Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

midnight

2009-11-08 00:11:15 | 日記
今回のバンドを組むにいたって最後の後押しをしてくれた出来事がある。

それはあるDVDでのライブ演奏を目にしたこと。





レコードやCDで味わっていた良さとはまたひと味もふた味も違う

インパクトがそこにはあった。





「いぶし銀」と言う言葉がまさに似合う演奏である。

そこには「余分な動き」も「余分な音」もない。

ただ有り余るほどの「情熱」がそこからは伝わって来た。





JJ CALEの「in sesson at the paradise studios」

1979年 LAのスタジオライブの映像である。

Leon Russellが参加はしているが、そんな豪華さを微塵とも感じさせないほど

JJ CALEの魅力がすべてを包み込んでいる。





バンド活動の再始動の一曲目として

敬意をはらってこのライブヴァージョンの「After midnight」をカバーさせてもらっている。

今までクラプトンを初めとする種々様々なカバーを聞いたが

ここでのCALEの演奏が、やはりオリジネイターであることを雄弁に語っている。








クラプトンにさえ憧れられた男「JJ CALE」

枯れた中にも色気のある男である。

たたずまいのすべてがこの上なくブルージー。







歳を重ねて行くごとにだんだんと嫌な気持ちになってきていたが

こんな感じで程よく枯れていくのも男として悪くないなと思った。






真夜中に彼の演奏を見ながらギターケースを何度開けたことだろう。

彼のように「いぶし銀」にはまだまだなれないが

「いぶし銅」くらいにはせめてなってみたいものだ。







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