Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

クール

2010-08-24 10:40:22 | 日記
お盆を過ぎたが一向に涼しくなる気配はなし。


汗をかきにくい体質ゆえ、熱が体にこもって余計に

暑さや寝苦しさを感じる。


最近は就寝時の氷枕が欠かせない。

首元を冷やせば全身が「クール」になるのだが

こんなものに頼ること無くゆったりと眠れる日が早く来ることを願う。


Jess Rodenの「Jess Roden」(1974)


1. Reason To Change
2. Im On Your Side
3. Feelin Easy
4. Sad Story
5. Under Suspicion
6. On Broadway
7. Ferry Cross
8. Trouble In The Mind
9. What The Hell


英国を代表するシンガーJess Roden。

Butts Band等のバンド活動を経て、74年に出されたのが本作。


Allen Toussaintプロデュースのニューオーリンンズ録音と

Chris Blackwellプロデュースのロンドン録音が混在してはいるが

彼の歌が両者をうまく繋ぎ合わせる架け橋となっている。


取り分けニューオーリンズサイドでの

もっとも脂の乗った次期のMetersの演奏と彼の歌との融合がなされた

「Reason To Change」「Feelin' Easy」「Sad Story」「Trouble In The Mind」

の4曲のクオリティには目を見張るものがある。


縦の軸の揃った鉄壁のリズム

シンプルでありながら耳に残るメロディやリフ

ソウルフルな歌声とコーラス


英国人のニューオーリンズ詣は当時の流行であった訳であるが

英国らしさを失うことの無い仕上がりと言う点で

本作は特別な光を放っている。




「熱く」はあるがどこか「クール」なJess Rodenの声のごとく

残暑を「Feelin Easy」と過ごしたいところである。
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