人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

AI時代

2017-11-16 20:52:50 | Weblog
最近は、どこへ行ってもAIが話題になっているようです。学者の見方では近い将来、世の中の40%の職種がAIロボットに代行されると言われています。AIが進化するにつれて社会も大きく変化して行くでしょう。でも仕事は無くならないで、寧ろ人間しか出来ない仕事は増えて行くでしょう。かつてコンピュータが世の中に出現した時も同じように、コンピュータが人の仕事を奪うと言われていました。しかし、コンピュータのお陰で日常の仕事も楽になりました。

仕事が楽になれば、仕事内容と共に人々の時間の使い方も大きく変わります。文化や芸術やスポーツなど楽しい人生も到来すると思いますし、これまでに無い収入源も生まれるはずです。決して近視眼的になる必要はないと思います。AIロボットはあくまで人間とは違います。上手く活用して豊かな未来を味わう時代が到来するでしょうし、AIの力で平均寿命も伸び、健康的に生きられる時間もより長くなると思われます。感性豊かな人たちが増えて行くことで人間社会に潤いが今以上に生まれるかも知れません。
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2017-11-16 12:32:31 | Weblog
昨日、大学時代の同期と一年ぶりに会いました。現在は某企業の取締役ですが、来年6月の株主総会で退任の予定です。入社当時は大卒採用2年目の会社で、入社時には百名もいなかった社員が、現在は千名規模の立派な東証一部上場企業となりました。同期の役員も正に企業戦士と言わんばかり、入社以来、全国津々浦々15回ほど転勤して現在の本社勤務に至っています。

やっと、来年は43年間の会社生活を終えて、奥様の実家で両親がいる四国へ夫婦で引越しする予定でしたが、奥様がこの夏に急逝されました。結局、彼と子供1人そして犬と猫を連れて、奥様の実家に御両親と一緒に住むとのことです。彼の両親は既にこの世を去っているため、奥様の御両親を面倒見ると聞き、彼の人間としての優しさに感動しました。あと半年くらいですが、仲良くして大切な縁を後々まで繋ぎたいと思います。


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同期会

2017-11-14 11:18:45 | Weblog
一般に11月は同窓会が多い月だそうですが、先週、私も某会社の同期会に参加してきました。参加者は20名弱くらいですが、私を除いて全員勤続40年です。私の勤続年数は僅か8年4カ月でしたが、様々な業務経験をさせていただきました。今日あるのも、その会社で培った多くの経験のお蔭だと思います。同期会の中で役員は3名ですが、皆、全く役職に拘らず毎回大騒ぎです。有難い事に未だに私の事も皆、覚えてくれています。

職種が異なる業界へ転職した私を皆、心配してくれました。当時、家族も会社も退職する事に対して猛反対しましたが、未熟で強情な私は結果的に最後まで人の話に耳を傾けませんでした。あれから30数年が経ちましたが、この業界の技術変化の速さが異業種から転向した私を救ってくれたように思います。前職の業界は未だに私がいた当時と同じビジネスを続けていますが、「継続は力なり」と言うが如く、現在は財務内容や業績においても業界でトップクラスの優良企業です。また今日まで頑張った同期も皆、大変立派な人達ばかりです。
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教育

2017-11-13 13:55:02 | Weblog
教育の世界で、将来的に学校の学習プログラムを抜本的に見直そうという動きがあるようです。日本の学校教育では政治に関するものが制限されていたり、経済など全く教えていないのが現状のようで、高等教育も世界的に比較するとレベルが落ちていることが問題視されています。このままだと日本が世界に後れを取り、将来は大変な事態に至るということのようです。具体的にはどのようにプログラムが変化していくのか私たちには見えてきませんが、我が国に残された時間はあまりないように思います。

ITの世界でも、法的規制が柔軟な中国に先進技術において一部遅れを取っている感がなくもありません。中国には新しい産業の芽が続々と登場しているようです。流通におけるキャッシュレス技術も規制が緩いからなのかどんどん進化しています。交通渋滞を緩和するためのシェアサイクルビジネスも中国が先行しています。金融システムもフィンテックで先行しているのは間違いないと思われます。かつてオフショアで日本からシステム開発案件を中国に発注していた時代は近い将来終わりを告げそうです。
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タックス・ヘイブン

