田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

4月27日アピア

2009-04-28 00:48:52 | Weblog
田中眞紀子withカワカミアラタ


〈セットリスト〉

1,あんたの都合のいいように
2,ヒーロー
3,ハルノジダイ
4,死んじまいたい
5,素通り
6,夜のキリン

アンコール
愛してやるさ



ワンマンの前だというのに、たくさんのお客様に来て頂き、感激しています。
アピアにも、本当に良い音を作ってもらえて嬉しかった。
支えて下さったスタッフの皆さんに、心から感謝してます。
今回の圧倒的な収穫は、ワンマンの前に`歌う´ということは、こういう事なんだと実感できたこと。
何より、アレンジを全てお任せし、私の曲に新たな息吹きを与えてくれた、カワカミアラタ氏に、最大限の感謝と絶大な敬意を表します。


またやりたいけどね。
あんまりこういう事やると、弾き語りしたくなくなるかしら~って心配…(笑)
なんというか、歌う時、人の力を頼れるという喜びと、けれども人のエネルギーを背負って歌うという厳しさを、同時進行的に味わった。
ピアノを弾きながらより、歌が良く入ってきたという声をたくさん戴いたけど、嬉しくもあり、それは困った、でもあり…
困った、でもあるけど、ここ1~2年に感じていた行き止まり感は、今日、消えたな。
私、まだまだやってない事がたくさんあるさ。


関わってくれた全ての方へ、もう一度、心からの感謝を!

ライブ告知

2009-04-24 19:25:58 | Weblog
4月27日(月)渋谷アピア

田中眞紀子(Vo)with カワカミアラタ(G)

開 演 PM6:50
料 金 前売1300円/当日1500+ドリンク代
競 演 六九狂ヴィヴィアン
・千年弘高・イヌスズキ


手ぶらライブは楽だと思いきや、弾き語りより練習量が必要であり、なおかつ互いに一人ではどうにもならないという、案外困難な道のりでしたが、いい感じに仕上がりつつあります。
勿論アピアでは初めての試みですし、今後もそうそう出来る事でもないので、是非この機会をお見逃しのないよう、ご来場をお待ちしてます。



なんだか
ドラマみたいだ
つよポンの逮捕シーン

だからね。

2009-04-23 00:11:36 | Weblog
コメント欄の書き込みのしかたが、よくわかりませんのよ(ToT)。

埃をはらったら直るの?
きっとそんな事はないと思うわ。
アンちゃん、コメント欄なんかに書かないでメールちょうだいよ。

和美ちゃん、昨日はありがとう!
今度一緒にあのハンバーグを食べましょう♪

なんとか

2009-04-22 02:47:34 | Weblog
ブログを携帯で見れるようになりました!
和美ちゃん、教えてくれてありがとー!
コメント欄も見れます。
でも、書き込みのしかたがわかりません。
カノウさん、コメントありがとう♪
皆さんの日記が読めなくて残念です。

パソコンちゃんは、なんか焦げ臭いです。
相当ヤバいんだろうか?

お詫び

2009-04-21 02:52:55 | Weblog
なんということでしょう!!
家に帰ってパソコンを見ていたら、突然ぷっつりと切れてしまいました。
どうやら壊れたらしいです。

このブログは携帯から書き込みできるのですが、私、コメント欄の見方がよくわからないのです。
ですので、パソコンを修理できるまで、一方的な書き込みになります事をお許し下さい。

いつなおせるかも、分かりません。

パソコンと関わらない生活、ちょっと前までしてたのに、今は不便を感じる私だわ。

まぁ、これは!

2009-04-19 18:23:20 | Weblog
先日、ポロッと悪口を書いたロックハート城がTVに出てるぢゃないか!

1週間近く放ったらかしておいたビデオを見た。「あたしん家の男子」って、堀北真季(字、合ってる?)が出てるドラマの、あの城は、絶対ロックハート城である。

行ったことのある人、確かめて~!

って、誰かいる?

って、失礼?


苦悩と音楽

2009-04-18 11:38:44 | Weblog
結構辛辣な事を昨日は書いたので。
いや、久しぶりに頭の中がぐるぐる回っている。
そういう刺激を受けたからだろう。

「カバーに埋没するのは堕落」という持論は曲げる気はない。
オリジナル持ちの(笑)プライドでもある。
そういえば… と思い出すのだ。オリジナルをカバーより低く設定する価値観があることを。オリジナルなんか、世にある名曲に敵う訳がないという価値観。しかも`名曲´とは海外の作品を指す。
ふむ、その通りである。
しかし、私はその考えが嫌いだったので、その世界とおさらばしたのだ。


