映画「ハイジ」（実写版新作）

(c)　Surefire 3 Film Production LLP 2005

本日は夏休み公開の実写版「ハイジ」の試写会に行って参りやした。
「アルプスの少女ハイジ」といえば、アニメ版がとてつもなく有名で、実は私も仕事の一環のイベントで、16ｍｍフィルムを借りてきて上映会をしたことがあるんだな。子供向けのイベントだったにもかかわらず、会場にはリアルタイムで子どもだった大人たちがつめかけ、アンケートは感動したのオンパレードだったことを思い出しました。

で、今回の「ハイジ」ですが、全然違和感無かった（もちろんアニメのハイジとは似ても似つかない容貌なのですが）。少し早足だけどストーリーはしっかりしているし、ハイジもクララもペーターも及第点。ジェラルディン・チャップリンの意地悪なロッテンマイヤーさんは言うことないし、アルムおんじのマックス・フォン＝シドーに至っては、その悲しみがよく出ている。
難をいえば、駆け足なだけに、おんじがすぐハイジに心を開いてしまうのと、服装がきちんとしているなーというところか。
アルプスの雄大な自然、特に夕日や山の中の食事シーンなどの美しさも味わえる、おすすめの映画に仕上がっています。（恵比寿ガーデンシネマで夏休み上映予定）