2017-11-13 13:01:24 | Weblog
日本も含めた世界の富裕層が、租税回避地(タックス・ヘイブン)に資金を移して脱税行為をするニュースがありました。所得の格差で貧富の差が更に開き、社会問題に発展する事を防ぐために、世界のマスコミが協力して動いています。富裕層でありながらも、更に脱税してでも資金を増やそうとする連中が世界中に存在します。そんな人の性格を変えることは不可能なので、国際的な取り締まりを強化して、摘発したら厳罰に処するべきだとは思いますが、実態は中々そこまで行かないのが現状です。

国内でも脱税事件が時々ニュースになりますが、本当に悪質な脱税行為にはもっと厳しい罰金で対処し、場合によっては刑事罰(例えば禁固刑など)を着せるべきだと思います。つまり、正直者が馬鹿を見る社会にしてはいけないという事です。タックス・ヘイブンが世界の色んな島に存在します。合法的な免税であれば問題ないのですが、架空の法人を作って、そこに資金を集めて課税を逃れる脱税行為に対して、国内の行政当局はもっと厳重に監視すべきだということが判明したようです。
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生き馬の目を抜く

2017-11-10 09:14:15 | Weblog
最近はあまり聞かなくなった諺ですが、ちょっと思いつきましたので此処で話してみます。個人の人間関係においては「生き馬の目を抜く」ような間では親しくもなりませんが、ビジネスの世界では上記の姿勢を常に所持していないと大変な事になりかねません。日本人は島国で犯罪も少ないので他人をあまり疑う事をしませんが、米国で銃規制が進まないのも、米国人は加害者を責める前に、自分の身は常に自分で守るべきだと考えているからです。

海外とのビジネスでも、彼らの商習慣や文化の違いをよく認識しないとトラブルの基となります。日本人のお人好し精神では海外のビジネスでは通用しないと肝に銘じるべきです。共に事業を進める場合も、寧ろ「生き馬の目を抜く」くらいの用心深さと掌握が必要だと思います。「転ばぬ先の杖」ではありませんが、万が一の事を常に考えて行動するべきです。対北朝鮮に対する米国の対応も、まさに「備えあれば憂いなし」という方針ではないかと考えます。

残念ながら日本国内でも安全性が失われてきたのか、犯罪事件が後を絶たないような気が致します。もっと厳格な法律がなければ犯罪が減らない場合も考えられます。個人情報保護法が制定されたのも、個人情報が無断で自由に売買されたり、悪用されたりしかねかねない時代だからです。違法性を問われなければ、日本国内も犯罪が蔓延しかねない社会になってしまったのです。でも、犯罪の元を徹底して断たねば同じ事が繰り返される可能性は常につきものです。
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値決め

2017-11-09 11:03:22 | Weblog
「値決めは経営」これは稲盛和夫氏の経営の原点12カ条にある6項目目にあるものです。さすがに創業者から出た貴重な経験による原点の言葉だと思うのです。私もどん底のマイナスからの経営立て直しの時期に、値決めが経営において最重要であることを身を以って経験してきたからです。ビジネスはお客様やパートナー様との折衝事が常に付きまといます。会社の規模が小さい時には私自身が直接、価格交渉の矢面に立って関係者と折衝してきました。

第三者的に見ると「しつこい経営者」だと思われていたでしょう。毎年、購買部での価格交渉の際は何時間でも粘る、決して簡単に引き下がらないような折衝をしてきました。でも普通のレベルの物を他社より少しでも高く買ってもらうのは、折衝相手に交渉するのは相当な粘り強い駆け引きが必要となります。特にグローバル企業と交渉する場合はタフなネゴティエーションが必要となります。値決めは企業経営における最大の要所だと思います。
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夫婦

