【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

記憶の封印~その2

2014-03-05 16:25:08 | レトロ(素敵)な空間~散策

【車の通行OK。採れたての苺の販売も】










「私の生命から何かを
引き裂かれるような気持ちだわ」
アン はしゃくり上げた。
「ああ、誰かいい人たちがこの私達の家に
来てくれればいいけれど ――
さもなければ
空いているままだったらいいけれど。
その方が夢の国の地理もわきまえず、
この家に魂と体を与えた歴史についても
何も知らない遊牧民などに
荒らされるよりもましだわ。
もしもそんな種族がここへ来たら、
たちまち荒れ切ってしまうわ ―― 
                 【「アンの夢の家」 第40章】





   今日は雨となりました。ただ冷たい雨ではありません。
  二つ玉低気圧が日本列島を北上中で、
  どうやら全国各地、荒れ模様のお天気のようですね。

   こちらは意外にも暖かい雨です。風もありません。
  お陰様で待ちに待った薔薇も、やっと綻びつつあるようです。
















   さて、昨日掲載しきれなかった写真が、
  もう何枚かあります。そんなこんなで今日も昨日の続きを。
  補足的なものと捉えて頂ければ幸いです。それにしても・・。

   昨日の 『クリスティーの世界』 と、
  今日の 『アンの世界』

   A・クリスティーとモンゴメリー、作者は違っても、
  まるで同じ人物の文章のようですね。

   チムニーズ館の住人が代わっても
  建て替えられなかった事を喜ぶ昨日の会話(バンドル譲)と、
  単なる引っ越しなのに、これほどまでの家への思い入れ(アン)。

   二つの世界は、価値観を共有しているのが分かります。
  私の大好きな所以(ゆえん)です。

   そうそう、リラ版 【雪の女王】 と呼んでいた
  白い花をたわわに付けた梨の原木はどうなるのでしょう。

   そう言えば開花、もうそろそろですね。
  これは、かろうじて間に合うでしょうか・・。

   そして一面の 「蒲公英(たんぽぽ)」 の原っぱも。
  公孫樹並木は・・? 今年はもう見る事が出来ないのですね。