【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

桜色の午後のティータイム

2014-03-31 20:02:52 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編













彼女は隅の食器戸棚の方へ行って、
戸棚を開け、ウイスキー瓶や、ソーダ水や、
グラスを取り出した。
「おばさんの所はまるで びっくり箱 ですね」
とダーモット・クラドックは言った。
「そんな物が戸棚にしまってあろうとは、
夢にも思いませんでしたよ・・・」                  
         【A・クリスティー作 「鏡は横にひび割れて」】






   3月最後の今日は、朝からスッキリとした青空になりました。
  今日も鶯が美しい鳴き声を聞かせてくれます。

   ところで暇があれば庭に出ている私。
  ついこの間まで何もなかった地面にツンツンと、
  ドクダミが新芽を出しているのを確認。

   6月には採集し、お茶にしますから有り難いのですが、
  毎年、根こそぎ引き抜いていますのに、物凄い繁殖力。
  この生命力、あやかりたいものです。
  












     さて、桜も少しずつ綻んで来ているようです。
    随分、久し振りとなりましたね。

     桜色に染まった午後は、
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
    今日は、先日の 【桜葛湯】 をご用意しました。
    ~なんて。

   桜の季節になるまで首を長くして待っていましたものね。
  それこそ、秘密? の戸棚にしまい込んで。

   そう言えば友人からは良く、
  「リラの家は、びっくり箱のようね」 と、言われます。

   さあ、季節限定の桜の写真も用意しました。
  カップは桜ではありませんが、こんな春らしい色の物が出て来ました。
  奇しくも桜色ですね。お花は、撫子(なでしこ)でしょうか・・。

   葛湯は、どこか懐かしい仄かな桜味で、ほっこり気分。
  「癒しの葛湯を召し上がれ~!」