名言名句(419)
「読書百遍義自(おのずか)ら見(あらわ)る」『三国志』
中国の魏に菫遇(とうぐう)と勉強家がいました。この菫遇に教えを乞いに
来た者がいました。菫遇は、わしに教えを乞うよりも、一冊の本を何度も繰
り返して読めば、その言わんとするところはおのずと理解できるものだ、と
断りました。すると、そんな暇がないのだ、と相手にいいます。そこで、
菫遇は答えました。冬は歳の余り、夜は日の余り、雨の日は時の余りがある
から、その三余りを読書にあてることだ、と。この故事は、晋の歴史家陳寿
(ちんじゅ)(232-297)の著した『三国志』魏志巻十三の注にあります。
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10月に咲いている花「珊瑚花 (さんごばな)」
ブラジル原産。
江戸末期に渡来。
・夏から秋にかけて
ピンク色の細長い花が
噴水のような形で咲く。
海にある「珊瑚(さんご)」を
イメージした名前だと思われる。
・別名
「ジャコビニア」
(季節の花300より)
「読書百遍義自(おのずか)ら見(あらわ)る」『三国志』
中国の魏に菫遇(とうぐう)と勉強家がいました。この菫遇に教えを乞いに
来た者がいました。菫遇は、わしに教えを乞うよりも、一冊の本を何度も繰
り返して読めば、その言わんとするところはおのずと理解できるものだ、と
断りました。すると、そんな暇がないのだ、と相手にいいます。そこで、
菫遇は答えました。冬は歳の余り、夜は日の余り、雨の日は時の余りがある
から、その三余りを読書にあてることだ、と。この故事は、晋の歴史家陳寿
(ちんじゅ)(232-297)の著した『三国志』魏志巻十三の注にあります。
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10月に咲いている花「珊瑚花 (さんごばな)」
ブラジル原産。
江戸末期に渡来。
・夏から秋にかけて
ピンク色の細長い花が
噴水のような形で咲く。
海にある「珊瑚(さんご)」を
イメージした名前だと思われる。
・別名
「ジャコビニア」
(季節の花300より)