2017-11-08 09:20:40 | Weblog
ここでは単なる夫婦のことを述べるわけではありません。夫婦が家庭を築き上げるのと同様に取締役にも同じ事が言えます。もし、父親が子どもに対して陰で母親の悪口ばかりを言ったら、子どもは両親をどう思うでしょうか。同様に取締役が部下に陰で他の役員の悪口を言ったら、社員は心の中では取り締まりという存在をどう思うでしょうか。そんな仲の良くない夫婦ならば別れた方がいいと世間は思いますが、子どもの存在はどうするのかが抜けております。会社の場合も同様です。つまり、どちらも無責任というのか、まだ双方ともその立場の資格がないと私は思います。

親は命をかけて家庭や子どもを守りますが、小さな会社でも経営者は腹を切る覚悟で会社の為、社員の為に経営をしています。家庭でも子どもを育て上げる事は親の一大事業ですし、企業も生き残る事は並大抵のことではありません。親も経営者も多くの失敗をしながら、その都度反省して立ち直っています。反省すべき事は反省し、一時の不仲でも子どもの為社員の為に決して築いた家庭や会社を諦めない事が、ひとりの人間の心として重要だと思います。お互いに自分の至らなさを自分自身で謙虚に認めることだが大切な事です。もし、その域に達していなければ人生勉強のやり直しをすべきです。
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酒の話

2017-11-07 16:12:21 | Weblog
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」 若山牧水

俳句や短歌に関してセンスのない私も歌人が綴る作品の素晴らしさには多少は魅かれます。坪内逍遥や正岡子規は甘党で酒は弱かったようですが、若山牧水は知る人ぞ知る酒好きだったようで、朝から晩まで一日中、酒をたしなむこともあり、作品も酒に関するものが360首位くらい歌っていたとの事です。一方、正岡子規はあんぱんが大好物だったようですが、私も残念ながら若い頃から日本酒は弱く、甘いものの方が大好きです。

焼酎は子どもの頃から家の晩酌係で匂いに慣れていましたので抵抗感はありませんが、日本酒は田舎では貧乏生活だったので高級な地方の銘酒はあまり見かけませんでした。日本酒の好きな人は美味しさが分かるので羨ましい限りです。逆に飲めなかったから身体を壊さずに今日まで元気でいられたのかもしれません。若い頃は先輩から無理やり飲まされる事もありましたが、現在は飲み会で無理強いも無くなり、お付き合いの席も楽です。

梅酒はもともと焼酎で作りますので、酒の飲めない私でも口当たりが良く大好きです。「百薬の長」ほどの効果はないと思いますが、養命酒のような薬酒は食前酒として愛飲しています。同じ人間なのにどうして酒に対する反応がこうも違ったりするのか、体質と言われれば諦めざるを得ません。しかし、個人的には「酒やビールが旨い」と飲みながら言えたら最高な気分だと思います。飲める人が羨ましいです。





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芸能界?

2017-11-06 09:14:17 | Weblog
ここでは芸能界のことを話すのではありません。日頃ビジネス界に身を置いていますと日常の繰り返しとも見られがちですが、私が思うに、自分たちのビジネスも人に注目されないと意味がないと思うのです。ただ只管(ひたすら)、言われて動くだけでは付加価値も低く、社員に十分な賃金も払えないと思います。

お客様が注目してくれる技術分野をこれからも切り拓いて、時代が変わっても常に新しいビジネスの創発を目指す会社でありたいのです。しかし、急には会社は変われません。弊社もあと2年3カ月で40周年を迎えます。他社の後追いで今日まで来た部分は確かにありますが、常に他社に負けない新しい技術には私自身、関心を持って参りました。

しかし、これから将来はそれでは遅いと思われます。ICTも世界の動きを察知して急速に変化します。日本にいて流行りものを見ていては、時代に取り残されてしまうのがこれからの時代です。幸いにして弊社は最先端技術に触れる立場にあります。しかし、世界の技術の潮流はもっと先を見て動いています。

社歴は長い会社ですが、いつまでも世の中を切り拓くベンチャー企業でありたいと考えています。今後とも、未来のジェイエスピーを御支援のほど宜しくお願い申し上げます。最後に、流行り廃れがあるのはIT業界も芸能界も同じだと申し上げたかっただけです。失礼ながら芸能界の事は存じ上げません、悪しからず。
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