この夕方は喋り尽くしてしまったので、 アンは心行くばかり空中楼閣を 築くのに余念なかった。 暗紅色の髪を編んで花冠のように 巻き付けた、格好の良い頭を窓枠に持たせ、 灰色の目は、小暗い池に落ちた 月光のように輝いていた。 【「アンの友達」 1.】 |
ちょっぴり寝坊した朝は、
太陽燦々。
既に日は、
高く昇っています。
相変わらず気温は低い
ながら、それでもこんな朝は、
気持ちいいですね。
思い切り深呼吸して、
一日の英気を養っています。
そんな今日。
「黄梅(オウバイ)」 が
咲きました。
尤も、この黄梅、
梅であって梅ではありません。
実は 「ジャスミン科」。
黄梅の名前は梅の季節に
咲くから付けられたとか。
それどころか、
梅もジャスミンも香りの花
ですのに、この黄梅には
香りはありません。
香りがなければ・・。アン も顔負け? のこの方法。
そう、「想像の余地」 の出番です。
香りを付けてしまえばいいのですものね。どんな香りがいいかしら・・?
さて、硝子の瓶に入っているのは、今年のポプリ。
三色菫や一年中咲く、ゼラニウムなど。
今の季節は空気が殊の外、乾燥していますので、
本当に簡単。乾かしながら飾るのにも最適です。
そうそう、ツリージャーマンダーは今日もリースに。
成長著しいこの木、伸び過ぎて困っていましたから丁度良いと。
おまけに日にちが経っても、この葉っぱは採った時のまま。
香りも良いと来ています。後でシナモンなどをくっ付けましょう。
ここも一気に癒しコーナーとなりました。