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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム一人旅2014 -3-

2014年04月27日 | ベトナム2014
今日、ニャチャンまでは飛行機で飛ぶことにする。
まずはホテルで朝食。食パンにオムレツ、インスタントコーヒーにバナナ。いささかお粗末。

少し早いが9:30にチェックアウトして、歩いてベンタンバスターミナルへ行く。
プラットフォームの152の数字があるところに空港行きのバスが止まる。
市バスは、ほとんどどこまで行っても5,000ドンである。
空港まで約8キロ、ミエンタイバスターミナルまで約10キロあるが、5,000ドン。
タクシーだと、空港まで約150,000ドンだが、時間に余裕があればバスで十分である。

40分弱で空港の国際線ターミナル前に着く。
国内線ターミナルは、向かって左方向に3分程歩く。
14:00発なのでずいぶん余裕があるが、ベトナム航空は大体2時間以上前でもチェックインできる。
コンピューターが壊れたのかと思うくらい待たされて、やっとチェックインし、待合室に入る。

正午くらいから、雷混じりのもの凄いスコールで、停電するなどの騒ぎもあったが、
1時間程で雨は弱くなる。待合所の食堂で昼はフォーで済ませる。
フライトは、定時を30分以上遅れて出発。ニャチャンの最寄り空港カムラン空港に着いたのは既に16時近くになっていた。

カムラン空港からニャチャンまでは、ミニバスで70,000ドン。タクシーだと350,000ドンくらい。
もちろんミニバスで旧ニャチャン空港の終点まで行く。
予約していたトロンジアンホテルは1キロくらいなので、歩いて行く。
ニャチャンは海岸のリゾート地なのでホテルは腐る程ある。
宿に着くまでに3~4回ほど客引きされた。


ニャチャンの街並み。マイリンタクシーが走っている。今や全国規模に拡大したタクシー会社である。

ベトナムも南部の方は、4月は一番暑い季節で、宿に着いたときは汗みずくである。
観光は明日することにして、取りあえず洗濯をする。
暫し休んで、夕食を摂りがてら出かけることにする。
フロントに降りると、宿のスタッフが呼び止めて、地図を片手にオリエンテーリングしてくれた。
夜の海岸は危険だとか、レストランの場所とか、適当に聞き流して街に出る。
危険情報は尊重するが、食べる店は自分の感覚で探す方が当たるだろう。

ナイトマーケットまで行って、帰りに小さなCOM屋で魚の煮付けと豚肉の炒めたものを頼んで、25,000ドン(125円)。
ご飯とスープはついてくる。COM(COMはご飯のこと)屋だから当然だが。
観光客向けの店やレストランばかりの通りだが、こういう店も1,2軒はあって、
しかし、観光客は全く立ち寄らない。
観光客がリゾート気分に浸りに来たロシア人が大半だから当然といえば当然。

宿のある路地の入口まで帰ると、これも小さな食堂らしき店があって、
ロシア人ではない観光客の親子3人が何か食べている。
店先に飲み物の入った冷蔵ショーケースがあって、333(ビールの銘柄)やサイゴンビアなどが入っている。
店の主人に、333の缶はいくらかと聞くと、15,000ドンという。
じゃあいいかと1缶頼んで店に入り、先客に挨拶して久しぶりの333を味わう。
30分程で引き上げて宿に帰る。

※レストランのメニューにはロシア語表記のものが結構ある。それくらいロシア人が多いのだ。
※333を近くの店で買ったら、1缶12,000ドンだった。ベトナムでは瓶ビールより缶ビールの方が高い。
※カムラン空港からニャチャンまでのミニバスのチケット売り場は、バゲッジクレームを出て10メートルくらい歩いたところにデスクがあり、そこに2人の女性がいる。
※ミニバス(12人乗りくらい)は空港ターミナルを出てすぐ左に行くと、待っている。満席になったらすぐ次の1台を用意してくれる。ニャチャンまでは約40分、相当遠い。
※ミニバスの終点はかってのニャチャン空港ターミナルのところで、ニャチャン市の南端の方になる。タクシーが待っているので、遠くまで行くときはタクシーを利用した方がいい。ベトナムのタクシー料金は安い。

ベトナム一人旅2014 ー2-

2014年04月24日 | ベトナム2014
福岡からのベトナム航空、ホーチミン直行便だったが、
キャビンアテンダントのお愛想は相変わらず今いち。
最後尾の座席だったが、前の方は結構空いていたので、移動する。
3人がけの席が真ん中の通路を挟んで両方にある、若干小さめの飛行機。

移動した席は3人がけを一人占め。
通路の反対側にも同様の日本人あり。
話し掛けると、私より一回り年長で、初めてのベトナムを、一人旅とのこと。
タンソニャット空港に着くまで話しをして、結局彼とタクシーで街まで行くことになった。

