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loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂

2019-07-23 | 

「ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂」  マギー・ブロイス著 金原瑞人訳

児童文学や劇作家であるアメリカ人が

実際に来日して取材したり

アメリカにある資料をもとに

書き上げた

ジョン万次郎のお話しです

万次郎については

以前

山本一力さんの

ジョンマン 波濤編や太平洋編で読んでいますが

アメリカ側から書いたものが

どんなものであるか

興味があって

本屋さんで見つけた時

即、手に取ってレジへ持って向かいました

 

内容的には

かなり被りますが

微妙な違いとか

山本一力さんのは

まだ完結編は出ておらず

帰国の為にゴールドラッシュの西海岸で砂金を見つけて帰国費用にするとか

折角帰国した後

牢に留め置かれたり

というお話は初めて読んだものです。

 

そして

鎖国をしていた日本が

国を開放することに

万次郎がどれだけ尽力したか

どれほど

重要人物に英語を教えたか

等々

興味深いものがありました。

最後の「エピローグ」

これがまた

一味も二味も

このストーリーを濃くしています。

 

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本 「神の島のこどもたち」「神に守られた島」

2019-06-24 | 

「神の島のこどもたち」「神に守られた島」  仲脇初枝 著

第二次世界大戦が開戦される頃から
戦後間もなくの沖永良部島のお話しです。
1953年に
奄美群島の権利はアメリカから放棄された様ですが
戦後暫くは
沖縄と同じく
奄美群島も日本に返還されなかったという事は
実は
私の頭の中に明確にはインプットされていませんでした。
文化的には非常に沖縄と似ているこの島々
でも日本。
というちょっと複雑な感情を持つ島民の気持ちなど
とても理解できる本でした。
大好きな沖縄。
この本を読んで
更に琉球王国の歴史も知ってみたくなりました。
なんか
歴史的要素の強い文の様な書き方をしてしまいましたが
作者は坪田譲治文学賞を取ったことのある方で
カミという中学生位の女の子の視点で書かれていて
戦争という辛いテーマでありながら
不思議と優しい文章になっています。
 
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本 「ビブリア古書堂の事件手帖」

2019-06-15 | 

「ビブリア古書堂の事件手帖」  三上 延 著

読書会のお友達から入ったメール

「里親探しています」

ご自身全7巻あるこの本の4冊を買ったところ

お友達から7冊まとめて戴いてしまったそう。

誰か読みたい方

貰ってください

ということでした。

という事で読み始めた本です。

私は知りませんでしたが

テレビのドラマや映画にもなった様で

人気の本だそうです。

 

さてまずは1巻から。

 

子供の頃のある些細な事件から

読書は嫌いではないのに

本を読み始めると身体が拒否してしまい

読めない

というハンディ(?)を持ったしまった男性が

ふとしたことで知り合った

古書店の女性店主と関わり

そのお店のアルバイトを始めます。

そこで

触れ合う人達

小さな事件

この本のストーリーが

進んでいきます。

たかが本

されど本

本1冊にも

其々の歴史や生い立ちがあり

ましてや古書店ともなれば

何人もの手を経て来たものもあり

それぞれにストーリーも生まれてくるというもの。

 

そういえば

娘の学生時代の友人が

ご実家のあとを継ぎ

神保町の古書店の店長をしておられるとか。

娘から古書店て

お勉強が大変なんですって!

とは聞いておりましたが

この本を読んでいますと

確かに!

と思ってしまいます。

奥深い本の知識がないと

やっていけないお仕事なのですね。

 

1巻を読み終えたところですが

続きが楽しみです。

 

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本 「宇宙の生命」 青い星の秘密

2019-06-07 | 

「宇宙の生命」 青い星の秘密  ルーシー&スティーヴン

ホーキング博士のスペース・アドベンチャー Ⅱ-2

さてさて

ホーキング博士のスペースアドベンチャーシリーズも

ついに5冊目となりました。

今までも

ドキドキ ワクワク

子供の様になって読み進んできた本です。

今回は何故か

アニーの父親であるエリックが

宇宙開発施設から解雇となり

一方

母親スーザンは演奏旅行の計画が持ち上がる

そして

ジョージの両親は

大自然の中で

完全有機農業の成せる

完有農場への誘いが入る

 

そんな中

アニーとジョージには

子供達の

「火星へ行く宇宙飛行士の訓練プログラム」

へのパスが与えられ

その訓練に加わる運びとなる

 

