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ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム2014旅Ⅱ -その1-

2014年08月03日 | ベトナム2014
今回再びベトナムに旅することになった。
出立は、7月22日。
19日に出たかったが、所用で22日にずれ込んでしまった。
福岡からハノイ便が火、土の2便しかないので仕方ない。

定刻にハノイのノイバイ空港に着陸し、2千円程両替をする。
早速道向かいのバス停へ向かおうとするが、昨年3月とは随分様子が異なっている。
暫し外の高架を歩いてみるが、昨年あった場所にバス停はないことが判明。

すると運良くハノイバスが空港敷地に入っていくのを発見。
と言うことは再び敷地内からバスが発着するようになったらしい。
よく見たら、ターミナルの新しいのが向かって左側にできている。
ともかく引き返してそこまで行くことにする。

新しいターミナルは一部の国内線の受付や発着を取り扱っている。
翌日フエ行きのチェックインカウンターもここにあるらしい。
そのターミナルから外に出ると、ほぼ正面にハノイバスが停車している。


左が新ターミナル。ハノイバスはここに停まっている。

バス停に行くと、17番と7番のバスが既に止まっていて、乗客が待っている。
私も一緒に5分程待って、17番バスはロンビエンバスターミナルに向けて出発。
昨年までの経路とは相当変わっていて、どこら辺まで来たのかさっぱり分からない。
ハノイの道路網は日々変化しているようだ。
建設中の道路も多い。


バスの車中。冷房は効いているが古い。料金は一律9千ドン(45円)。タクシーだと10$

約1時間20分で、終点のロンビエンバスターミナルに到着。
宿泊先は、ここから徒歩10分くらいのはずだ。
明朝もこのバスを空港まで使うので、近くにとっておいた。
バイタクの運ちゃんを断って、歩き始める。
暑い!ともかく暑い。まとわりつく暑い空気が堪らない。

アップルホテルにチェックイン。ホットする涼しさ。
冷たいお茶をもらって、部屋に入るとウエルカムフルーツの差入。
部屋はきれいで、ベッドはキングサイズ、シャワーブースとトイレが区切られていて、
さらに、朝食付きで16$は結構コストパフォーマンスがいい。


アップルホテルの部屋。テレビをつけてみたら、NHK国際は映った。

外は今一番暑い時なので、午後5時過ぎに出ることにする。
まず最初にホテルで両替をし、ミリオネアになったので外出。
ホアンキエム湖の近くのシティービューカフェでアイスコーヒー。
これは1杯4万4千ドン(220円)。高い!

次は、あまり食欲もなかったので、ハノイに来た時には必ず食べるミーワンタンを注文。
ワンタン麺である。ベトナムには珍しい麦麺。1杯3万5千ドン(175円)。
腹ごしらえも終わったので、いつものビアホイでまずは2杯。しめて1万ドン(50円)。
ホテルへの帰りに、一度は寄ってみたかった、地元民だけのビアホイに寄る。
ここは1杯9千ドン(45円)と、先の店の約2倍の高値。
今日はこれだけにしときましょう。

ベトナム一人旅2014 -12-

2014年05月09日 | ベトナム2014
今日の夜中に帰りの便が出るので、昼にはチェックアウトしなければならない。
まず朝食をということで8時頃1階に行くと、日本人らしき30~40代の男性が食事をしている。
声をかけるとやはり日本人で、仕事で出張できているとのこと。
しばらく話して、外出する。

特に観光とてすることはないので、取りあえずベンタン市場に足を伸ばす。
入ってすぐのところは洋服屋が並んでいて、Tシャツを買えとうるさい。
袖を引っ張るなどの強引な客引きもあって、すっかり興醒めしてしまった。
ベンタン市場も観光客市場と成り果てて、すっかり雰囲気が悪くなってしまった。

ベンタン市場

帰りに公園で暫し休んで、デタムのキムカフェでマンゴシェイクを飲む。
こちらのマンゴシェイクは本当に美味しいのです。
一度宿に帰り、チェックアウトする。
その足でデタムにある春巻きチェーン店のラップ&ロールで昼食。
結構な値段で、接客態度もいまいち。もう来なくていいかな。

エビすり身の巻いたのかな?

