ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナムの暑い夏   8日目

2009年08月22日 | ベトナム2009
7月29日

今日は、焼き物で有名なバッチャンに行くことにする。
車をチャーターすれば、20$は下らないだろう。
シンカフェなどの近郊ツアーに入っているらしいが、確かではない。
バッチャン行きのバスは、ロンビエンバスターミナルから出ているようなので、
バスで行くことにする。

ホテルで朝食をとった後、歩いてロンビエンバスターミナルに行く。
バスの番号は47番らしい。
ホームが2ヶ所あって、歩いて行った道からは手前の方で、
2人で、ここでいいのだろうかと思案していると、若者が声を掛けてくる。
何処へ行くのだというので、バッチャンと答えるが、発音が悪いのか首をかしげる。
プリントした資料の写真に、陶器の窯元などの写真があったので、それを見せると、
ああ、という顔で頷き、ここで待っていろと言う。
しばらくしたら、47番バスが来て、あれに乗れと教えてくれた。

バスは丁度座れるくらいの乗客で、エアコンが入っている。
車掌がバス代を集めに来て、一人3,000ドン(約18円)を払う。
終点がバッチャンなので、安心して乗っていられる。
距離的には、10㎞くらいなのだろうが、30分弱でバッチャン村に着く。


 陶芸教室

散策しながら、小路に入ると、窯元があって、素人の陶芸教室があっていた。
ろくろを回して器を作っているが、なかなか上手くいかない。
そこを出て次の所へ行くと、そこでも教室があっていた。
流行なのだろうか。


 大きな壺の型

散策を終え、バス停の前の陶器市場に来る。
30軒以上の店が、それぞれ特徴のある陶器の店を出していて、
バッチャン焼きも相当洗練されてきている様が見られた。
T氏と土産に茶碗などを買って、11:30頃バス停に来ると、まだ出ないという。
12:07に出るというので、しばらく近くの食堂で休むことにする。


 陶器市場

ちょっと早いが、バス停に来ると、さっきとは違う運転手がバスに乗り込み、エンジンを始動した。
12:00丁度ロンビエン行きバスの出発。
こちらの時刻表などあてにならないこと甚だしい。
途中激しい雨もあったが、ハノイに着いたときには、雨も止んでいた。


 いつものCOM屋。美味しそうでしょう。

荷物をホテルに置いて、いつものCOM屋に行く。
今日は、鰯かサンマかの煮付けがある。
これこれと指さし、イカの炒め物と野菜を選び席に着く。
いつものように、金集めのあんちゃんが来て、ビールを頼み、代金を支払う。
相変わらず、魚もイカも美味い。

食事の後は、ハンガイ通りのギャラリー巡りをする。
数カ所絵を見て歩いたが、さすがにいい絵は高い。
300$以下で買えるような絵はほとんどない。
う~ん、手が出んなぁ。COM屋からホテルに帰る道にあるギャラリーの安い絵を見る。
安いが言い値では買えない。今日が2度目だが、こちらの言い値まではディスカウントしない。
まいいか、明日もあるし、ということで引き下がる。


 ビアホイ屋の親父(右端)。4年前と変わらず元気だった。

ホテルに帰り、風呂に入り、しばし休憩。
夜はいつものビアホイ屋に行くが、昨日ほどは飲めない。
おまけに、会計の時、1人1杯ずつ、計2杯分余分に請求された。
毎晩来ているのに、といささか複雑な気分になって、ビアホイ屋を出る。


 細麺のワンタン麺


 ワンタン麺屋の女将さん

COM屋に行くが、ビールで腹がふくれ、とても入りそうもない。
と、斜め前に麺屋があるではないか。
そこで、何があるか訊くと、ワンタン麺だという。
これはいいということでワンタン麺を注文。
極細麺にワンタンがいくつか入っていて、フォ-より少し味が濃くて美味い。
これは正解だった。
夕食も終わり、これにて終了。
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