一日一言
既往(きおう)を咎(とが)めず
既に過ぎ去った事は避難しないと言う
意味から、過去を咎め立てしても仕方
がない、それよりも将来のことに全力を
尽くすべきだと言う場合の教訓として用
いる。
★彼も罪の償いをして出所したからには
既往を咎めず再就職を斡旋した。
類語:旧悪を念(おも)わず
5月~6月にかけて咲いていた花「栴檀(せんだん)」
開花時期は、 5/20頃~ 6/10頃。
・紫色の小さな花。花びらは5~6弁。
竹とんぼが回転しているような姿♪
あまり目立たない。
・秋に楕円形の実が枝一面につき、落葉後も
木に残るさまが数珠のようであることから
「センダマ」(千珠)の意で命名された。
・材は建築用装飾、家具、木魚、下駄などに
用いられる。
・漢方では、実、樹皮、根皮が駆虫に用いられる。
・”栴檀は双葉より芳し”の栴檀は
この栴檀のことではなく、
白檀(びゃくだん)という木のことを指す。
(白檀は別名を栴檀と呼ぶ)
<参考>”栴檀は双葉より芳し”
(せんだんはふたばよりかんばし)
(栴檀は発芽したころから芳香を放つことから、
優れた人物は、幼いときから他と違って
優れていることを示すことわざ)
・「妹(いも)が見し 楝(あふち)の花は
散りぬべし
わが泣く涙 いまだ干(ひ)なくに」
山上憶良(やまのうえのおくら)
万葉集 (楝=栴檀)
(季節の花300より)