昼からは、まだ行ったことのないチョロンに行く。
バスは01番バス。
ベンタンバスターミナルに行く必要はなく、
デタムをずっと下って大通りに出て、少し左に行ったところにバス停がある。
ここで待つこと10分程でバスがやってくる。

バスは30分程走って、チョロンバスターミナルに着く。暑い!
まずは、ビンタイ市場に行く。道路はゴミが多く、雑然とした雰囲気。
ベンタン市場とは異なり、まさにローカル色の濃い市場である。
市場の周りを取り囲むように様々な店があって、非常に賑わっている。

ビンタイ市場

ブラブラとARUKIKATAに沿って観光するが、暑いばかりで見るものとて無い。
さて帰るかと思ってバス停を探すが、行きと帰りで路線が違うようだ。
結構一方通行の箇所があるので仕方ないのだ。
チョロンバスターミナルまで帰ろうかとちょっと大きな通りに出た時、
目の前を01番バスが通り過ぎていった。
その先を見ると50メートル程先にバス停がある。
ラッキー、あそこで乗ればいいんだ。

帰りは途中通り道が異なっていたが、乗り込んだデタムのバス停は通ったので同じバス停で降りた。
宿には帰れないので、ブイビエンのボビーブリュアーズコーヒーでアイスコーヒー。
何度飲んでも美味いなぁ、これは。
飲んでいる途中でスコールが来るも、屋根の下なので大丈夫。

雨が上がってから、ファングラオー通りを西の端の方まで行ってみる。
そこから下ってブイビエンの交差点に戻り、東に向かって帰ると、
日本料理店の「いつも」という店がある。へぇこんなところに。
5時過ぎたので、155Aでビールを飲む。
隣のテーブルには警察官の連中が5,6人でおだを上げる。

155Aのテーブルはプラ製

6時頃、せっかくだからと「いつも」に行ってみる。
「いらっさいませー」の微妙な日本語で店に通され、メニューを渡される。
ここの店長は日本人で、店の話や、商売のことなどを話した。
夕食に、釜揚げうどんを頂いた。うどん麺は、今や冷凍技術の発達でどこでも食べられるのです。

7時過ぎにルアンブホテルに帰り、ちょっと着替えたいというと、
一階奥の従業員用シャワーを使わせてくれた。水シャワーですけどね。ありがたいです。
着替えて、荷物を受け取り、お姉さんにタクシーを呼んでもらうことにした。
200,000ドンと、メーターより50,000ドン程高いですけど、面倒ですし。
タクシーは8:30頃に来ると言うことなので、
ロビーでお姉さんのKIMさんとしばらく話をし、その後は時間まで本を読んで待たせてもらった。

KIMさん。

タクシーはサイゴンエアポートタクシーで、これでベトナムにもお別れ。
最初心配したよりも、結構楽しい旅となりました。
お会いした皆さん、本当にありがとうございました。

ベトナム一人旅2014 -11-

2014年05月07日 | ベトナム2014
今朝の朝食はお粥があったので、、これに持参の大人のふりかけをかけて食べる。美味い。
フーンチャンバスのミニバスが、ホテルまで迎えに来るので、
8:20にチェックアウトしてロビーで待つ。
8:45ミニバスに乗ってフーンチャンバスの待っているところへ。

ところで、このバスは、前日宿のフロントのお姉さんが電話で予約してくれたもので、
9時発のホーチミン行きの、座席も決まっている予約メモをくれた。
着いた時とは違うバスターミナルから乗るのだが、
フーンチャン専用らしく、降りてすぐそのオフィスでメモを渡してチケットを購入する。

バスは既に目の前に停まっていて、早速乗り込むが、私の座席に欧米人らしき男が座っている。
座席が違うんじゃないかというと、大袈裟に謝って、
実は2つ後ろだが隣の女性と知り合って話が弾んでいるんだ、ようなことを言う。
じゃあいいよ、俺があんたの席に座るといって腰を下ろす。

