出る杭は打たれる

「出る杭は打たれる」と言っては失礼になるかもしれませんが、「報・連・相」ではなく、上司に対して「相・連・報」の姿勢が小保方リーダーにあったならば、少なくともあのような大騒ぎにならなかったのではないでしょうか。

さまざまな仕事が高度化とともに細分化している現代では、仕事において「相・連・報」は欠かせません。細かい過ちを正すことは急に出来ることではないので、常に規則的な「相・連・報」の行動が必要になってきます。

しかし上司や周囲が仕事に追われて、チェックをする業務のサイクルが為されていないときに過ちは起こることが多いのです。「忙しい」は心を亡くすと書きます。周囲の放任体制が、後に一大事になることを誰もがニュースで学んでいるはずですが・・・。

「出る杭は打たれる」ことを失敗を通して経験していれば、謙虚に「相・連・報」という行動も取れるのでしょうが、過ちを繰り返す人は得てして習慣づかない傾向があります。しかし、上司はチェックする義務と部下の行為に対して責任があります。


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