●玄関前コンテナと寄植え、やっと。

年末ぎりぎりになって、やっと植え込みました。


玄関前の大きな鉢。
伊予水木とおたふく南天、コクリュウと
ツボサンゴが植わってました。
そこに葉ぼたん２つとパンジー２つを無理やり押し込んで
なんとかお正月風に。

いつものように、さ迷いパンジーです。
さんざん迷ったあげくに、品不足でした。


▼このパンジー、今まで買ったことがない個性派です。




▼ハンギングは、バラバラに買いためた苗を植え込んだら、
なんとなく黄色になりました。
ビオラ、ジュリアン、モミジバゼラニューム、ウィンターコスモス。






▼コンテナ左側のすき間には、濃い赤のストックとビオラ。
色をそろえたつもりが‥。







▼コンテナ右側は、色の混雑をさけて、白のジュリアンを。







▼あいだに一株だけ淡いブルーのパンジー。



▼ことしもとうとう色の統一ができなかったので、
白いお花をプラスして、ごまかします。
ストックの鉢。
一重のストック、ことしはなぜか見つけられず、
八重咲きになりました。




▼植えるスペースが少ないので、
さんざん迷ったあげくに、ちょっとだけ好きな色を植え、
あとは白いお花で印象を弱くする、といういつものパターン。
色だけで調和をとるのは、むずかしくて。



うちの寄植えは、北側に置くので冬は太陽があたらず
お花はあまり育ちません。
緑が中心で、お花はその間でひっそり。
植え込んだとたんに、北風ピューピューで
ちょっとかわいそう。


さぁ今日は、2007年最終日のブログとなりました。

この年も、このブログにご訪問いただいた皆さまに
心から感謝いたします。
ありがとうございました。

日本列島、寒さに震えていますが
こころあたたかく
どうぞよいお年をお迎えください。

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●凛とビワの花、咲く。

梅雨の頃、実が熟す枇杷。
ちょうど今頃、お花をつけています。

いそがしい時期やから、じっくり見ることが少ないけど
きりりと冬空に、上を向いて咲いています。

葉と同じで厚め。フランネルのよう。

こんなに虫が少ないときなのに
どうやって受粉するんだろう。

【枇杷】バラ科の常緑高木
わが家の枇杷は、娘が幼稚園の頃に食べた
種から育った、思い出の木。
どちらも大きくなりました。





ご近所であちこちに枇杷の木があります。
それぞれ思い出があるのでしょうね。


▼山茶花も、この寒い時期
道ばたで咲いています。
寒さなんて、平気。
たくましき、冬の花あかり。

たくさん種類があるので、
歩きながら撮りためたいと、思うのだけど。






▼カリンの木。すっかり冬姿です。
【花梨】バラ科の落葉低木



よ～く見ると、ひとつ大きな実が。



ずっと雨が降り注いでいた空。
今日はやっと青空です。
その代わり、ぐっと寒い。



　　　　木
　　　　　　　　金子みすゞ

お花がちって
実がうれて、

その実が落ちて
葉が落ちて、

それから芽が出て
花がさく。

そうして何べん
まわったら、
この木はご用が
すむかしら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今日は、はや30日。

