本日8月6日は広島で79回目の「原爆の日」を迎えました。パリ五輪のニュースばかりに国民の目が行き、報道も静かに現地の模様を伝えていました。私も8時15分に現地広島での黙とうにテレビ越しに参加し、黙とうを済ませてから会社へ出勤してきました。松井広島市長や岸田総理の映像もテレビで拝見しましたが、ご挨拶文は帰宅してからあらためて新聞に目を通したいと思います。
現在の核保有国は第二次大戦の連合国が中心で、核戦争の抑止力として保持されています。しかし、現状は他の国でも核開発が行われ、自国の防衛のために核を保有しようとしている国々が存在します。核の使用は、太平洋戦争中に米国で初めて広島と長崎に原爆が投下されて以来、敵国の攻撃に原爆として使用されていません。
もし、ロシアが核のボタンを押して相手を攻撃したら核戦争が勃発します。つまり、自国の防衛の最終手段として核の使用を考えているわけです。最近のロシアは相手の威嚇を目的に核の使用をちらつかせているのが現状です。松井市長の挨拶にもありましたが、ロシアでもゴルバチョフ元大統領時代は核軍縮に踏む込もうという意思が示されました。
為政者次第で戦争も起こすし、平和も守られます。第二次大戦の敗戦国で非核保有国であるドイツと日本がもっと力を合わせて国連の場で核軍縮を主張し、併せて民主主義の重要性を唱えるべきではないでしょうか。世界がかつての戦勝を祝賀しないで、戦争に勝利者はいないことを国連の場で加盟各国に自覚させるべきです。
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