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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

世界一周 Part2 25日目

2013年08月01日 | 新しい世界一周 2013
今日は、ハンブルグからデュッセルドルフに移動。
列車の時間待ちをしていると、自分より少し年配のオジサンが声を掛けてきた。
中国人かと聞くので、イヤ日本人だというと、おうそうか!日本には3年前に行ったよと言って、
しばらくお互いの旅の話になった。
これからケルンの方に行くんだというと、自分はそっちからハンブルグに来たという。
15分ほど経ったら、列車がホームに来たので別れた。
ニュージーランドのオジ(イ)さんだった。


デュッセルドルフ駅。ハンブルグ駅ほどではないが、この駅も少し雰囲気は良くない。
今回の旅は、不穏な空気のようなものを何故か肌で感じてしまうことが多い。
神経質になりすぎているかもしれないし、それが現実なのかもしれない。

今回は4時間弱の列車移動だったが、ICの1等席で悠々な移動だった。
ほぼ定刻の2時30分に到着。
見失いそうになりながら、何とか宿を探し当ててチェックイン。
今回の旅の宿は、ほとんどが駅の近く。
まず大きな荷物を置いてから、軽装で出かけるためである。

デュッセルドルフ駅は、ハンブルグ駅ほどには歴史的な建物ではない。
どちらかというと素っ気ない感じさえする。

なぜ、隣町のケルンに宿をとらなかったかというと、ここで会う人がいたからである。
友人の知人のSさん。デュッセルドルフでお仕事をされている方で、
友人の紹介で会えることになっていた。
事前のメールのやりとりで、午後6時に会って、日本式居酒屋に行こうと言うことになっていた。

実際行ってみると、そこはまさに日本の居酒屋の世界。
働いている若い男女は皆日本人。メニューは焼き鳥を始めほとんどが居酒屋メニュー。
ドイツの人が客でいることの方が違和感があるような世界である。

この町は、日本人ビジネスマンのドイツにおける拠点になっているようで、
日本人はかなり多く、そのために日本食の店も多いのだと、Sさんが教えてくれた。
3時間ほど一緒に過ごし、いろいろこちらの話を聞いたり、
久々の焼鳥や烏賊ゲソの唐揚げや、揚げ出し豆腐など日本食を満喫させてもらった。
Sさんに「せっかくだから何でも食べたいものを」と言われ、
改めてメニューを見ても、それほど日本食に飢えてるわけでもないんだと思ってしまった。
もしかしたら、炊きたての熱いご飯に昆布か海苔の佃煮、そんなものの方が今の時点ではご馳走のような気がする。

時間を割いてもらった上に、ご馳走までなってしまったSさんには、本当に感謝。
なによりも久々に、日本語で思う存分会話ができました。

世界一周 Part2 24日目

2013年08月01日 | 新しい世界一周 2013
ハンブルグはそんなに観光地があるところではない(と思ったが)。
今日の最大の観光は、火曜と金曜に開催される市である。
メトロの2駅間の高架下(メトロと言っても全てが地下ではない)で催される約1㎞のマーケット。


こんな具合

高架下の両側に、大小様々のトレーラーなどを持ち込んでの市で、
結構観光客も来ている。
一番多いのは八百屋さんか。肉屋、魚屋、花屋、洋服、小物何でもありだ。


八百屋さん

トマト専門店。確認しただけで、36種類のトマトがあった。

果物屋さん。きれいに並べてあります

何か一つと思って、サクランボのパックを指して、これくださいと言ったら、
隣に立っていたオジサンが、「それは酸っぱいぞ」と言う。もちろん英語だ。
「ハッ」と問い返すと、「そこにザワーと書いてあるだろう、甘いのはこっちだが、おまえは酸っぱいのが好きなのか」と問い返す。
「いやいや、甘いのですよ」と言うと、店のおばちゃんが、笑って甘い方を秤にかけてくれた。
500g約350円。安い。それにしてもオジサンありがとう。おかげで甘いチェリーを食べられます。


これが甘いサクランボ。ほとんど食べ終わったあとの写真。

一通り見て、食事をするようなところもないので、魚屋の長いトレーラーの店で。
フィッシュバーガーを1個買った。
サクランボとフィッシュバーガーを持ってメトロで倉庫街の近くで降りる。
倉庫街はまあ、ハンブルグの観光地と言えばそうで、横浜の倉庫街みたいなものである。


何てことはない。倉庫街

ハンブルグのメトロ(Uバーンという)。地下鉄と言っても地下ばかりではない

再びメトロに乗って宿に帰る。
ともかくさっき買った、フィッシュバーガーを食べてみたくてたまらない。
美味しい予感がギンギンなのだ。
1時を過ぎているが、昼食にバーガーと昨日の残りの白ワイン。
デザートはサクランボ。優雅~。


