【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

物語の続き~想像の魔法

2014-03-09 19:40:20 | リラのお気楽ユメ日記













こうして自分の部屋に
一人でいるのが私は好きだ。
ねずみたちも楽しく過ごして
いると思うと嬉しくなる。
又、私の小さな所有物からも
非常な喜びを感じる。
これらの物は他の誰にも
何の意味もなさないのに
私には特別の意味を持っている。
(中略)
ここへ来るや否や
私は自分の王国へ入った事になる。
ここで 本を読み ―― ここで 夢想に耽り ――
窓辺に座って 空想を詩
形作って行くのが好きだ。            
                【「エミリーはのぼる」 第16章】
 













   真冬並みの気温ながら、こんな薄紫色の優しい空で明けました。
  どう見てもこの空は、鋭角的な冬の空ではありません。
  ここでも、ひしひしと季節の移ろいを感じます。

   そう言えば、3月の誕生色は山桜の薄桃色なのだそうですね。
  (山下景子著 「美人の日本語」 より)

   今日のこの空は、やがて来る桜の季節を思わないでもありません。
  およそ20日間のワクワク、ドキドキ。待ち遠しいですね。













   午前中は太陽燦々だった
  空も午後には真珠色の空に。

   そして、まだまだ
  外は寒い・・。
  ~となりますと。

   どうしても家の中で
  過ごす事になりますね。

   そんな時、私には
  格好の場所があります。

   そう、屋根裏的雰囲気を
  持った、セピア色の部屋。

   恒例の 「想像の余地」
  と共に、どっぷり
  アン気分に浸れる場所。

   ここではアヴォンリーと
  同じように、ゆったりした
  時間が流れます。

   アン のように詩を朗読
  してみたり、はたまた清書してみたり。

   それも絶対に、キーツかミルトン? という念の入れよう。
  ~なんて。

   視界に入る物も手動の蓄音器、ラヂオ、黒電話等など、
  すっかりアナログの世界です。なぜか心地良くて。

   アラッ!? 階下が騒々しくなって来たようです。
  どうやら リンド夫人  のお出ましのよう。
  お茶の時間が始まりますね。マリラ を手助けしませんと。