今日は暖かな一日となりました。
恵比寿の東京都美術館へ。
Bettina Rheims(ベティナ・ランス)の
「女神達の楽園」
写真に写し出された女性達
ほれぼれと眺めてしまいました。
映画・音楽・ファッション界で
一時代を築いた女性達が
飾り気なしの被写体となっています。
正直な個人が表れている様な写真でした。
他の会場では
明治時代に残された写真を扱った
「夜明け前」四国・九州・沖縄編。
長崎の写真は
昨年行った「グラバー邸」で
外国人が数名写っており
150年位前と昨年訪れた記憶とが交叉して
摩訶不思議な気分となりました。
興味深かったのは
華族の方達の写真が
ブロマイドの様に人気を集めていたとか。
小さな写真に
豆粒位の大きさの人々のお顔が写っていました。
恵比寿から歩い代官山に出て
バッグフラップの替えを買おうと
tauscheに行きましたら
お店のドアに張り紙が。
「銀行に行ってきます。
すぐ帰ります」・・・と。
少し、お店の前のベンチに座って待ちましたが
すぐ前のカフェが気になって
そちらへ移動。
テーブル3つ、カウンター席5つ位の小さなカフェです。
でも、なんか魅力があって
気持ち惹かれました。
狭いお店なのですが
限りなくオープンな感じで
決して狭さを感じさせません。
そしてお店の人もとても感じか良いのです。
私はお手製キャロットケーキと紅茶をいただきました。
ガラス戸を開け拡げた店内で、
実は花粉の恐怖を感じつつ
でも、えいっ!とばかりマスクを外してパクリと一口。
そんな、気分にしてくれる様なお店です。
細い細いお庭(?)にクリスマスローズが咲いています。
道から数段下がった所に入口があります。
代官山は
小路と坂道、そして、こういう段差の楽しさがある街です。
お茶を飲みながら前のtauscheを見張っていると・・・・
程なく、お店の方が帰ってきました。
やはり私と同じ感覚でいらしたか
コーヒーを楽しみながら待っておられたご夫婦と一緒に
tauscheへ戻り
そのご夫婦とお店の人との会話を楽しみながら
お買い物しました。
帰りは、バス停のある中目黒まで歩いて出ましたが
目黒川の桜はまだ、堅い蕾でした。
提灯がもうぶら下がって
いつでもお花見準備はできていますよ~~。
という雰囲気です。