Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

風流

2011-07-05 10:16:47 | 日記
息子が自由工作で作って来た風鈴。

軒先で風に揺られては「涼」を届けてくれる。


自然の風によってもたらせる「風流」は

肌にも耳にも心地よい。


Seals & Croftsの「Summer Breeze」(1972)

01. Hummingbird
02. Funny Little Man
03. Say
04. Summer Breeze
05. East Of Ginger Trees
06. Fiddle In The Sky
07. The Boy Down The Road
08. The Euphrates
09. Advance Guards
10. Yellow Dirt


真夏の清涼剤となりうる柔らかなハーモニー&メロディを

アコースティックなサウンドに乗せて届けてくれる1972年作品。


「Hummingbird」「Funny Little Man」

暑い日差しを避けるような「木陰」のメロディに冒頭から癒させる。


彼らの代名詞と言えるヒットナンバー「Summer Breeze」

かき鳴らされるアコギ、哀愁漂うメロディ、耳に残るリフと文句のつけようのない名曲。

The Isley Brothersのかなり湿り気のあるカヴァーヴァージョンもあれはあれでいいのだが

やはり本家となるこちらは、本来の「夏のそよ風」を味わうことが出来る。


どこか愁いを秘めた曲が多い中で

突如差込む木漏れ日のような明るさに包まれる「Fiddle In The Sky」

フィドルの音がやや強めの風のようで非常に心地よい。


流れるようなアルペジオのギターと

サビの混声コーラスが素晴らしい「Advance Guards」


最後は異色のファンキーさや泥臭さが炸裂する「Yellow Dirt」

途中から登場するエレキギターが何ともイカしている。


今日も朝から風鈴が良い音を鳴らしている。

クーラーや扇風機になるべく頼らない夏。

それは忘れかけていた「風流」を運んで来てくれたのかもしれない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビター・スウィート | トップ | 願い事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事