この訓練

なにやらおかしい

怪しい

訓練が進むにつれ

二人はそれに気づくことになります。

そこからが

いつもの

ハラハラ ドキドキ

のストーリーが始まります。

毎回

ハードカバーの300頁を越えるかなり嵩張る本ではありますが

文字間隔が充分なのと

間に

子供にも分かり易い様な書き方の

(と言っても科学知識のない婆のワタクシ

時々理解できない箇所もあるのですが・・・)

科学コラム

科学エッセイが入り

非常に興味の湧く文型で書かれています。

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本 「ぬいぐるみを檻に入れられて」

2019-05-26 | 

 「ぬいぐるみを檻に入れられて」   ジェニングズ・マイケル・パーチ 著   塩谷 紘 訳

この本は
昔々読んだ本なのですが、
何故か
主人の本棚に紛れ込んでいて
最近見つけ出した本なのです。
 
娘が高校の頃
お友達に薦められて買ったのを
私が借りて読んだのですが
又読みたくなって
再び開いてみました。
 
作者が母親が病弱な為
何度か施設に入れられたり
家に戻ることができたりの
繰り返しの生活をしていた
子供時代のことを書いた実話です。
 
富めるアメリカ
文化の進んだアメリカにも様々な生活があり
施設には
まだまだ虐待も多く残されていた時代のお話しで
1985年に
アメリカ、カナダで
ベストセラーとなった本だそうです。
 
あまり読みたくない
虐待の話が出てきても
この本に引き込まれるのは
同じ線上に人の優しさ
ある意味子供の強さ
が同乗しているからだと思います。
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本 「 青春を山に賭けて 」

2019-05-19 | 

「青春を山に賭けて」 植村直巳 著

登山家としては

あまりに有名な

それでいて

この方

何故か地味~~な印象が強いです。

実はワタクシ

憧れの人の中の一人なのです

憧れの人と言えば

もう一人

星野道夫さん。

アラスカに住みついたカメラマンの方です。

いずれにしても

私は

自然の中に身を置く方に惹かれる様です。

 

さてさて余計な事はさておき。

 

この本は植村直巳さんが

1965年~6年間

8000m峰1

7000m峰1

6000m峰3

5000m峰3

4000m峰5

の山々を登った中の記録

豹や野獣に脅かされながら登ったケニヤ山

恐怖の何ものでもなかった60日間アマゾン筏くだり

大部隊登山のエベレスト登頂

5時間で単独登りきったアコンカグア

等々の

中には

あまり知られなかったお話しなんかも載っている本です。

 

大学山岳部時代の経験や

就労ビザなしでアメリカに入国

山に登るお金の為に

ビザなしもぐりでメキシコ人と共に働いたブドウ園

そこで見つかって強制送還覚悟であったけれど

登山への必死な情熱を伝える事で

取り調べをしていた移民官の温かい処遇を得られた話

フランス、スキー場で大きなhelpを与え続けてくれた

冬季オリンピック金メダリストの

ジャン・ビュアルネ氏

これら色々な人との交わり

時には

恋の話まで飛び出して

彼らしからぬ

それでいて

彼らしい話で綴られています。

 

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本 宇宙の法則(解けない暗号)

2019-04-12 | 

「宇宙の法則」解けない暗号  ルーシー&スティーブン・ホーキング著

               さくまゆみこ訳

ホーキング博士スペースアドベンチャーシリーズ3冊目、Ⅱ-1です。

毎回毎回

宇宙に出掛けたアニーとジョージが遭遇するのは

ハプニング

危機。

今回はアニーの父親エリックのロボット

(偽物パパ)

エポットの登場です。

でも

このエポット氏は遠隔操作が必要です。

アニーは宇宙の水が見たいとして

宇宙の水を求めて

ジョニーと共に

土星の衛星の上に降り立ちます。

すると暫くして突然の轟きが聞こえ

足元がグラグラ揺れ始めます

そして

地表のヒビみたいな細かい亀裂、断層線が現れます

危うく危険から逃れて月面へ移動。

 

すると

怪しいロボットの出現

ロボットから逃れるべく

やっと間に合った戸口から地球へ。

その地球では

パソコンに支配されて異常事態が起きています。

食糧がなくなり

人々はパニックに襲われ

醜い争いまでおきている始末。

さてそこで

アニーとジョージの活躍が始まります。

 