このしろ(?)みたいな魚の酢漬け。タマネギにトマト、レタスを挟んで、目茶苦茶美味かった

昼寝したり休んでいる間に雨が降ったようで、夕方出かけるときは寒かった。
ベルリンの灼熱地獄は何だったのでしょう?
夕食は、カレーの店が駅にあったので、チキンカレーを一つ。
まあまあのレベルで完食。今夜はアルコールなし。

その代わりにパン屋でイチゴのパイ風のを買う。
帰って開けてみたら、これが結構でかい。食えるかなぁと思いつつ完食。


3人分くらいある。隣の腕時計と比べてみると大きさが分かる。

こんな不摂生な毎日では、帰ってからの住民検診が思いやられます。

世界一周 Part2 23日目

2013年07月31日 | 新しい世界一周 2013
やっとの事で、灼熱地獄のベルリンを脱出。
10時台のICE(ドイツの新幹線)で、ハンブルグに12時少し前に着く。
ホテルに行くも、チェックインは2時からと言われ、荷物を預けて街を散策。


ハンブルグ駅正面から

プラットフォーム

昼食は駅の構内でカリーヴルストという、ソーセージをカットしてカレー粉をまぶしたもの。
これにポメス(フレンチフライ)を添えて、ケチャップをかけて食べる。
しかし、ポメスは添え物と言うにはあまりに量が多く、ケチャップは別料金で、
注文してみないと分からないことが多い。


ハンブルグのホテル。エデン・セントロ・ベーシック。部屋も広く非常に快適だった。
古そうだが、それを感じさせない清潔さはドイツのホテルのどこにもある。日本人向きなのだ

それやこれやでハンブルグ1日目は終わる。

世界一周 part2 22日目

2013年07月30日 | 新しい世界一周 2013
ベルリンは近年稀に見る暑さだったようで、38度あったとか。
今日はまだ気温が上がるという予報。死にそう。
朝食から部屋に帰ると、もう暑いのだもの。阿蘇の最高気温より高そうだもの。
早めに出かけよう。


ブランデンブルグ門を背景に

もう一枚。この門の向こう側にかってのベルリンの壁はあった。

今日は、ポツダマー広場の近くにある美術館に行く。


ポツダマー広場に展示してあるかっての壁の一部

入ると、涼しい!!!
10ユーロ払って見に行こうとしたら、トラピクスのバッジをつけた人達がいる。
話しかけると、大阪から来て、中欧ツアーをしているとのこと。
しばらく集合時間まで話し相手になってもらった。
この美術館も宗教画が多く、その中にフェルメールが2点あり、
宗教画の中では、やはり異彩を放っている。


ソニーセンターの近くの歩道に展示してあるキリン。何が珍しいって?
実はこれ、幼児が遊ぶ、あのちっちゃなブロックでできているのです。

昼近くなったので、ソニーセンターに行く。
ここにあるリンデンブロイと言うレストランで昼食。
といっても、自家製白ソーセージ2本、プリッツという一種のパン。
それに、できたてのビール。これはフルーティーで実に美味かった。
日本語メニューがあったのも◎。


このビールはあたり。ソーセージも美味しかった。これで十分昼食です。

宿に帰りたくない。どっかで涼んでいたい。でも横になりたい。
グダグダと考えていても仕方ない。灼熱地獄に戻る覚悟を決め、メトロに乗る。
シャワーを浴びてしばらく横になる。暑くて寝られず。
しかし、エネルギーを使って暑くならないように、じっと横になる。

6時30分。我慢の限界。夕食に出る。
昨日の寿司屋で、茶漬けを食おうと行ってみると、休業日。
ガックリきて、駅に戻り、構内のレストランを回っていたら、魚を喰わせる店がある。
3種の魚の塩漬けと、ジャーマンポテトの盛り合わせが美味く、
サラダも入っていて、完食。やっぱり魚はいいなぁ。
夜の11時頃から少し涼しい風が入ってきて、やっと寝られるのです。

世界一周 Part2 21日目

2013年07月29日 | 新しい世界一周 2013
ドレスデン駅を9時台のECでベルリンへ行く。


ドレスデン駅

一昨日と違って今日からは1等車である。楽ちん。優雅。嬉しい。
1車両しかない1等車はがらがら。なおさら優雅。


1等車内。2等車は向かい合わせの6人席。やはり優雅。

車窓。車窓からの風景をじっと見つめているときが一番旅の孤独を感じる。
そこにある日常が、自分の日常と重なるからだろうか

ベルリンはやたらに暑い。
おまけにホテルの冷房のスイッチはあるのだが、入らない。
冷えた空気が出ないのは、どの部屋も一緒らしく、窓が開いている。
これが灼熱地獄の始まりだった。

仕方ないので。街まで出て、遅い昼食にする。
あまりに暑いので(?)、「一心」で寿司を食べることにする。
ここは日本人のオーナーで、大トロや中トロ、ホタテなどもある本格店。
ネタを考えると、日本で食べるより安く食べられるだろう。
丑の日でさえ食べられないウナギもあるのだから。


一番高い握りセット。優雅