「ぬいぐるみを檻に入れられて」 ジェニングズ・マイケル・パーチ 著 塩谷 紘 訳
この本は
昔々読んだ本なのですが、
何故か
主人の本棚に紛れ込んでいて
最近見つけ出した本なのです。
娘が高校の頃
お友達に薦められて買ったのを
私が借りて読んだのですが
又読みたくなって
再び開いてみました。
作者が母親が病弱な為
何度か施設に入れられたり
家に戻ることができたりの
繰り返しの生活をしていた
子供時代のことを書いた実話です。
富めるアメリカ
文化の進んだアメリカにも様々な生活があり
施設には
まだまだ虐待も多く残されていた時代のお話しで
1985年に
アメリカ、カナダで
ベストセラーとなった本だそうです。
あまり読みたくない
虐待の話が出てきても
この本に引き込まれるのは
同じ線上に人の優しさ
ある意味子供の強さ
が同乗しているからだと思います。