きょうは、8月15日、64回目の終戦の日です。
第二次世界大戦が終わった日ですが、「終戦の日」の定義は以下の4通りあります。(以下、Wikipediaより)
1945年(昭和20年)8月15日:日本軍の戦争当事者である昭和天皇が、戦争の終結を国民に告げた日
1945年(昭和20年)9月2日:ポツダム宣言受諾の降伏文書に調印した日
1952年(昭和27年)4月28日:日本本土において、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日
1972年(昭和47年)5月15日:沖縄において、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日
海外では
アメリカ合衆国では、9月2日を対日勝戦記念日
大韓民国では、8月15日を光復節として、日本の植民地支配からの解放を祝う日
朝鮮民主主義人民共和国では、8月15日を祖国解放記念日
台湾では、抗日戦争勝利にちなみ、9月3日を軍人節
………………………………………………………………………………………………………………………………………………
最近読んだ絵本です。子ども向けに書かれた本ですが
とてもわかりやすく、心に沁みる本でした。
ご紹介します。
『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと 2004年7月27日発行 マガジンハウス ¥630
以下、抜粋です。
わたしたちの国は、60年ちかくまえに、
「戦争をしない」と決めました。
だからあなたは、戦争のために
なにかしたことがありません。
でも、国のしくみやきまりを少しずつ変えていけば、
戦争をしないと決めた国も、戦争できる国になります。
そのあいだには、
たとえば、こんなことがおこります。
わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、
武器を持ってよその国にでかけるようになります。
世界の平和を守るため、
戦争で困っている人びとを助けるため、と言って。
せめられそうだと思ったら、先にこっちからせめる、
とも言うようになります。
戦争のことは、
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
というきまりを作ります。
ほかの人には、
「戦争することにしたよ」と言います。
時間がなければ、あとで。
政府が、
戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、
テレビやラジオや新聞は、
政府が発表したとおりのことを言うようになります。
政府につごうのわるいことは言わない、
というきまりも作ります。
(中略)
わたしたちの国の「憲法」は、
「戦争をしない」と決めています。
「憲法」は、
政府がやるべきことと、
やってはいけないことを
わたしたちが決めた、
国のおおもとのきまりです。
戦争をしたい人たちには、つごうのわるいきまりです。
そこで、
「わたしたちの国は、戦争に参加できる」と、
憲法を書きかえます。
さあ、これで、わたしたちの国は、
戦争できる国になりました。
政府が戦争をすると決めたら、
あなたは、国のために命を捨てることができます。
政府が「これは国際貢献だ」と言えば、
あなたは、そのために命を捨てることができます。
戦争で人を殺すこともできます。
(中略)
人のいのちが世の中で一番たいせつだと、
今までおそわってきたのは間違いになりました。
一番たいせつなのは、「国」になったのです。
(中略)
わたしたちは、未来をつくりだすことができます。
戦争をしない方法を、えらびとることも。
●日本国憲法(1946年11月3日●
前文
日本国民は(略)政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。(以下略)
第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
第二次世界大戦が終わった日ですが、「終戦の日」の定義は以下の4通りあります。(以下、Wikipediaより)
1945年(昭和20年)8月15日:日本軍の戦争当事者である昭和天皇が、戦争の終結を国民に告げた日
1945年(昭和20年)9月2日:ポツダム宣言受諾の降伏文書に調印した日
1952年(昭和27年)4月28日:日本本土において、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日
1972年(昭和47年)5月15日:沖縄において、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日
海外では
アメリカ合衆国では、9月2日を対日勝戦記念日
大韓民国では、8月15日を光復節として、日本の植民地支配からの解放を祝う日
朝鮮民主主義人民共和国では、8月15日を祖国解放記念日
台湾では、抗日戦争勝利にちなみ、9月3日を軍人節
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最近読んだ絵本です。子ども向けに書かれた本ですが
とてもわかりやすく、心に沁みる本でした。
ご紹介します。
『戦争のつくりかた』りぼん・ぷろじぇくと 2004年7月27日発行 マガジンハウス ¥630
以下、抜粋です。
わたしたちの国は、60年ちかくまえに、
「戦争をしない」と決めました。
だからあなたは、戦争のために
なにかしたことがありません。
でも、国のしくみやきまりを少しずつ変えていけば、
戦争をしないと決めた国も、戦争できる国になります。
そのあいだには、
たとえば、こんなことがおこります。
わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、
武器を持ってよその国にでかけるようになります。
世界の平和を守るため、
戦争で困っている人びとを助けるため、と言って。
せめられそうだと思ったら、先にこっちからせめる、
とも言うようになります。
戦争のことは、
ほんの何人かの政府の人たちで決めていい、
というきまりを作ります。
ほかの人には、
「戦争することにしたよ」と言います。
時間がなければ、あとで。
政府が、
戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、
テレビやラジオや新聞は、
政府が発表したとおりのことを言うようになります。
政府につごうのわるいことは言わない、
というきまりも作ります。
(中略)
わたしたちの国の「憲法」は、
「戦争をしない」と決めています。
「憲法」は、
政府がやるべきことと、
やってはいけないことを
わたしたちが決めた、
国のおおもとのきまりです。
戦争をしたい人たちには、つごうのわるいきまりです。
そこで、
「わたしたちの国は、戦争に参加できる」と、
憲法を書きかえます。
さあ、これで、わたしたちの国は、
戦争できる国になりました。
政府が戦争をすると決めたら、
あなたは、国のために命を捨てることができます。
政府が「これは国際貢献だ」と言えば、
あなたは、そのために命を捨てることができます。
戦争で人を殺すこともできます。
(中略)
人のいのちが世の中で一番たいせつだと、
今までおそわってきたのは間違いになりました。
一番たいせつなのは、「国」になったのです。
(中略)
わたしたちは、未来をつくりだすことができます。
戦争をしない方法を、えらびとることも。
●日本国憲法(1946年11月3日●
前文
日本国民は(略)政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。(以下略)
第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
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