先日かねてから行きたかった「イサムノグチ庭園美術館」に行った。
今年が開園10周年の節目の年とのこと。
僕の住んでいる所からは車で20分ほどの場所にあって
いつでも行けると思いつつも往復はがきでの申し込みという面倒さもあり
結局行かずじまいで10年という月日が経ってしまった。
やっと念願のかなったその場所はとても素晴らしいものだった。
完成作品、未完成作品がいくつもならぶ「アトリエ」
豪商の日本家屋を移設した「ノグチ邸」
そして何より感動したのが家に裏に広がる「彫刻庭園」
自然の石を並べて作られた階段
水の流れを石を用いて再現した石の川
傾斜のある丸い小山の上から見える瀬戸内の海の絶景
まさに「地球彫刻」と呼ぶにふさわしい自然環境作品は圧巻であった。
「ノグチ邸」の中には入れないのだが、外の格子越しに見ると
中には名作「akari」があった。
蛍光灯の光を嫌ったノグチは「akari」の電灯を使っていたそうである。
Gene Clarkの1971年作品「Gene Clark (White Light) 」
The Birdsを脱退して陽の当たる場所をあまり見なかった彼が
Jesse ed davisのプロデュースにより、新たな「White light」を灯した作品である。
これ以上にないシンプルな音だが、その狭間から溢れ出す魅力は計り知れない。
1曲目「The Virgin」のハーモニカと彼の抑えめの声から心を優しく掴まれる。
8曲目「Tears of Rage(怒りの涙)」ご存知The Bandのカバー曲であるが
ここでの演奏も抑えめなサウンドが、達観した「怒りの涙」を表現している。
アルバムジャケットにふさわしい後光が射したかのような最高傑作である。
巷はクリスマスムード一色
きらびやかなイルミネーションも勿論素晴らしいが
小細工のないやさしい「akari」や「White Light」を求めてしまう僕がいる。
今年が開園10周年の節目の年とのこと。
僕の住んでいる所からは車で20分ほどの場所にあって
いつでも行けると思いつつも往復はがきでの申し込みという面倒さもあり
結局行かずじまいで10年という月日が経ってしまった。
やっと念願のかなったその場所はとても素晴らしいものだった。
完成作品、未完成作品がいくつもならぶ「アトリエ」
豪商の日本家屋を移設した「ノグチ邸」
そして何より感動したのが家に裏に広がる「彫刻庭園」
自然の石を並べて作られた階段
水の流れを石を用いて再現した石の川
傾斜のある丸い小山の上から見える瀬戸内の海の絶景
まさに「地球彫刻」と呼ぶにふさわしい自然環境作品は圧巻であった。
「ノグチ邸」の中には入れないのだが、外の格子越しに見ると
中には名作「akari」があった。
蛍光灯の光を嫌ったノグチは「akari」の電灯を使っていたそうである。
Gene Clarkの1971年作品「Gene Clark (White Light) 」
The Birdsを脱退して陽の当たる場所をあまり見なかった彼が
Jesse ed davisのプロデュースにより、新たな「White light」を灯した作品である。
これ以上にないシンプルな音だが、その狭間から溢れ出す魅力は計り知れない。
1曲目「The Virgin」のハーモニカと彼の抑えめの声から心を優しく掴まれる。
8曲目「Tears of Rage(怒りの涙)」ご存知The Bandのカバー曲であるが
ここでの演奏も抑えめなサウンドが、達観した「怒りの涙」を表現している。
アルバムジャケットにふさわしい後光が射したかのような最高傑作である。
巷はクリスマスムード一色
きらびやかなイルミネーションも勿論素晴らしいが
小細工のないやさしい「akari」や「White Light」を求めてしまう僕がいる。