Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

デジタル化

2011-01-13 23:55:54 | 日記
毎日若い世代の人たちと接している訳だが

仕事の年数を重ねて行くごとに

僕と、彼らとのジェネレーションギャップは

広がっているような気がしてならない。


i Podもスマートフォンも持っていないし

AKBのメンバーもほとんど知らない。


相変わらずの「アナログ」人間のままなので

生まれた時から「デジタル化」が進行している彼らとは

なかなか分かり合えないのかも知れない。


変わりたくても変われない、頑固オヤジの最近の悩みどころである。


(A to Z企画 D編)
Don Nixの「In God We Trust」(1970)

1. In God We Trust
2. Golden Mansions
3. I’ll Fly Away
4. He Never Lived A Day Without You
5. Nero My God To Thee
6. Amos Burke
7. Long Way To Nowhere
8. Iuka
9. Will The Circle Be Unbroken
10. I’ve Tired (Trucker’s Lament)



マッスル・ショールズ・スタジオにて録音されたソロ1作目。

アルバムタイトルが物語るように

全編を通して神への思いを綴った歌が多く

サウンド面でも、ゴスペル・テイストの濃い作品である。


とりわけバリー・ベケットの奏でるピアノが

そのテイストをよりくっきりと明確なものに仕立てあげている。

「Golden Mansions」「He Never Lived A Day Without Jesus」での

イントロのプレイを聴けば、誰もが納得であろう。


トラディッショナルなゴスペルナンバー

「I’ll Fly Away」「Will The Circle Be Unbroken」

いずれも彼流の解釈により、新たな力が付け加えられている。


南部の郷愁を感じられるボトルネックギター

1分少しの短い時間であっても十分にいなたさが伝わる「Nero My God To Thee」


エディ・ヒントンの粘りあるスライドギター

力強さのあるゴスペル・タッチのピアノ

両者が唸りをあげる「Amos Burke」


アコギをメインとした柔らかな味わいの「Long Way To Nowhere」

本作の中では異色のナンバーとして聞こえるが

こんな風情のドン・ニックスの姿も悪くない。

この曲が一番、現在の僕にはフィットする。



音楽の「デジタル化」は、今後とも出来そうにはないが

そろそろ少しは心の「デジタル化」は必要なのかも知れない。。。
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