「あの家に暮らす4人の女」 三浦しをん 著
佐知とその母親 鶴代
それに
佐知が教えている刺繍の生徒 雪乃
仕事場で雪乃の後輩 多恵美
の4人が同居する
牧田家。
そして
他人でありながら
何故か
門番の様に住み着いている
離れに住む山田さん。
この牧田家で
ストーリーは展開していきます。
この家には
開かずの間があり
ある日
雪乃がこの部屋を掃除すべく
鍵をこじ開ける
そこで発見したもの。
なんとそれは
干からびた
ミイラ???
佐知の父親?
殺人?
という話の展開が
ちょっとコミカルに続いていきます。
結局それは
佐知の父親
(この方は
奇妙なというか
あまり役にも立たない物の収集家だったのですが)
お父上のコレクション
河童の作り物でした。
妙に雪乃はそれが気に入り
ダイニングに飾られることになります。
そして
ある日
この平穏な家に
強盗が押し入り
危機一髪
その時に
不思議なことがおこります。
なんか
強盗のくだりや
ストーカー行為にあっている
多恵美の話
これらだけ
みていると
結構ハードなストーリーの印象ができてしまうのですが
サラサラ
サクサク
と
三浦しをんさん流のつづりで
すんなり読めていける本です。