バスは来た時と同じ休憩所で1回停まり、12時過ぎにはミエンタイバスターミナルに着いた。
バスを降りると、もちろん乗った時とは異なる場所で、入口から向かってずっと右奥になる。
ターミナルの方に歩くと、だだっ広い駐車場になっていて、いろんなバスが停まっている。
その中に、02番の市バスも止まっている。覗くと既に乗客が乗っている。
ドライバーに、「ベンセーベンタン?」と訊くと頷いて乗れと言う。ラッキー!

1時前には、ベンタンバスターミナルの一つ手前の公園のバス停で降りた。

その公園で談笑する若者たち
見覚えのある場所だったので、上手いこと降りることができた。
ターミナルに行くより、宿までは大分近い。

ルアンブに再度チェックインすると、最初にチェックインした時のお姉さんが、
よく帰ってきたねー、カントーはどうだった?てな調子で出迎えてくれた。

ルアンブホテルのフロントのお姉さん
預けてあったバゲッジを受け取って部屋に。今回は4階だ。階段がきつい。

すぐに洗濯をして、昼食に。
遠出は辛いので、デタムのSASACafeにする。
サイゴンビア2本にフレンチフライ、ガーリックトースト。
ガーリックトーストのガーリックはガーリックバターとかではなく、ニンニクを刻んだものだった。

帰りにブイビエンのギャラリーを見て回り、後輩の転居祝いに絵を1枚購入する。
今日は、ショッピングプラザZENに入っているThe Susi Barで、一番高い寿司セットを食べる予定。
初日に会ったTさんに、ベトナムの寿司がどうだったか報告することになっているのだ。
そのため、若干手元不如意になりそうで、デタムのATMで100万ドンを引き出す。

一度宿に帰り、夕方からZENに向かう。宿から徒歩10~15分。
ちょっと微妙な「いらっさいませ~」の声でカウンターに通された。
早速上寿司セット325,000ドンと、シーバス12年のオンザロックを注文。
出てきた寿司は、見かけは寿司そのもの。

最高級寿司セット
しかし、1,700円という、ベトナムでは途方もない値段を考えるとどうなのか。
日本の回転寿司の味とコストパフォーマンスには遠く及ばない。
それでも店内は大賑わいで、ベトナムの経済発展も結構進んでいることを伺わせた。

ベトナム一人旅2014 -10-

2014年05月06日 | ベトナム2014
カントー2日目の朝。
朝食はホテルの最上階で一応ビュッフェ。
選べるようなおかずはないが、目玉焼きはその場で焼いてくれた。

観光と言っても水上マーケットに行くわけではなく、市内をブラブラと過ごすだけだ。
まず近くのローカル市場に行ってみる。

野菜から果物、魚に蛸、貝類どれも冷凍じゃないピチピチの食材だ。

その後、西の方に向かって、大通りを横切り、デタム通りを行く。
この通りにはローカル食堂が並び賑わっている。

突き当たりまで行くと、大きめの池があって、その角の右手に「EMI Cafe」というカフェがある。
ちょっと洒落たオープンカフェのところは木立になっていて涼しい。
朝からお茶する暇な男ども(もちろん女性もいるが男の割合が多い)で結構店は混んでいる。
木陰の席に座って、アイスコーヒーwithミルクを注文。

ほかの誰よりも暇な私は、コーヒー1杯で1時間以上まったりと過ごす。

カフェを出て、郵便局に行ってみる。
特に何ということもないので、道向かいのコープマートに行く。
結構大きなショッピングセンターで、美味しそうなパンとハムがあったので、購入。
チーズに魚の素揚げ、ビールを買って、部屋で昼食にしよう。
冷房の効いている店はあまりないし、パンがあまりに美味そうだし。


他にも土産のえびせんを買ったり、店を一回りして帰宿したのは2時過ぎだった。
部屋で昼食にし、暑さしのぎで、部屋で読書したりネットしたりで過ごす。
6時過ぎにカントー川沿いに再び出る。
ブラブラと散策したあと、メコンレストランに入る。今日は欧米人はいない。

