「逆転キッチン」 池田 和寛 著
製造業向けコンサルタンティング業務をされている方で
その仕事がらのストーリー。
第一線で仕事をしていた主人公
横山大二郎が
突然の左遷で
地下にある暗い部屋の
窓際開発プロジェクト移動される。
横山の慕っていた上司と派閥対立する渡邊の攻略
横山の上司も渡邊のさしがねで左遷される
そんな中で
開発プロジェクトに課せられた
「これまでになかったキッチン」
そして
後で更に加えられた「未來のキッチン」
この課題を横山を中心として
窓際の社員達が奮闘
最後には
渡邊の卑怯な仕打ちにも勝って
どんでん返しをするという筋書き
です。
ストーリーとしては
良くあるお話しなのですが
未來のキッチンというところで
このコロナ禍の世界に
とてもマッチした
なんとも未来型のキッチンを思いつく
という所に
ミソがあると思います。
そして
行間、間の取り方
話の括りなどが
とても読み易くなっている本です
あっと言う間に読み切ってしまいました。