もう一つ。
「そこにいたミュージシャンは、誰も苦悩していない」というやつ。
これはもう少し突っ込んで考える必要があるだろう。
表現が不正解だ。
苦悩を表出していないのだ。
ミュージシャンである前に一人の人間として、苦悩していないはずはない、そこにいた誰もが、だ。
ならばその音楽は、といえば、多分苦悩から解放される為、苦悩から逃れる為にあるのだろう。
だから誰もが楽しそうなんだ。
最高の技術を磨き、音楽の中に埋没して、生きる苦悩からその瞬間、離脱する。
それは自分の場所ではないと感じた私はどうか、と言えば、苦悩と向き合う為の音楽なのだ。
つまり音楽は、苦悩と向き合う為の手段なのである。
チバリョウは二人とも自分の苦悩を内在させて放出していたが、その後に見たステージは、苦悩の外側にあり、完全に純粋な`音楽´だった。

多分、大きく分けて二種類あるんだね、`音楽´には…

自分の場所は`苦悩の放出´であるのには間違いなさそうだ。

ただね。
なんとなく、最後は同じなんじゃないかと思う。
その二種類の、どちらの世界にいても、たどり着くべき最高のものは、ね。

歩く歩く、また歩く。

2009-04-17 00:49:42 | Weblog
池袋のライブハウスには最初から行く予定であったが、急に新宿のライブハウスにも行くことになり、分刻みの1日だった。

池袋の駅から、やたら遠く、しかも分かり難くて歩くわ走るわ!
息急き切って飛び込んだ小屋で、素晴らしいドラムの若者を目撃する。
豹の様な鋭さとしなやかさで繰り出す、ドラマチックな音楽的なドラムは、魂が奏でられていた。
汗をかいた甲斐があった。

ライブ終了後、即新宿に向かう。
何故なのだ?
何故2日続けて同じ所で電車が止まるのだ?
仕方がないから新大久保で降りて、前日と全く同じルートで新宿に向かう。
なんでこんなに歩かにゃならんのか!

今度は出るための店。
さっきとまるで違う音楽の世界に浸ったが、終わってみれば我々の居場所ではない気がした。

カバーはやらないの?
オリジナルだけ?
それは残念!
と来ていた客に言われた。

カバーには魅力を感じはする。
私もあれやこれや、カバーしたいのはたくさんあるさ。単純に楽しいだろうし、勿論勉強にもなる。
だけど。
そこに集った凄腕のミュージシャン達は、誰も苦悩していない。

その事は相方も同意見だった。
カバーに埋没するのは、私は堕落だと思う。

つくづく言葉の重みを感じる。
言葉のない音楽は、聴き疲れというものがまるでない。
リズムに乗って、いつまでもループしながら楽しく続いていく。
情熱もエネルギーもある。
でも、感動が薄い。
魂を揺るがすような深い感動がない。

先の若者のドラムは、シンガーの言葉に反応していると私は感じていた。
言葉に託されたシンガーの生き様に、若者の魂が感応していると。
凄腕のミュージシャンが奏でたスタンダード曲のハイレベルな演奏は、そのメロディを自在に変化させていくのだが、その楽曲につく歌詞の意味も情感も当然、完全に無視されている。
私はシンガーなんだと実感しながら、それらを聴いた。
目の前で展開する卓越したピアノ・テクに、まるで興味が持てないのだ。
その素晴らしい音楽技術を駆使して、いつまでも同じ所をループし続けるんだろう。情熱を持って。
けれどそれが、あなたにもたらすものは何なのかと問いたくなる。
「幸せだ」と答えられてしまえば、それまでだけれど。
どんなに稚拙なオリジナルであろうとも、いや、稚拙であることも含めて自分のオリジナリティでありパーソナリティであり、それをさらして恥をかき、自己を確立することをしてきたのだと、改めて思うのだ。
そしてそれは、私の言葉がスタートなのだ。
音楽には限界がある。
どう頑張っても、いつか誰かが奏でたフレーズを繰り返すだけだ。
けれど言葉は無限だ。
言葉こそが、その人だ。
自分の世界を、いつまでもループし続けることには変わりはないだろうが。
端から見れば、同じ音楽バカなのだろうし。

この日の体験は、今の自分の立ち位置を確認する、非常に重要な出来事となりそうだ。
相方と、何がなんだか、どうすりゃいいのかわからなくなったね、と話ながらも、そしてそれはその通りなのだけれど、私が`やる事’は、むしろはっきりしたように思う。
自分の居場所は自分で作るしかないらしい。
まだまだ、探索は続くのだ。

当分歩きまわらなきゃならないみたいね、アタシ。

歩く歩く

2009-04-16 11:26:16 | Weblog
はと`バス´なんだろーとたかをくくっていたら、バスに乗ってる時間なんてほんのちょっと。
やたらめったら歩かされた。
昨日あたり、足の筋肉痛がピーク?…
遅いぞっ、反応がっ!