夕方、機械でお餅をついて、
おこわ、納豆と、お大根おろしで夕食。
母の漬けた白菜もそろそろ食べ頃に。

今日は、帰省するときの荷物を準備して、
送り出します。
犬のルナ用品が結構あるので、
大荷物。
赤ちゃんを連れて行くような気分です。


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●黒い実、三種。ぬばたま、白山吹、鼠黐。

黒い実は、ちょっと可哀想。
赤い実ほどには、人気がないから。

野鳥に見つけてもらうには
きっと赤が目立つだろうに
どうして、黒くなることにしたんだろう。


▲シロヤマブキの実。艶々です。
いいですね。花も葉も実も。

【白山吹】バラ科の落葉低木


▼ヒオウギの黒い実。
【檜扇】アヤメ科
今はちょっとしぼんでいますが、この黒い実が
「ぬばたま」と呼ばれています。
「黒」「夜」の枕詞に使われます。

居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも

　　　　　　　　　　
朝まで寝ないであなたを待ちましょう。
私の黒髪に霜が降ろうとも。

磐姫皇后(いわのひめのおおきさき)が
仁徳天皇を思って詠んだ歌
なんと情熱的な。





▼この冬は大豊作のようです。
【鼠黐】（ネズミモチ）　モクセイ科の常緑小高木
本来のネズミモチか唐ネズミモチか不明。

実がネズミのフンに似ているから、だそうです。
初夏、小さな白い花を房でつけます。









▼お正月を前にお地蔵様も、新しい前掛け。
お花もたくさんいけてありました。



▼このお地蔵様も。
どうして赤い前掛けをしてはるんやろう
とふと疑問に思い調べてみたら

「お地蔵さんの前掛けは赤子の赤。
還暦の祝いに着る赤いちゃんちゃんこが
赤子を意味するのと同じです」
とありました。



周りでは着々とお正月準備がすすんでいるようです。
本日、29日。今夜は自宅で家族忘年会なので
これから買出しに行ってきます。

犬のルナをつれていけないので、最近は家で
みんなの好きなものを囲むのが恒例です。

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●扉の木の実、ねばる。

赤い実が爆発するようです。
団地の駐車場の隅で見つけました。

【海桐花】（トベラ）　トベラ科の常緑低木
日本の東北～中国南部の海岸に自生。

別名は「扉の木」

和名のトベラは扉木の転化したとの説。
かつては、節分などに魔よけとして、
この枝を扉に挟む行事があったことに由来し、
枝や葉が放つ独特の臭気が
鬼よけに効果があるとされた。
（わたしは臭いに気づきませんでした）

見るからにネバネバしているように見えたので
おそるおそる触ってみたら、
もう乾いてかたまっており
まるでプレスチック製品のようでした。

海岸の強い風に吹き飛ばされないよう
粘りを出したのでしょうか。

学名は、Pittosporum tobira (Thunb.) Ait.
属名のPittosporumは「樹脂をもつ種子」の意味。
種小名のtobiraは日本名のトベラを採用したものだそうです。










▼遠くから見るとあまり目立ちません。




植物の実、みんな意味があって
それぞれのかたちになるのでしょうが
どう見てもユニークなものが多いですね。

冬の道は、
街路樹や見慣れた植物の実を見つけて
へ～ぇと思うことしばしば。
お花の少ない季節。
ポケットには、いろんな実がたまっていきます。

洗濯するとき、クリーニング屋さんに出すとき、
これ何やったかなぁとクビかしげ。

　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日、電車内で結婚式の広告見てたら
「さずかり婚」という言葉発見。
思わずうなりました。「できちゃった婚」に代わる言葉。
巧い！

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●ローズヒップと木の命。

時々、行ってた
わたしにとっては秘密の野原。
野薔薇のローズヒップを摘みに来ました。

それなのに。

周りを野薔薇に囲まれて、人一人がやっと通れる小道が
ずいぶん開けておりました。

桂川の河川敷です。



大きなエノキの足元に、伐採された幹が積み上げられていました。
このあと、どうなるのでしょう。
薪となって、暖める役目があればいいのに。





ここで、ずいぶん色々な植物に初めて会ったのだけど。
来年は、どうでしょう。








▼この辺りでいちばん大きなこのエノキ。
だまって立っておりました。



▼それでも欲張りなわたしは、
残った薮をかき分けて
冬の花束摘みました。お正月用に。
今回は、革手袋と花バサミを持参。




▼少し離れたところの、サネカズラ。
この冬も赤い実をつけていました。

【実葛】（サネカズラ）マツブサ科あるいはモクレン科の常緑つる性木
別名は「美男蔓」（ビナンカズラ）
わが家の美男は、いちども実を結ばず。

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