研究員

の本紹介です!
明石洋子さんの本〔自閉症の息子と共に〕シリーズ ぶどう社
①『ありのままの子育て』
②『自立への子育て』
③『お仕事がんばります』
毎日の生活に必要なこと
~ことば・トイレ・偏食・こだわり・お手伝い・お金など
・・・日々の生活の中で、家族の中で、地域の中で、
どのように教えていくか・・・
子どもの視点を理解すること、教えるチャンスを見極めること、
そして、
母親だけ・家族だけの力ではなく、地域の中で育ててもらうこと
いろいろなチャンスを生かすのは、知恵と工夫が必要なこと・・・
明石洋子さんの本には、
当時、どのように育てていけばいいのか、その指針がない中で、
体験を重ね、編み出された工夫がいっぱいあります。
それも、
自閉症の子どもを育てるために・・・という内容ではありません。
すべての子どもに通じる子育ての仕方を、
ご自身の体験という具体的な方法で紹介してくれています。
そして、
明石洋子さんの本の中で、

にもっともインパクトを与えた一節は・・・

大事なことは、「伝えたい」(話したい)という気持ちを育むこと

・・・でした
人と関わって生きていくことは、
「伝えたい」という気持ちが一番の鍵になっているという事実!
伝えたい気持ちは、
自分を表現すること、
自分を認めてもらうこと、
そして、
相手を受けとめること、
相手を認めること、
長じて、
社会で生きる力の原動力と
となると思うのです。
わたしたち、「できないことをできるようにする」という目的ばかり
優先しすぎているような気がするのです。
そうではなくて、
その子の持っている力を伸ばしていくことが大切なのではないか
と思うのです。
例えば「ことば」
言葉を知っているだけでは、使えるようにはなりません。
明石さんは、著書の中で、次のように記しています。
「朝顔」一つ見る場合でも、「朝顔が咲いているよ」という大人の言
うことばを聞いて(耳に入る)、「朝顔」や「咲いている」という言葉
の内容を理解し(理解言語)、朝顔を見て、「朝顔さいてるな」と気づ
いて、朝顔を指差したり、手で触ったりして、これから口から「朝顔咲
いたね」ということば(表出言語)がでてくる。
このように、ことばが出てくるまでには、伝えたい(話したい)心が
育ち、脳の中でいろいろな感覚がうまく統合し、それに応じて口や
手などの身体も動かなければならないのです。
その子の持っている力を活かして伸ばして、
伝えたい「心を育てる」ことが、
一番重要なのではないかと思うのです。

は、「伝えたい心を育てる」という箇所を読んだ瞬間、
思わず、自分の授業をふり返りました。

(心中語)
「伝えたいという気持ちを育まないまま、授業をしているのではないか?」
「伝える喜び」を感じさせないまま、「やり方」を示して練習しているだけの
授業になってはいないか?とふり返ったのです。
「できないことをできるようにする」だけを目的としてしまって、
心を置いてきぼりにしてはいないかと・・・
日々、注意していきます!
「心の育み」に気づかせていただきました。
いま、

は、「ふり返らせてくださってありがとうございます」
の気持ちでいっぱいです。
だれかに自分を伝える喜びを知ること、
伝わる喜びを知ること、
心が育つことで、
「伝えたい」という世界は、次第に広がっていきます。
一緒に何かをするという喜びを得るということから
一緒に何かをしたいという心が育っていくこと・・・
これが、
最終的に自立に結びつき、社会の中で生きていく喜びとなるのだと思います。
容れものだけを用意する
・・・これが、子どもの心の育みを無視する関わりとなっていることを思います。
「できないことをできるようにする」のは、
ただ、容れものだけを用意していることになるのではないかと気づきました。
「お仕事がんばります!」は心からの要求です。
ことばだけではありません。
・・・心を育んでいくことを一番に見据えることの大切さを、
明石洋子さんの本は、

に伝えてくれました。
ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
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