ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

カンボジアの田舎に行ってみよう 5

2015年12月15日 | カンボジア2015
11月2日(月)
今日は再びバイクを借りてカンポットを流すことにする。

カンポットは何もない割には、欧米観光客がよく来るところらしく、
洒落たレストランなども並んでいるし、ホテルも結構あります。
何がよいのかさっぱり分からない町です。


カンポット市場前の通り


手前がオールドブリッジ、車は通れません

山の中腹まで行ってみると、半袖では寒いくらいの風です。
ケップと違って、交通量が多いので、運転には気を遣います。
現に、2回バイク同士の接触事故に出会いました。


山の中腹から

焼け焦げるほどの日差しの中を走って、すっかり疲れたので地元民だけの食堂で昼食。
アンコールの缶にカレーで4ドルはちょっと高過ぎないかい?
カレーはココナツミルクを入れた甘口で、不味くはないが辛いマサラ好みには物足りません。



ウロウロしているとき、目についたのが下の写真。
何事だろうかと近づいてみたら、お葬式でした。
結構派手で、音楽もなっておりました。


取り敢えずカンポットの報告はこれまで。
少し後を急ぎます。

11月3日(火)
カンポット-プノンペン
今朝の8:30の便で一度プノンペンに帰ります。

バスは、初めて乗るGiant Ibisのマイクロバス。
このバス会社は、新しいバス会社で、
外国人専用と行ってもいいくらいの観光客乗車率が高いバスです。
ただし料金が高い。キャピトルの2倍近い金額です。


GIバス

プノンペンのほとんどのホテル・ゲストハウスまでピックアップサービスをします。
それと、目的地までの間に乗降はしません。その分早く着きます。
カンポット-プノンペン間はマイクロですが、シェムリやシアヌークビルは大型です。
たいていの便はほぼ満席ですが、事前にネット予約でき、座席も指定できます。

プノンペンの宿は初めてリバーサイドにしました。
観光客が多く、宿は沢山あります。オールドマーケットもあり便利なところです。
上のバス会社や、メコンエクスプレスのバスオフィスもあり、旅行者には至便です。

「De Art]と言うホテルで、真新しい、ちょっと高級な感じのホテルです。
実際少し料金高めでしたが、朝食付きならそうでもないかという値段です。
部屋に入ると仕切りガラスの向こうにバスタブがあります。
女性と2人なら艶めかしいでしょうが、男一人では何の感慨も湧きません。
テレビはNHKプレミアムの日本語放送が入ります。
翌日シェムリ移動にはもってこいの、GIバスの隣です。


男一人で残念

昼はリバーサイド通りのメキシカン料理をいただき、
夜はあまり食欲がないので、オールドマーケットで鶏皮の唐揚げを買って、
コンビニでアンコール缶とカップ麺をを調達し、これをもって夕食としました。
ホテルの高級感とは似ても似つかない食事です。


昼のメキシコ料理

写真撮ったら睨まれちゃいました

11月4日(水)
プノンペン-シェムリアップ

朝食後、予約していたGIバスで9時前にシェムリへ出発です。
途中数十キロにわたって未舗装というか舗装がはがれた悪路が続き、
シェムリアップ着まで7時間かかりました。
以前は5~6時間だったので、あの悪路のせいだと思われます。
時速40キロ以下でしか走れないような道でしたから。

バス会社のターミナルに着くとトゥクトゥク攻勢。
面倒なので、言い値の2ドルでソックサン通りのホテルへ行きます。
ブッキングコムの評価の高いホテルですが、実際はそれほどでもありません。
水回りが古く、ちょっとトラブルもありましたが、
スタッフの対応は非常に良かったです。

この日はバス乗り疲れで、パブストリートを散策し、
2筋ほど入った通りで「SAKEBar Anji」を発見。
ここで冷やしウドンと、日本酒お試しセットを注文し、
店主のカルロスさんとしばし歓談して、宿に帰りました。


