週末に歩く散歩道に
好きな植物があります。
▼葉ならび、美しい。
夜になると、葉を閉じて眠るそうです。
【草合歓】(クサネム) マメ科の1年草
水田、湿地に生える。
どうでしょ。このお行儀のよさは。
左のほうのわさわさが、クサネムの団体さん。
そして、マメ科らしいお花が咲いて、
マメ科らしい莢が、
熟します。わ、莢まで端正~。
わたしにとっては、ここでしか見られない珍しい草なのですが、
調べてみたら、有名な水田雑草。
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【水田雑草】(すいでんざっそう)は、水田に見られる雑草、
あるいは、特に水田によく見られる雑草を指す言葉である。
いわゆる雑草には違いないが、特殊な面が多々ある。
●湿地性の植物や水草であること
水田が浅い池、あるいは湿地の性格を持つため、そこに出現する植物は、
当然ながら水草や、湿地を好む植物が多い。
道端や畑地の雑草には、むしろ乾燥に耐える性質の強いものが多い。
●熱帯系の要素が多いこと
稲作には東南アジアで発達し、南から日本に持ち込まれた傍流がある。
その際、水田という特殊な環境に生息する生物群と共に持ち込まれたと考えられる。
特に水田の内側に生育する植物には
ベトナムなどで野菜として栽培されるミズワラビなど東南アジアと共通するものが多々ある。
●季節によって大きく変化する
水田は水位を細かく管理できる乾田の場合、農家の田植えまでは水がない場合が多い。
夏までは浅い水域であるが、その後は水落としによって水がない1mちょっとのイネの草原となり、
その後はそれが刈り取られて背の低い湿地となる。
そのような変化の激しい環境に合わせて、時期によって異なった種が見られる。
なお、水田そのものではなく、その周辺を考えた場合、
浅い水路や畦などは年間を通じて、比較的安定して湿地的な環境を維持しているものと考えられる。
●絶滅危惧種が多い
これは2000年代現在における特殊な条件である。
昭和中期以降、水田とその周辺の環境変化、除草剤の使用等によって、
それまで普通であった水田雑草にほとんど完全に姿を消したものが多数ある。
平成に入る前後からは、特に都市近郊ではこれらは外来種に置き換えられつつある。
おおむね水田の内部は特殊であって、限られた種が出現するが、
畦となるとその地域の湿地や溝沿いの植物が多く出現する。
畦の外側では、さらに地域の植物相との親和性が高くなる。
沖縄のあぜ道では亜熱帯の雑草が姿を見せるし、
本州の山間部ではニリンソウやウメバチソウなどが花を咲かせる。
山地の谷間の水田では、かつては畦にサツキやヤシャゼンマイなど、
渓流の岩の上の植物群が多く見られた。
(ウィキペディアより)
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近くに水田がないのですが、
水田の周りをうろうろ観察するのは、無上の楽しみです。
かつて大陸から稲とともにやってきて、そのまま水田とともに生きてきた
と思うと、わくわくします。
が、
この草合歓。莢の中の実がお米と同じぐらいの粒の大きさなので、
乾燥して選別するとき、いちばん良いお米(一番米)の中に入り込み
等級を落とす、(農家の方のブログによれば)、恐怖の雑草、なんだそうです。
知らないことは、恐ろしい。
▼いつも散歩する場所は、この橋の近く。
御幸橋(ごこうばし)です。石清水八幡宮のたもと。
この橋のあたりで、京街道と東高野街道の2つの道に分かれています。
今日は、行けるかな、散歩道♪
そろそろ、葛のお花が香るころ。
今は晴れてるけど、雨の予報。
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