Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

想定

2011-04-20 01:57:17 | 日記
ここのところ連日に渡って天気はぐずつき気味。

「春なのに」相変わらず続く小寒さ。


ふと思い出したのは数年前のある日の曇り空。


雲間から覗いた太陽が最後には大空を支配し

気がつけばあたたかくやさしい光に包まれていた。

曇り空もいつかは晴れるのである。


Roberta Flackの「Feel Like Makin Love」(1975)

1. Feelin' That Glow
2. I Wanted It Too
3. I Can See The Sun In Late December
4. Some Gospel According To Matthew
5. Feel Like Makin' Love
6. Mr. Magic
7. Early Ev'ry Midnite
8. Old Heartbreak Top Ten
9. She's Not Blind


甘く、優しく、時にせつなくもあるサウンドメイキング。

ジャケットの不思議なイラストと色彩がその世界観を物語っている1975年作品。


プロデューサーEugene McDaniels絡みのナンバー。

Mellowな展開に差込まれるタイトな演奏が印象的な「Feelin' That Glow」

数々の名カバーを産むこととなる稀代の名曲「Feel Like Makin' Love」

跳ねるような軽やかさを感じさせてくれる「Old Heartbreak Top Ten」


Stevie Wonderのペンによる「I Can See The Sun In Late December」

多面的な展開ではあるが、通して聴けば一つのストーリーとして

成り立っている組曲的ナンバー。


Ralph MacDonald & William Salterによる

「陽」と「陰」を巧く取り合わせた「I Wanted It Too」「Mr. Magic」


甲乙付けがたい粒ぞろいの佳曲の中には

やさしいRobertaノ歌声が隅々まで染み渡っている。


生きていれば良いことばかりではなく時に悪いことにも遭遇する。

そんなことは誰しもが「想定」していること。

それを遥かに超える「想定外」な出来事も時には起きてしまう。


ただ「人」も「地球」も「太陽」も最後にはきっとやさしく微笑んでくれる。

それは「想定」しておいていいはずである。
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