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Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

gooブログ終了までに、「ひとり」映画オールタイムベスト101を完結させるぜ^^(44)

2025-06-23 00:10:00 | コラム
第44位『死の棘』

<90年、日本映画 監督:小栗康平 原作:島尾敏雄 出演:岸部一徳、松坂慶子、木内みどり>

「死の刺は罪なり。罪の力は律法なり」

夫の浮気をきっかけに神経を病んでしまった妻をモデルとした島尾敏雄の私小説(!)を映画化した作品で、公開当初は松坂慶子のノーメイクばかりが話題に。
しかし実際に観てみると、いちばんのインパクトは妻に詰め寄られなじられた挙句、子どものように泣く岸部一徳のほうだった!!

同時期に小説も読んだが、かなりしんどい。
こんな拷問のような話を映画化して、誰が観るんだ?(^^;)と思ったが、その心配をよそに劇場は満員。
なぜ?
みんなマゾヒストなの!?なんつって。
という自分も初日初回に観に来ているわけだが!

演出は同郷の小栗康平で応援しているものの、いつも商業性を完全無視したような作風で生活出来るのか心配していたものだから、満員御礼の札を見て安心した思い出がありますね。

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