Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

2009-11-29 00:04:31 | 日記
曲を作る際に意外と悩むのが「タイトル」である。


割とメロディーとアレンジには悩まないタイプなのだが

作詞は相当時間がかかる。



さらに「タイトル」となるとなかなか曲に見合ったものが見つからない。

大抵は作詞先行でタイトルは後づけになることが多い。

以前にも書いたように、自作曲の歌詞は横文字を入れない「日本語」のみに

こだわっているもので、タイトルも「日本語」となると余計に制約があって

難しいのである。

ただ難産であればあるほど最終的には愛着もわいてくるわけで、作詞下手の僕には

永遠について回る問題であろう。




Paul Simonがサイモン&ガーファンクル解散後に発表したデビューアルバム「Paul Simon」


オープニングを飾るのが「Mother And Child Reunion」


邦題「母と子の絆」は、白人ミュージシャンによる初めてのレゲエ曲として

ジャマイカで録音された有名なナンバー。


この曲のタイトルの由来は、ニューヨークのある中華レストランメニューの名前からきているらしい。

「鶏肉と卵の料理」すなわち

「Mother」と「Child」の関係である。

そこからインスパイアされてこの軽快なナンバーが完成したのかと思うと感慨深い。

メロディーの天才Paulでも、タイトル決めにはいろいろあるんだなと親しみを感じさせるエピソードである。




曲のイメージを生かすも殺すも「タイトル」次第。





「母(作曲者)」と「子供=タイトル」の固い絆が常に必要なのである。



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