星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

フリースクールでのSST②『変身!ゲーム』

2009-05-14 18:39:08 | フリースクール 今日のひとコマ
星槎教育研究所フリースクール・個別支援センタースタッフのGENです


本日も、フリースクールでのSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)
についてのご紹介です



発達障害のあるお子さんのなかには、「見る」ことが苦手なお子さんがいます。


例えば…
「見たことを覚えてられず、新しい知識の獲得が遅れてしまう子」
「全体像から細部まで見わたせず、場の空気が読めない子」
「注視ができず、重要なポイントを見落としてしまう子」 などなど。

トム・クルーズがディスレクシア(読み書き障害)であることは、
みなさんもご存知かと思います。彼は読字が苦手で台本を読むだけでは、
台本の台詞を覚えることができません。台本を誰かに読んでもらい、
台詞を視空間情報から音声情報に変換をすることで、
台本の台詞を覚えています。


まさにトム・クルーズは「見る」、ということが苦手な
典型例と言えるでしょう。



写真の様子は、先日フリースクールで行った「変身ゲーム」
での1コマです
(変なおじさんではありません



やり方は、①変身する人は、変身する前の姿を子どもたちに見せます、
②変身します(メガネをかけたり、ネクタイをはずしたり、靴を履き替えたり、
ボタンをはずしたり、などなど)、③変身してきた人が、
変身前後でどこが変わったのかをみんなで見つけます。


普段は見ることが苦手で、注視がなかなかできない
お子さんも一生懸命見ています。


SSTはトレーニングではありますが、ゲーム性を
取り入れて子どもが楽しくできることがとてもとても重要です


楽しみながら、「見たことを覚えている」「細部まで見る」
「注視する」練習に取り組みました


ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
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