●酔っぱらって死んでもらいます。ナメクジ殿。

　ビールがおいしい季節となりました。
缶ビールを飲んだら、ナメクジ退治です。

ナメクジ退治にビールを使うことは有名（？）ですが、
ビールが少し残った缶を、夜、横向きにして緑の中に隠します。

朝になって、そうっとのぞいてみると、居る居る……。
酔っぱらってそのままちぢんでいます。
多分、死んでる。マルムシ君も居ました。

ハイさようなら。
このあと、空き缶をよ～く洗って、リサイクルへ。
ナメクジ退治、薬剤を使わずに、コレがいちばんカンタンです。

ビールを浅い容器に入れておくと、
イイ気分になったまま、飲み逃げされることがあるそうです。

ちなみに、ナメクジ殿、発泡酒よりビール、それよりプレミアムビールが好みだとか。
（発泡酒でも充分、たっぷり入りました）

最近、散歩道でよくカタツムリを見てるので、ついでにナメクジです。
カタツムリ　→　ナメクジ　と進化（退化）したものです。
カタツムリは可愛いけど、ナメクジはイヤがられます。カラがないだけなんやけど。

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　ナメクジあれこれ
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■ナメクジの好きなもの。→　小麦と酵母。
　　　　　嫌いなもの。→　銅イオン。


■奇祭「なめくじ祭り」
～愛した人は、ナメクジに～

岐阜県の加子母村（かしもむら）の祭。
毎年旧暦の７月９日（今年は８月28日）に行われる。

これは加子母村小郷の加子母大杉地蔵尊で、
文覚（もんがく）上人の墓碑にはい上がるナメクジを参拝するという奇祭。
ナメクジはこの旧暦の７月９日、一年に一度この日にしか姿をあらわず、
夜明けとともに姿を消すという。

文覚上人は、平安から鎌倉初期の僧でもともとは武士。
18歳の時、友人の妻・袈裟（けさ）御前に横恋慕し、
恋に狂い友人を殺そうとするが、誤って御前を殺してしまった。
上人は罪を償うため出家し、苦行を重ねて高僧になり死後は小郷に埋葬されたとされる。

這い上がってくるなめくじには背に刀傷模様があり、
文覚上人の罪を許した袈裟御前が姿を変えたものと言い伝えられている。

このナメクジは「ナミナメクジ」という種類。
日本に昔からいるもので、背中に茶色っぽい筋がある。
今、よく見かけるナメクジは、外国から入ってきたものが多い。
ナメクジ界も帰化モノが増えている。

この日に参拝すると九万九千日参拝したのと同じご利益があるといわれ、
祭の当日は大杉地蔵尊の周辺に屋台が出たり、盆踊りがあったりと盛り上がる。
ナメクジにちなんだくじの「なめくじ」は豪華賞品が当たるそう。

行ってみたいような、行きたくないような…。








明日、明後日と香川県まで出かける予定です。
ちょっとひとやすみ、できるかな。

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