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Part I:「イスラエル、イラン核施設を空爆す」(95)
第34章 虚空に消えた「ダビデの星」(2)新たなる使命(1/4)

インド洋に浮かぶディエゴ・ガルシア島は同海域最大の米軍基地である。イギリス領であるが、島全体が米国に貸与されている。いずれの国からも干渉を受けない米軍の聖地。そこで『アブダラー』と彼が操縦するF-35にはどのような運命が待ち受けているのであろうか。祖国への安全な帰還か、それとも-----------。
彼の頭にかすかな疑問が生まれた。
<それにしてもイランの原発施設を空爆したあと、自軍の給油機が来ないというトラブルの情報を受けてからまだ1時間程度しか経っていない。それなのに米軍の給油機が目の前に現れるなんて一寸話がうまく出来過ぎている感じもするのだが-------。>
<彼らの目的は我々を救うことだったのだろうか?>
(続く)
荒葉一也
(From an ordinary citizen in the cloud)
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