【大阪医科大学中央資料館(旧京都帝国大学理科大学)】
・・・『かくて移り行くこの世の栄華』 こう言ってアンは笑ったが、 その笑いには微かな哀愁がこもっていた。 かつての日に愛着を持った古い神殿は、 最早成長してそんなものに 興味を感じない年頃になっても、 倒されるのを見るのは愉快ではなかった。 【「アンの愛情」 第1章】 |
今日は雨となりました。
室内の気温は18度ですから暖かい方でしょうが、
日射しがないからでしょうね、寒く感じます。
とは言え、ストーブを付ければすぐ暑くなりますし、
消せば寒くなり、中途半端な暖かさ。
ここはやはり何らかの “火” が恋しくなります。
手を温める事が出来るような。
こんな時思い付くのは、火鉢の存在。
ただ、機密性の高い現代の住宅では無理でしょうね。
せいぜい鉢カバーや鉢として利用するくらいが無難かも知れません。
さて、昨日はもう一つ寄り道。
見るからに古色蒼然たる建物。
ここは一体、どこ・・? 状態。
実は、大阪医科大学構内。
かなり老朽化していますが、
まだこんな建物が残って
いました。
大阪医科大学は、
1927年(昭和2年)創立。
歴史のある大学です。
しかしながら、農場に
続いて、ここでも京都大学。
(冒頭の写真)
1929年(昭和4年)に、
現在の京都大学大学院理学
研究科の化学研究所本館
として竣工したと言いますから
驚きです。
1949年(昭和24年)、化学研究所が京都大学に移るまで使用され、
その後は、大阪医科大学中央資料館となったようです。
勿論、老朽化のため現在は使用されていません。
両大学は、こういう繋がりがあったのですね。
道理で、密接に連携しているのですね。