カルロスさんと記念撮影。オーナーでは日本人で、彼は店長かな。

カルロスさんは、岡山に住んでいただけに日本語はペラペラです。
手作りの冷やしウドンも、まあまあの味でした。
場所はパブストリートに平行して、一つか二つ北にある通りの中程です。
シェムリに行かれたら是非寄ってみて下さい。
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カンボジアの田舎に行ってみよう 4

2015年12月04日 | カンボジア2015
11月1日
とうとう11月を迎えた。
朝食はやはりクラブマーケットまで行きます。
もう既に稼働している屋台もあり、準備中の屋台も多い。
その人たちを対象にしたお粥屋さんの屋台があって、子どもが食べています。
「これこれ」早速指さしてお粥を注文。
東南アジアのお粥は、麺と同様ハズレはないなぁ。





朝食後、マーケットや周辺の人々、子どもたちの写真を撮り、1時間ほど過ごします。
少しは思い通りの写真も撮れたかな・・・。
そろそろ宿に帰り、出立の準備をすることに。


漁船


なかなか綺麗な方でしょう


オイオイ、あかんやろう


お店の留守番ご苦労さん

10:00に5分前に約束のトゥクトゥクが来る。
10:00丁度に宿を出る。
あまり干渉もなく、要望にはすぐ応えてくれて、なかなか良い宿でした。

今まで知らなかったのだが、トゥクトゥクのバイクのエンジンを水冷しているらしいのです。
ポリタンクからポタポタと水が出るような装置を自作しています。
今時、水冷のバイクはないでしょうからね。

途中用事もないのに停まるから、「どうした?」と訊くと、
ニヤニヤ笑って、そのポリタンクを外して道端の小汚い小川の水を汲み始めました。
それで以上のような事が判明したわけです。


水冷用水は泥水でいいの?

トゥクトゥクで30分以上走るのは初めてですが、
車はもちろん、バイクにも追い越され、さすがに自転車だけは、
クラクションで「パフパフ」と威嚇しながら追い越します。
のんびりしたものです。ただ、マスクは必需かな。

カンポットの手前で、塩田の方に左折し、塩田を見に行きます。
残念ながら作業中ではなく、広々とした塩田を見るにとどまりました。


塩田と小屋で休んでいる働き人

国道から塩田までは1キロ未満で、これで2$プラスしろというトゥクトゥクの運ちゃんが、
「じゃあ要らない」と私が言ったとき、すぐその要求を引っ込めたはずであります。

カンポットの宿は、ブルーブッダホテルという、結構新しい宿です。
1泊朝食無しの20ドル。ちょっと高めですが、場所と清潔さで選びました。
すぐそばにミニマートもあり、コストパフォーマンスは悪くないと思います。
そこまでトゥクトゥクで送ってもらい、すっかり御機嫌の運ちゃんと別れました。


宿の2階の部屋から見たロータリー。電柱の電線に目が行っちゃいますね

ブルーブッダホテルのオーナー夫婦は若い外国人で、
テンションの高い旦那と、ちょっと素っ気ない奥方の組み合わせです。
チェックイン後はもう昼食時間なので、
ぶらぶらとドリアンモニュメント(カンポットはカンボジア一の品質のドリアン産地だそうです)へ歩いていき、
オールドブリッジに回ります。暑いです。
もうぐったりで、それでもドラフトビア0.5$の看板を見つけます。
ここでチャーハンの昼食。


一番中心にあるドリアンモニュメント。

帰りにミニマートでヨーグルトとワインを買って帰ります。
暑さにもやられたのか、腹具合が良くなくて、
夜は近くの屋台でフランスパンのサンドイッチを買って済ませました。
本当は食べなくても良かったのですが、これが美味かったので完食しました。
ま、買ってきたワインだけは飲みました。
こういう状況でもワインを飲む自分にちょっと呆れますが・・・。

カンポットの夜は、体調の具合で温和しく且つ静かに暮れていきました。
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