにょっきり立つ親指が、怪我の後を思わせるくらいで、演奏に支障はなしと見た。
ギターの音はすっきりしてたし、歌詞もよく入って、非常に丁寧な‘大人’のライブだったな。やんちゃ感はその分薄かったけど、「雪にしょうべん」(何となく漢字で書きたくないんです)で、姿勢の正しい方々ハートもがっちりツカんでいたようだ。ライブが終わる時には場内は、ばっちりチバワールドになっていて、百戦練磨の強者は流石であったのだ。
‘探し過ぎて見失った自分’。
新曲のバラード、いいね!


かように、いつもよりおとなし目のチバ君であったのに、友川さんは「前に歌ったチバさんが、非常にうるさかったので、静かな曲から」と言いつつ、ライブをスタートさせた。
やはり友川さんは、あの時の彼が嫌いだったらしい。そしてやはり、あのペットボトルは透明なお酒であったようだ。もう、某局からはお声がかからないであろう程の‘量’だったとか。
収録した曲から選んで放送する予定だったところ、MCやインタビューのカットで、全曲放映になったという。
その他の細かい話も、収録に行った人達から聞けたので、それらをふまえてもう一度見る楽しみが増えた。
この日は「ピストル」が絶品!山頭火の詩を曲にした歌は、ツヤのあるハイトーンボイスで聞き惚れた。
やっぱり頑張ってよかったぞ!

私と共に3daysを達成したのはアンノ君。がっちり握手をかわした。
アンノ君、読んでる~?


帰り際、「飲んで行きなさい」と友川さんに誘って頂いたが、翌日仕事である事を考え、非常に残念だが失礼をしてアピアを後にした。
充実のアピア3daysの締め括りに私を待っていたのは、帰りの電車の猛烈なラッシュ!
とっても悲しい気持ちで、小柄な私はデカいサラリーマン達の背中の隙間に、息をする場所を求めて四苦八苦していたが、それが中央線が止まっているが故のラッシュであるとアナウンスで知り、またしても自らの判断の正しさを思いながら耐えたのであった。

そして、職場をとっとと退散したツケがまわり、今日は大残業。
世の中は甘くないのである。


ピアノ、全然弾いてない…

アピア3days(決行中) その2

2007-04-20 11:27:42 | Weblog
4月19日


2ヶ月振りの火取ゆき。トシさんの姿を見るのも‘生^は久しぶり。
おぉ、あの衣裳は!!

実は前にしいこちゃんから貰った衣裳があってね。5~6年前だったかしら?
随分大人のイメージのドレスで、当時の私には‘もうちょっと大人になってから’と思って仕舞っておいたのね。
それを昨年、カオちゃんのアピアでの公演があった時、カオちゃんにどうかという事で、一端お返ししたのね。
結局イメージと違ったらしくカオちゃんは着なかったので、そのまましいこちゃんの手元に戻したんだけど、なんとそれを着て出てるの!
びっくりさ!
最初の2曲くらいは、衣裳が気になっちゃって、そればっかり見ちゃった。(笑)
不思議な生地の、グリーンのドレスなんだけど、照明の加減で色んな色に見えるのだ。
立って歌う時、借りちゃお♪

‘三角みづ紀の詩に曲を付ける’の新作有り。火取ゆきには珍しいメジャーの曲(明るい調子の曲って事です)。この日はメジャーの曲が多かった。
今年は、新しい感じの火取ゆきが見れるかも。


火取ゆきは‘見とれる’のであるが、南正人は‘待つ’のだ。
歌ってない時、次の曲に向かう時。

火取ゆきは所作が美しいので。
何しろ私が‘この人ほんとにすごい!’と思ったのは、チューニングしている時なんですもの。
昔のアピアは、裏を通る山手線の音がライブ中に客席まで聞こえてきて、それは普通‘雑音’なんだが、火取ゆきは歌の合間のチューニング中に聞こえてきたそれを‘効果音’にしてしまったのだ。まるでガード下で歌っているような…
歌より声より、私が魅かれたのはそこだった。

