昨日突然映画が観たくなって
新聞記事から抜粋してあった一つ
「猫と父さん」を
恵比寿ガーデンシネマで観て来ました
アメリカで生まれ育ったヴェトナム系アメリカ人のマイホン監督作品です
9人の男性と猫の関係を撮ったもので
2020年コロナパンデミックになった年
撮影は困難を極めた様ですが
自分自身に思いやりと優しさに気付いていない男性が世の中には沢山いるに
違いないと
男性と猫を通じてこれを映画を通して探求していきたかったと言われます。
消防士、スタントマン、野良猫達に適切な住処を与えるために
ボランティアをしている男性、ホームレス、冒険家等々
様々な生活をしている男の人たちです
まずは猫と男性との生活画面
そして
画面は知らぬうちにその後の彼らの境遇の変化
山火事で類焼を免れなかった人
ホームレスでありながら
手に腫瘍を抱え入院、手術をしなければならなくなった彼
肩に乗って一緒に登山を楽しむ猫
其々のその後が
ドキュメンタリーでありながら
ストーリーとして流れていきます
私が一番感銘を受けたのは
ホームレスのデヴィットと飼い猫のラッキー。
デヴィットのこの上もない優しい眼差しが
心にビンビン響いてきます。
そして切ない。
それでも
デヴィットはラッキーに支えられながら
闘病生活を送っていきます。
年取って最後まで責任が持てるかどうかわからないと感じた時から
ワンコもニャンコも飼うことをやめましたが
どうにも抑えることの出来ない
猫恋しさ病に苛まれる日々となりそうです。