この本シリーズを読み始めてから

宇宙や自然は

人の手に委ねられてはいけない

と思っていた私も

次第に宇宙に興味を持ち始めています。

 

侵してはいけないけれど

知らないままでもいけない

知るための研究はとても大切なのではないかと

改めて考えさせられているこの頃となりました。

 

タイムリーに

はやぶさ

ブラックホールのニュースが持ち上がっています。

アインシュタイン

ホーキング博士の研究・考えが

現実のものとなってきているのですね。

 

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本 ねこと国芳

2019-04-10 | 

「ねこと国芳」 金子信久 著

江戸の浮世絵師

歌川国芳は猫の絵で有名ですが

元々は役者絵

それに準えて

猫が役者を演じている図は多くあります。

 

この人は

彫り物なんか入れていたそうで

こわ者的なイメージがある様なのですが

その実

中々のユーモアに富んだ方です。

そして

動物好き

その観察はするどく

猫を描く画家としては

一人者です。

国芳の浮世絵は

版画が主流で

彼の原画に基づいて

版画師が版画を彫り刷る

というものですが

この本には貴重な

国芳の原画も載っています。

 

その絵には

度々笑わせられましたが

殊に可笑しかったのは

「当流猫の六毛撰」

猫の名がふるっています

例えば

麦わらにじゃれている猫

在原業平もじって「むぎはらにじゃれ白」

蝶々に戯れている猫は

「てふてふてんごう(てんごうはいたずらの意)」

等々

思わず声を出して笑っちゃいました。

絵と文を交互に眺めながら

楽しんだ1冊

200頁弱の本ですが

もっともっと分厚い本を読んだ充実感を感じされられました。

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本 星をつなぐ手(桜風堂ものがたり)

2019-03-09 | 

「星をつなぐ手」   村山早紀 著

以前読んだ「桜風堂ものがたり」

の続編です。

万引き事件から

星野百貨店にある銀河堂書店を去った

月原一整が

ふとした切っ掛けで

山間にある桜野町の

小さな書店桜風堂の主人が病に倒れた事で

店を任されることになり

今回の

「星をつなぐ手」は

その桜風堂でのお話しがストーリーとなっています。

 

新刊本

高岡源の「紺碧の疾風」が

この小さな書店には配本されないことになり

一整はなんとか少しでも手に入れたいと

奔走する

銀河堂の好意もあって

何冊か入手出来る事にはなるが

更に話が進展して

なんと

この小さな書店での

作者 高岡源のサイン会を催す事となる

そして更に更に

一整が

銀河堂にいた頃

一押ししていた

「四月の魚」の作者 団重彦

一整の従兄弟である

テレビで売れっ子作家

逢野純也まで加わり

この町一番のイヴェント

星まつりのその日

三人のサイン会が開かれることになる。

 

相変わらず

読んでいて

気持の良い本です

人との関係が美しく

優しい。

前回の「桜風堂ものがたり」では

書店が本を売るのに

どんなに苦労・工夫をしているか

ということに驚かされました。

「桜風堂ものがたり」を読んでからの私は

書店を訪れた時には

本の積み方

並べ方

POPの書き方等々

ただ本を選ぶだけでなく

又新たな楽しみが増えていました。

今回の「星をつなぐ手」は

さらさらと読み進む本でした。

 

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本 龍華記

2019-03-06 | 
「龍華記 」  澤田瞳子 著
保元の乱、平治の乱に寄り
長い事国政を動かしてきた摂関家が弱体化
それらの内乱を勝ち抜いて
軍事貴族として勃興した平家。
清盛が
後白河天皇を幽閉に追い込んだのを機に
平家打倒の動きが強まっていく。
範長も打倒平家を叫んで
幾度となく都を攻め寄せます。
平安末期、高貴な出自でありながら
悪僧(僧兵)として南
都興福寺に身を置く範長が
都からやってくるという
国検非違使らに危険を感じて
検非違使の南都入りを阻止するため
仲間の僧兵たちとともに般若坂へ向かいます。
そこで起きる般若坂の悲劇。
この後平家が南都を火の海とし
人々の憎しみの連鎖を更に生み出すことになります。

私は平安時代や奈良時代等の
お話しには弱いと思っていたのですが
流石
澤田瞳子さんの書き方は
間髪いれずの
読み切りで
すらすらすらと読破致しました。


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