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Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

「骨肉茶(バクテー)」

2010-08-13 | Tea Leaf/Tableware
シンガポール6日目の朝は、
シンガポール名物「骨肉茶(バクテー)」を食べに。

李自強宗師が有名な「黄亜細肉骨茶餐室」でご一緒して下さいました。



このお店は李自強宗師のお父様の時代からよく訪れていたという有名なお店で、
今でも地元の方や、観光客でいつも賑わっています。



李自強宗師が自らお茶を淹れて下さいました。



李宗師が淹れて下さると、美味しくないお茶も美味しく感じるから不思議です。
一煎目は濃い茶で淹れてくださったので、子供には濃すぎだなーと思っていたら、
ちゃんと子供には薄茶にして出して下さっていました。

こういう配慮がお茶をもてなす上ではとても大事なのです。
留香流の茶芸精神でもこの精神を学びます。



もともと「骨肉茶」というぐらいなので、
「豚肉のスープ」と「お茶」を一緒にいただくことから、
「骨肉茶」と言われるようになったそうですが、
最近では「豚肉のスープ」だけで「お茶」は飲まない方が多いそうです。
「骨肉」ですね~などと会話を楽しみながら。



「骨肉茶」のお店で出されるお茶はほとんど
焙煎のかなり強いお茶が用意されています。



このような紙に包まれたお茶が出てくるので、
自分で淹れていただきます。



かなり「養壺」(急須にお茶がしみ込んで良い急須に育っていくこと)されたお店の急須です。



本当はきれいに「養壺」すると、黒い茶渋がつかずに、
均等にきれいな光沢を帯びてきます。



「お茶」で喉を潤し、いよいよスープをいただきます。
最初に濃いめのお茶を頂くのは、
脂っこいお食事の前に胃を保護するためでもあります。


「Spare&Pork Ribs Combo Soup」



意外とあっさりとしたお味で、ごはんと一緒にいただいたり、
下の写真の揚げパンをつけていただいたりします。



他のお野菜などもいただいた後、
また温かいスープを足してもらって、
最後にほっとひと飲みして終わるという食べ方が通ですね~。



お食事の間は、飲んだ茶杯を銀のお皿に返すと、
おかわりという合図で、
李宗師はお茶を淹れ続けて下さいます。



やはり「骨肉茶」にはお茶が合います。

皆様ぜひ「骨肉茶」を食べに行かれたら、
「お茶」も一緒に楽しんで下さいませ。



李自強宗師、素敵なひと時をありがとうございました。




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