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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

山椒の葉

2009年06月05日 | 酒と料理と
季節的にはそろそろ終わりの頃になる。
家の庭に山椒の木があって、毎年香り高い若葉を付ける。
筍の頃は、茹でた筍を酢味噌で和えて、
そこに山椒の葉を散らすと香りもよく、春を味わうことができる。

少し経つと若葉が茂ってきて、この葉を指ですごいて収穫する。
醤油と酒、みりんで煮ると、たったこんだけ、というくらいに少しになる。
最後にチリメンを加えてもう一煮立ちさせる。
これだけで十分である。

山椒の葉はだいたい2~3回収穫できる。
ほかの料理は食べたことがないが、やはりチリメンと混ぜた山椒の佃煮風が一番だ。
これを箸先でつまみながら、少し芳醇な地酒を飲む。
あー、初鰹はなくとも初夏の楽しみだ。

酒は、「貴」の濃淳辛口純米酒山田錦、1升で2,100円というハイコストパフォーマンスの酒だ。
80%磨きということだが、切れもよく美味い。
山椒の葉の佃煮も相乗してまたたく間に飲む。
しかしこのつまみは、食べ過ぎると口内が痺れるように感じるのは気のせいだろうか。
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