昨日も、電車が止まっていたこともあり、大久保から新大久保を回って歌舞伎町から新宿駅へと、てくてく。
身体に良い感じであるが、足が痛いよ。
しかもはとバスの翌日から、やたら濃厚な音楽漬けの日々が続く。
新しい事に出会うのは、喜びと背中合わせに疲労する。

今夜もそんな出来事が待っている。
`幸せな苦痛´の日々は、4月いっぱい続く予定。

頑張ってまいります。

初モノづくし

2009-04-15 11:25:23 | Weblog
その1、初はとバス

いや、はとバスに乗ったのが初なのか、記憶に定かでない。
子供の時に一度くらい乗ってそうなものだが、あのド黄色の車体に乗った確かな記憶はないのだ。
しかしながら、とにかく、自分の意志でコースを指定して申し込んだのは初めてである。正確には、指定しただけで、申し込んだのは、はとバスベテランの友人ですが…


その2、初皇居

「皆様、必ずお揃いでバスにお戻り下さい。」
つまり、1人で、或いはお友達と、どっかに行っちゃわないでね!というバスガイドさんのお言葉に大笑いしながら、降り立った皇居は、確かに1人でどっか行っちゃいたいような素晴らしい所であった。
ロックハート城とは大違い。
本物であるっ!
なんたって石垣の見事なこと!!
これらが手作業であることを考えると、ホント昔の人は凄いんだわ。


その3、初日傘

この日、家を出たのは朝の7:30。
その時点でやたら金ぴかの日差しに`これは!?´とひっつかんだ日傘は、大正解であった。
暑い!
太陽がジリジリとシャツを通して肌に当たる。
桜はほぼ散りかけており、色とりどりのつつじが緑をおおい始めており、目にも鮮やかな新緑が… って、まだ4月の11日ではないか!
これはほぼ、5月の描写である。
下手すりゃアメリカハナミズキまで咲いている。
今年の夏が思いやられる。


その4、初六本木ヒルズ

なぜはとバスなんかに? と言えば、昨年12月に東京~横浜観光をしてハマったからだが、その時上った都庁の展望台から見た東京の全貌は醜い、などとここに書いたけれども、何故か六本木ヒルズから見下ろす景色は不快感がなかった。
都庁の展望台は無料だが、六本木ヒルズは有料、その違いか?
窓の下がすぐ地上という都庁のそれより、少し遠目に景色が見えるのがいいのかな? 特に屋上の展望台は気持ち良かった~♪
雲一つない快晴だが春らしく霞みがかっていて、海や山が鮮やかに見えなかったのが残念だったな。


その5、初詣

国際フォーラムの中のレストランでランチを取った後、地下にある会田みつを博物館を鑑賞。
あまり時間がなかったので、展示されている書に一々叱られる感じで、はい、ごめんなさいよ、はい、すいませんね、と恐縮しながら、そそくさと博物館を後にして、バスは浅草へ。
皇居も六本木ヒルズも、午前中だったからか、随分空いていたけれど、仲見世はごっちゃごちゃの人だかり。
まるで苦難の人生を歩くがことくに仲見世を通り抜け、やっとこ到着した浅草寺で、何年振りかの初詣。
はい、わたくし、初詣に興味ないんです。
会田みつを先生に叱られても、いたしかたありません。
お賽銭は10円でいいかしらと思ったら、友人達は穴の開いた小銭を取り出すので、生憎5円玉の持ち合わせがなかった私は、大枚50円をお賽銭箱へ。
今後の音楽人生の充実をしかと祈り、これまた何年振りかのおみくじを引いた。
末吉。
病は長引くが命に差し障り無しだと。
ふんっ、大当たりだぁね、まったく!
最近、素敵な男性と巡り会ってお付き合いも順調な友人Aは大吉。
今年、持病が再発するわ仕事は益々忙しいわの友人Bは凶、暮れに遊び過ぎて旦那と喧嘩し、夜遊び自粛中の友人C(仲直り済み)と私が末吉。
何となく当たってるのが面白い。


その5、初隅田川

この日のツアーのアタシ的メインイベントは、この水上バスでの隅田川下りであった。
4:00近くになり、また水のある場所だから、今度はかなり寒くなってしまった。上着はバスに置いてきちゃったし。
しかし、東京のど真ん中に、こんなに水を満々とたたえた川が隆々と流れているとは!
もっと細い川を想像していたので、静かな驚きだった。
ただ川を水上バスが進むだけだったんだけど、なんか良い時間だったと思う。


でも、この水上バスでの寒さのせいで、小風邪をひいたようである。