そんな頃から南さんは勿論歌っていた。もっとバリバリなロックンロールな感じだった。
南さんは明らかに年を取った。もう60才過ぎているんだもの。そりゃ疲れるだろう。
でも歌って欲しいのだ。お客もバックのミュージシャンも。
疲れてしゃがみこんでたばこをくわえる南さんを、何度でも待つのだ。
そして繰り出される歌は、吸い込まれそうな深い柔らかい声と、たくさんの痛みを抱えた上での優しさに満ち満ちた言葉たち。
それを味わいたくて、何度でも待つのだ。

何度でも。

アピア3days(予定) その1

2007-04-19 23:24:06 | Weblog
4月18日


そのアピア帰り、山手線から見た看板で気付く。
大竹正典は森山直太郎にそっくりだ!
しかし大竹正典は、森山直太郎のように卑猥で卑劣なひっくりかえった高音は使わず、高々と「明日君に会えるかなッ!」と吠えるのである。
素晴らしい!
そうでなければっ!!
実りのない残業のせいで、最初から聴けず残念であった。
彼にとっては、ギターにもベースにも猫が住んでいるらしい。その、おさまりのつかない感じの曲の構成が面白い。


時計荘303号室の住人は、3つの個性が同時進行する。
あやはことりのポエムに、ギターとピアノ&キーボードが絡む初バンドバージョン。ポエムのイメージをそれぞれが表現する各人のセンスは素晴らしい。
ことりちゃんは、彼等をバックではなくバンドだと言う。音楽的コミュニケーションが深まれば、きっと良いものになるだろう。音楽がつく事で自由になることりの姿が見えた。
それが何よりいい。
ことりなりのダンス。
ことりなりの歌。
ポエトリーリーディングではおさまり切らない表現が膨らむ。
私がプレゼントしたスカートに、火取ゆきから借りたウイッグがよく合って、可愛かった♪


山崎怠雅を見て、おぉ、今日見た3人はそろって‘情熱が顔に出ないタイプ’だと気付く。
その‘秘め方’は見習うべき私である。
「モノリスと海」、なるほどそう来たか!
「2001年宇宙への旅」を題材にした曲は私もあるので、興味深く聴いた。

それは見るものなのか、見られるものなのか?
それの存在の意味と作品のテーマは重なっているような、いないような。
彼と私は全く違う人生を送りながら、同じものを見て、それぞれにイメージを膨らませて曲を作り、偶然集う。
人の繋がりは面白いもんだ。

なお、怠雅君とことりちゃんは割とご近所さんらしい事が判明。
人の繋がりは面白いもんだ。

そうそう、ライブハウスを出てすぐ捨てられるチラシは嫌だと、`ナゲヤリズム通信’なる非常に凝ったチラシを怠雅君から頂いたが、いささか老眼の身には字が小さくて読むのが難しいのである。
第2弾を作成される際には、ご配慮願いたいものである。


またまた楽しみ

2007-04-17 00:23:37 | Weblog
‘若い男’の次は‘大人の男’である。

な~んちって…

重たい春も憂鬱な雨も吹っ飛ぶぜぃ。
ざま~みろってんだぃ!な気分さ♪

4月28日(土)渋谷アピア
川上龍一ライブ

みなさん、遊びにいらっしゃいませ。
まきこさんが乱入してピアノを弾く第二弾!

重たい春

2007-04-15 00:53:08 | Weblog
昔作った曲のタイトル。

今朝の通勤の車窓からは、4月も半ば前だというのに若葉が芽吹き…
桜の時も思った。今年の桜は少しも美しく見えない。
今朝も思った。若葉が少しも美しくない。
清々しさを感じない。

随分前、身体の具合がず~っと悪くて、そして良くなってきた時、若葉のあまりの眩しさに、電車の中で泣きそうになったことがある。
あれから私にとって若葉の色は特別だった。
でも、それ以前は若葉の頃になると嫌な事が起こって、だからこんなタイトルの曲を作った。

なんだかその頃と同じ様な、嫌な感じの春だ。

職場の感じが嫌な感じ。
そのせい?
違うな。私の気持ち、気分の問題じゃないな。
本当に今年の桜も若葉も、美しくないのだ。
そう思う。
春が来た喜びもない。
夏に向かう、はやるような気持ちもない。
夏が嫌いな私ですら、初夏には浮き立つ気持ちが湧くのに。
ない。

今年の地球が醜いのだ。