一日一言
訝(いぶか)しがる
疑わしく不審に思う、気になって仕方がない
と言う場合に用いる。
★彼の普段の行動を訝しがり、警察は内偵を
続けていた。
10月に咲いている花「山茶花(さざんか)」
開花時期は、10/10頃~翌2/10頃。
・花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出す。
長い間咲き、正月を過ぎても楽しめる。
・椿(つばき)の漢名(中国名)「山茶花」が、
いつの頃からかこのサザンカの名前として
間違って定着した。
読みは「山茶花(さんさか)」
→「茶山花(ささんか)」
→「さざんか」というぐあいに変化したらしい。
上記から、「山茶花」の漢字名も本当は誤用。
(どこかで椿とサザンカが混同されたのでしょう。
こういうのって、一度定着したら軌道修正は
ほとんど不可能ですね。みんな、その間違ってる方
を本物と思ってしまうから)
・日本が原産地。江戸時代に長崎の出島の
オランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが
ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。
学名も英名もサザンカ(Sasanqua)。
・花はとてもよい香り。
・1枚ずつ散る。(薮椿は花ごと散る)。
開花時期は、薮椿は春になってから、
山茶花は秋から冬咲き、と異なる。
また、寒椿とは、葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
なかなか見分けがつかないが、
背丈でおおよそ区別できる。
→ 寒椿
(ただ、寒椿の中でも背の高い「獅子頭」などとは
なかなか区別しにくいです)
・11月3日、12月4日の誕生花(山茶花)
・花言葉は「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」(山茶花)
・「山茶花を 雀のこぼす 日和かな」 正岡子規
「山茶花の 花や葉の上に 散り映えり」高浜虚子
(季節の花300より)