空港内で、以前から始末に困っていた中国元を両替してくれる銀行があって、
約200万ドンになった。一躍ミリオネエイヤーとなる。
空港からベンタンバスターミナルまでは、152番の市バスが走っている。
空港を出て、右手に止まっているが、
今回は機内で知り合ったTさんと彼が予約しているホテルまでタクシーで行く。
ロイヤルサイゴンというホテルだが、場所から考えると、17年前に初めてベトナムに来た時に泊まったホテルのような気がする。
勿論名前は変わっていたのだが。
そこで私も降りて、今夜の食事を一緒にする打ち合わせをして、歩いて自分のホテルに向かう。

今回のホーチミン1泊目は、ドンコイ通りの近くである。
なぜかというと、近くにビアホイがあるという情報を得たからである。
ラグジュアリーホテルは、ワンフロアーに3室だけのミニホテルだが、とてもコストパフォーマンスのいい宿だった。


スーペリアツインの部屋。agodaで予約したのはスタンダードシングルだったが、ホテルの勘違いかな。
これで27$。かなりお得感あり。

クリーン、バスタブ付き、朝食付き、エレベーターもある。何よりビアホイまで徒歩5分。
ベンタンバスターミナルからも歩いて1キロメートルくらいで、次回もここに泊まろうと思うくらいだった。
水がフリーでないのはマイナス1点くらいか。

チェックイン後、すぐにビアホイに行く。
外国人は誰もいない。暇な男どもが飲んだくれている。
ビアホイ(生ビール)1リッターが12,000ドン、60円だ。
茹でピーナッツが1皿7,000ドン、35円也。
今回は、Tさんとの約束があるので、1リッターで打ち止めにした。
このビアホイの情報は、下記サイト。
http://herethere.cressel.com/logjp/archives/2012/02/23_2004.php
写真のままだったが、このサイトの情報より値上がりしていたのは、ベトナムのインフレを考えると仕方ないだろう。

しばらく宿で休憩して、Tさんを迎えにホテルまで行く。
2キロメートルくらいかな。この日は結局1往復半したので、6キロメートルほど歩いたことになる。
食事は近くのベトナム料理店で、特になんてこともない食事だった。
帰りにドンコイ手前の両替屋で1万円を両替する。
必要ないかもしれないと思ったが、これから地方に行くので、この際しておくことにした。
レートは空港内より若干いい。1万円で、10万ドンくらいの差、1食分かな。

明日はベンタンバスターミナルから空港までバスで行く。
出発はゆっくりでいいが、疲れたのでシャワーを浴びて早めに寝る。


※ビアホイは安宿街のブイビエン通りにも1件あるが、店が極狭の上、欧米人に占領されてゆっくり飲めない。上記のビアホイには一度行かれたし。お勧め。デタム付近で飲むなら、ブイビエンの交差点をブイビエン通りを西の方にしばらく歩くと、左側に155Aという6テーブルくらいしかない安食堂がある。この店はビールが安い。サイゴンの瓶が12,000ドン(60円)で飲める。地元民が多い。
※ロイヤルサイゴンホテルは、ショッピングモールZENの近く。ZENにはTHEスシバーが入っている。一応まともな寿司だが、コストパフォーマンス的には日本の回転寿司に遠く及ばない。
※ベトナム航空の福岡便の座席は、27の並びがよい。非常口のある座席なので足下が広い。
 もう一つ前の同様の席があるが、これは番号を覚えていない。

ベトナム一人旅2014 -1-

2014年04月22日 | ベトナム2014
2014年最初の海外旅行はベトナムになった。
タイを、と考えていたが、チケットの手配をする際に、
反タクシンのデモが長引いていたので、ベトナムに変更した。

今回は今まで行ったことがなかった土地を巡ろうということにした。
日程は以下。

4月6日、まず、ホーチミンで乗り継ぎ1泊のあと、国内線でニャチャンへ飛ぶ。
ニャチャンで2泊後バスでダラットへ。
ダラット3泊後、バスでホーチミンへ。
ホーチミン1泊のあと、バスでメコン川地域のカントーへ。
カントー2泊のあと、ホーチミンに帰り、1泊後翌日の深夜便で帰る。
機内泊1泊を除いて、10泊の旅である。

ニャチャンは列車でもよかったのだが、発時や着時のタイミングが悪く、
飛行機だと午後3時に着く便があったので、
6,000円程かかるが、体力的にも無理がかからない選択をした。

今回でベトナムに来るのは6回目となるが、
国内をたった一人で旅行するのは初めてである。
それと、初訪問の街が3ヶ所あることもあり、若干不安はあった。
それも踏まえて、今回の旅行記は、一人旅の方への役立ち情報を中心にお届けしたい。



今回3連泊したダラットにある鉄道駅