サイゴンビアの赤を2本、エビのバインセオ、カーコートで14万ドン。
バインセオは普通あまり大きくないのだが、ここのはビッグサイズでご飯はいらない。
カーコートという魚の煮付けは味付けが濃く、ビールのお供に非常に美味かった。満足。


このあと、再び川沿いで休んでいると、若い男女3人組に声をかけられた。

出身はカントーではないが、今カントーに住んでいるとのこと。
カントーは暑いので、夕方になると皆涼みにこの公園にやってくるんだ、等々。
しばらく話をして8時過ぎ宿に帰る。


ついでに綺麗どころの写真を1枚。

カントーは水上マーケットでも行かなければ、何もないところで、
ぼんやり過ごすにはいいが、人によっては退屈きわまりないだろう。

ベトナム一人旅2014 -9-

2014年05月05日 | ベトナム2014
ホテルの朝食を摂って、すぐ出発。
まずベンタンバスターミナルへ歩いて行く。
そこから、02番バスでミエンタイバスターミナルへ行く。

02の案内板が下がっているプラットフォームに行くと、
「どこへ行くんだ」と男が訊いてくる。
「ベンセ・ミエンタイ(ミエンタイバスターミナル)」と答えると、ここじゃないという。
案内板を指さすと、違う違うあっちだと指さす。

どうやらターミナルの建物と最初のプラットフォ-ムの間に停車するらしい。
そこら辺りにたむろしているバイタクの運ちゃんに確認すると、間違いないようだ。
そうこうしているうちに02番バスがやってくる。
先ほど確認したバイタクの運ちゃんに、あれかと指さすと、うんと頷いてくれた。

ミエンタイバスターミナルまでは10㎞ある。空港より遠いが、5,000ドン。
40分弱でバスは到着。バスが停車したところから向かって右の建物にフーンチャンバスの窓口がある。
ここでカントーの次のバスを訊くと、8:30だというので、そのチケットを買った。
フーンチャンバスだと大型バスなので、ミニバスに比べると楽なのだ。

ここにもフーンチャンバス専用の待合所があって、このバス会社の勢いを感じる。
10分程待つとカントー行きのバスが来た。
次々と乗客が乗り込んできて、ほぼ満席状態。
隣は大学の先生(とてもそうは思えない出で立ち)を自称する男が流暢な英語で話しかけてきた。

途中休憩で15分程休み、3時間30分でカントーのバスターミナルに到着。
ここからホテルまではミニバスで送ってくれる。
フーンチャンバスの人気の高さはこういったサービスにもあるのだろう。
ホテルの名前をドライバーに告げると、目の前まで送ってくれた。

大体地理を頭に入れるために散策する。
まずは昼食だが、ガイドブック情報は高い。
歩いている内にCOM屋を発見。若い兄ちゃんが店番で2人いるが、
こちらを外国人だと思って、接客を譲り合う。
一人の方に、いいから来いと手招きをして、おかずを3品頼んで20,000ドン。安いなぁ。
やはり豆腐が旨い。豚肉も結構いける。湯葉らしきものもあったが定かではない。

棒に巻いてあるのが湯葉ではないかと思ったのだが。

昼食後はかなり暑くなってきたので、帰宿して休憩。
6時過ぎにカントー川沿いに行く。涼み客のカップルや家族連れで賑わっている。
通り沿いにあるメコンレストランで夕食をと思ったが、欧米人で満席だった。


夕涼みの家族

公園に立つ、ホーおじさん。

カントーマーケット前の広場に屋台がたくさん出ていて、
そこのエビすり身や、春巻き、サルサなどの揚げ物を購入。
帰る途中の店で333とサイゴンの缶ビールの冷えたのを買って部屋で食べる。
冷房も効いているし、これもまたいいか。夕食50,000ドン也。

今日の食事代は、全部で70,000ドン、350円なのだ。これでいいのだろうか。