名言名句(582)
「両人 対酌(たいしゃく)すれば山花開く 一杯一杯又一杯
我は酔うて眠らんと欲す君且(しばら)く去れ 明朝 意有
らんば 琴を抱いて来たれ」『李 白』
花見どき、ただ集まって高歌放吟というのでは、芸があるようで、
その実、本物の芸はありません。心の許し合える相手、風流を解
する相手、それでいて、何でも物の言える相手と花の下で酒を酌
み交わしてこそ、酒は美酒となるのです。眠りたいときに眠れな
い、酒を飲むのにも、気の合う好きな相手だけを選んではばかり
もいられない現代人は、李白から見ると哀れかも知れません。
桜の季節が来ると、意外に多いのが、李白のこの七言絶句を脳裏
に思い浮かべる人の数です。「対酌」の理想なありかたを、それ
らの人たちは密かに憧れているのに違いありません。
========================
4月から咲く花「碇草(いかりそう)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 4/25頃。
・船の碇(いかり)に
似ているところから
この名前になった。
・いろんな色の種類がある。
・「錨草」とも書く。
・薬効 強壮、強精
・薬用部位 茎葉
・生薬名 「淫羊藿(いんようかく)」
(季節の花300より)
「両人 対酌(たいしゃく)すれば山花開く 一杯一杯又一杯
我は酔うて眠らんと欲す君且(しばら)く去れ 明朝 意有
らんば 琴を抱いて来たれ」『李 白』
花見どき、ただ集まって高歌放吟というのでは、芸があるようで、
その実、本物の芸はありません。心の許し合える相手、風流を解
する相手、それでいて、何でも物の言える相手と花の下で酒を酌
み交わしてこそ、酒は美酒となるのです。眠りたいときに眠れな
い、酒を飲むのにも、気の合う好きな相手だけを選んではばかり
もいられない現代人は、李白から見ると哀れかも知れません。
桜の季節が来ると、意外に多いのが、李白のこの七言絶句を脳裏
に思い浮かべる人の数です。「対酌」の理想なありかたを、それ
らの人たちは密かに憧れているのに違いありません。
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4月から咲く花「碇草(いかりそう)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 4/25頃。
・船の碇(いかり)に
似ているところから
この名前になった。
・いろんな色の種類がある。
・「錨草」とも書く。
・薬効 強壮、強精
・薬用部位 茎葉
・生薬名 「淫羊藿(いんようかく)」
(季節の花300より)