Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

cover

2009-10-16 00:31:25 | 日記
世の中には名曲と呼ばれるものがたくさんあるが、はるかに原曲を超えてしまう
ナイスなカバーも存在する。

昔から、そういったナイスカバーを探すのも僕の音楽癖の一つである。



まあ当たり外れはあるが、当たりを引いた時は格別の喜びがある。


昔友人とカバーソングを集めたCDを作ろうとしていた頃に出会ったそんな一枚が

Salena Jonesの「My Love」


Stuffがバックをつとめ、大半カバーで占められるアルバムだ。

アルバムタイトルにもなってる、ポールマッカートニーの「My Love」のカバーが秀逸

と言われてる方が多いみたいだが、僕のツボを刺激したのは次の二曲。



Dr.Hookのカバーで「I don't want to be alone tonight」

生涯聞いた様々なカバーの中でも、今の所首位を走る一曲。

まさにツボを心得たStuffの演奏

サリナジョーンズのヴォーカルも勿論抜群ですが、リチャードティーのあたたかみの

あるコーラスとの絡み合いが最高。

すべてがまさにミラクルな一曲。



もう一曲はスティービーワンダーの「Lately」

言わずもがなのナンバーで、大抵この曲のカバーは思いっきり歌い上げるパターンが

多いが、ここでのサリナのボーカルは、かなり抑えめである。

なのにやけにグッと来るのだ。

それを支えるStuffの演奏は、まさに「引き」の名演。

このいきそうでいかない感じが本当に素晴らしい。



いかに名曲と言う素材を上手く料理するのか、これも音楽の醍醐味。



「コピーではなく、カバー」

最近この言葉をバンドのコンセプトとして色んな曲を料理したいと思っている。

世界中に良い曲はあるので、それを自分等なりにおいしく料理すべきだと思う。




完コピに必死になってた若かりし日の自分に言い聞かせてやりたい言葉だ、本当に。






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