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Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(200)ドン・チードル

2025-04-10 00:10:00 | コラム
64年11月29日生まれ・60歳。
アメリカ出身。

映画史的・映画業界的に「やっとか…」という感じでしょうか、
黒人俳優が「黒人らしいキャラクターしか演じられない」アジア系俳優が「アジア人らしいキャラクターしか演じられない」という流れが少し変わってきました。

ただそこにこだわり過ぎるのも問題があって・・・
たとえばジェームズ・ボンドを黒人が演じるとか女性が演じるとか、ちょっと考えられないアイデアが「割と本気で論じられたりする」ことになったりもして、

ナニゴトもバランス、バランスかなぁと。

モーガン・フリーマンやデンゼル・ワシントンの後輩にあたる世代、チードルさんは黒人という「宿命」に縛られることなくキャリアを築いているように見えます、
受け手もちょっと考え過ぎかな、そこまでいっちゃうと。

ただナンダカンダいっても、代表作といえばまずはこれでしょう。



<経歴>

映画俳優デビュー作は、85年の『ドライブアカデミー/全員免停』。

ベトナム戦争映画ブーム?に乗った『ハンバーガー・ヒル』(87)、
デニス・ホッパーによる『カラーズ 天使の消えた街』(88)、アンディ・ガルシア主演の『デンバーに死す時』(95)などなど、チードルさんを意識する以前から自分、すべての出演作を劇場で鑑賞していたことにオドロキ!

キャリアが上向いていくのは97年。
火山パニック『ボルケーノ』(97)、

PTAが廃れゆくポルノ業界を描いた大傑作『ブギーナイツ』(97)、


『アウト・オブ・サイト』(98)、
デ・パルマがSFやったら意外とよかった『ミッション・トゥ・マーズ』(2000)、

個人的に挙げたいのは麻薬戦争を多角的な視点で描いた『トラフィック』(2000)でしょうか。


この映画は厳い現実を見つめながら、最後に「いくつかの」救いを描いているところがよいです。

『ソードフィッシュ』(2001)、
オールスター映画『オーシャンズ11』(2001)の役は好評を博し、『オーシャンズ12』(2004)と『オーシャンズ13』(2007)に連続出演。

『16歳の合衆国』(2003)、

2004年は当たり年で、オスカー受賞作『クラッシュ』、そして代表作『ホテル・ルワンダ』に主演。

2010年からはMCU系の大作にレギュラー出演、
『アイアンマン2』(2010)と『アイアンマン3』(2013)、

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『キャプテン・マーベル』(2019)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)・・・とづづきますが、これ前にいったかな、MCU系があまり得意でない自分はノーコメントで(^^;)(^^;)(^^;)

そのほかの出演作に・・・
『フライト』(2012)、

2015年の『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』(2015)では監督・主演を務め、


最新作はAmazon prime主導による『アンストッパブル』(2024)と、好調を維持しています。

デイヴィスの映画はまだ未見なので、すぐにでも観たいです!!


次回の列伝は、ニコラス・ケイジさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『こうして、「沼」にハマっていく…(^^;)』
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