ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

緩み 世代間格差?

2020年07月28日 | 日記(?)
阿蘇市の温泉施設で、50mプールやトレーニングルームも備えた施設がある。
我々はここの温泉に毎日通っているのだが、
最近気持ちよくここに行けない状況になっている。

その理由は、コロナ感染の第2波の状況下にもかかわらず、
阿蘇市以外からの来館者(主にプール利用のファミリー)の振る舞いにある。

手指の消毒はしない、マスクもしない、くっついて話したり飲食したりと、
入り口に貼ってある注意書きは全く無視されている。
一度緩んだ人の気持ちは、2度と引き締めはできないのだろうか。

我々は既に高齢者なので、非常に気分が悪い。

最初の感染対策の時、みんなあんなに用心したじゃないか。
自分がコロナにうつらないためだけじゃなく、
特に高齢者にうつさないためにしっかり自制したじゃない。
日本人に特有の美徳だと思っていたが、あれは幻だったのか。

誰かが世界に向かって自慢たらたらで言った「日本モデル」?
そんなものは端からなかったのだろう。

熊本でもクラスターが起こって、感染者数は既に100人を超えた。
つい先日まで50人以下だったのに。
こんな状況でも、「GO TO トラブル」で、イケイケ。

用心して旅行に行けだって?
国民に丸投げかよ。
だからこうなってんじゃないか。

阿蘇は観光地だ。
毎日ホテルの前を通るので、宿泊施設の苦境は十分知っている。
だが、住民の大半は今の状況を恐れている。

先に書いた温泉施設の来客の行動を見ると、
その恐れが、いつか現実のものになるのではないかと恐れている。
阿蘇の住民の高齢化は如実で、だから私も相当に恐れている。

政治が全く当てにならない状況で、ひたすら自衛するしかないのか。


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