Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

楽しい投票がしたい

2013-07-12 00:15:00 | コラム
きのうは完全オフで、映画鑑賞やらチャリのメンテやらを楽しみ? つつ、参院選の期日前投票を済ませてきた。

いまのところ21日は空いているには空いているが、前日に取材依頼などが飛び込むケースも多く、こっちのほうが確実だしね。

ここ数年の選挙は「ほぼ」毎回、期日前投票を利用している。

以前は投票日での「出会い」を期待しているようなところがあった。
出口調査をする女子である。

登録制のアルバイトだからだろう、若い女子がけっこう多く、ナンパを仕掛けようと思ったこともある。
確か夏の選挙で、その日は団地の夏祭りの日でもあった。
出口調査で声をかけられた自分は、その子があまりにも美人だったものだからドギマギしてしまい、いくつかの質問にきちんと答えられなかった。

帰宅しても彼女のことが忘れられない。
きちんと答えられなかった失点? も挽回しておきたい。

そこでコンビニに向かい、アイスを購入。
それを差し出しながら「バイト何時まで? よかったら今晩、団地の夏祭りに行かない?」と誘ってみようと考え、再び投票所に向かった―のだが、すでに彼女は移動したあとだった。

そうか出口調査というものは、同じ場所で長時間おこなうものではないのだな、、、と、そのとき知った。


さて今回の投票も、顔とキャラクターで決めた。
AKBじゃないのだから政策で決めようよ―と怒るひとも居るかもしれないが、そのひとがどんなひとかということが最も大事なはずで、そういうものは「顔」に出るわけでしょう、だから間違った考えではないと思っている。

それにしても。
エラソーにいえば、魅力的な顔を持つ候補者の少ないこと、少ないこと。

「まゆゆで決まり!」みたいに即決出来るひとが居ない。
ことばは悪いが、犯罪者の面通しみたいなところがあって、うーん、このひとかな、ちがうかな、、、みたいな感じで時間をかけて選出。

アイドルや映画の10傑ならエンタメとして何十時間も楽しむことが出来るが、政治はそうはならない。
当たり前じゃないかという意見もあるだろうが、本音をいえば、もっと楽しめるものであってほしいのだけれどね。
真面目に、楽しむという。


公開されたばかりのドキュメンタリー映画、『選挙2』が話題になっている。

面白い。
抜群に、面白い。

※その予告編





自分の映画を「観察映画」という想田和弘の新作で、前作とセットで鑑賞することを薦めたい。
3.11以前と以後、日本は「それでも」変化がない―ということを、強く主張しないカメラアイによって表現した力作だから。


映画で描かれる選挙。
細かいところまで挙げれば沢山出てくるが、今宵は、選挙そのものがメインテーマになっている映画を3つ紹介したい。

こういう時期だからね、参院選のことを念頭に置きつつ、それでも映画は映画として、楽しめる名作たち―。


『ボブ★ロバーツ』(92)

俳優ティム・ロビンスの初監督作品。
人気歌手が上院議員選挙に立候補、手段を選ばぬやりくちに賛否両論が起こり、ついには暗殺されそうになるが・・・。

『ニクソン』(95)

悪名高き大統領の半生を、別の側面から描いてみせたオリバー・ストーンの大作。

常にケネディと比較され、しかも自分でも比較し、どうせ俺は…などと落ち込む。
アンソニー・ホプキンスがいつもの憑依演技で成り切ってみせ、ちょっと同情してしまうほどなのだった。

『ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女』(2012…トップ画像)

共和党の副大統領候補となった、「あの」アラスカ州知事サラ・ペイリンを描く。

演じるは才女ジュリアン・ムーア。
画像で分かるとおり、ほんとうにそっくりだ。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『怒れる牡牛の物語』

コメント (1)
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